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 奇数月恒例の『奢らせて頂きます!』、ついに今回で5年目に突入します。知り合いが増えれば増える分、まだまだ続けていきますので、どうぞ今年もよろしくお願いします。
 さて、今回はベーシストの関谷友貴君に登場頂きました。TRI4TH としてもお馴染みだと思いますが、TRI4TH メンバーは既に3人が登場しているので、このバンドでは最後の出演者となります。せっかくなので、それぞれのメンバーの回を、改めて見直してみましょう。

・2011年9月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』11.(藤田淳之介編)
・2012年9月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』17.(織田祐亮、陽子編)
・2013年5月…〔竹内大輔の『奢らせて頂きます!』21.(伊藤隆郎編)

 面白い事に、それぞれが1年毎に行われているのですが、今回が2014年1月になるので、そのルール?は最後まで保たれた事になりました(笑)。言わば3年掛けてそれぞれのメンバーとサシ飲みをしたわけで、流石にそれだけ年月か経っていると、バンドに対する思いもメンバーによって違いがあって、なかなか興味深い事になっています(そもそも藤田君との回は、自分がまだ TRI4TH に加入してませんでしたしね…)。
 …というわけで満を持して?TRI4TH としては最後に選ばれたメンバー、関谷君とのサシ飲みのスタートです。関谷君とは、彼自身がリーダーとなる“黒船”というバンドでも一緒な為、話題も豊富であるに違い有りません…。場所は関谷君の現在の自宅近くの北区滝野川付近にて。正に地元のお店…という感じの所に行かせて頂きました。ちなみに、開催されたこの日は、わたくし竹内大輔の誕生日…。誕生日に『奢らせて頂きます!』を行うところに、何だか究極的な奉仕を感じます(笑)。それではどうぞ御覧下さいませ!

     


 ●日時…2014年1月29日 ●場所…滝野川 ●お店…まる和


竹内(以下、緑で表示)「ファイナル、お疲れ様でした。

関谷(以下、栗色で表示)「ファイナル、お疲れ様でした(笑)。まず、そこから?」

「まあ、別に TRI4TH のファイナルには触れなくても良いんですけど…(笑)。」

「ははは、まあ…ね(笑)。」

「このお店はよく来るんですか?」

「うん、まあ、ちょこちょこ…。」

「だって、家がもうそこでしょ?」

「そう、もうね、徒歩…1分(笑)。」

「なんかお店に着いた時に、向こうの方からチラっと関谷君が出てきたから(笑)。」

「そう(笑)。よく見る風景でしょ?」

「良い感じのお店ですね。隠れ家的な…。
 うちの近くにも、こんなお店があったらなあ…。」

「チェーン店が多いとか?」

「チェーン店が…増えましたね。なんか、自分の家は池袋からも歩けるから、
 どちらかというと池袋周辺にお勧めのお店は集まるようで…。」

「まあ、そうだよね。でも、うちの近くも、このお店と…、あと1軒、
 中華屋で迷ってて、落ち着けるからこっちが良いなと。」

「あ、うちの近くは中華屋が多いですよ。勧められるかは別として(笑)。
 たぶん、住んでいる人も中国系が多いのかもしれない…。」

「あ、そうだよね。池袋のスタジオ Dede の向かいの伝説の中華屋もあったし…(笑)。」

「あれ、結局、行きそびれちゃったなあ…(笑)。」

「まあ、また一緒にレコーディングやりましょう(笑)。」

「そう言えば、レコーディングと言えば、、、あれは…、あれは(笑)どうなんですか?」

「黒船ですか(笑)?…引き出してきますね(笑)。」

「あはは(笑)。」

「いや、順調、順調よ、今のところ。なんか今、モーション・ギャラリーっていう、
 インターネットで基金を集めるサイトの主催者とやり取りをしていて…。」

  

「主催者?…あれって、主催者とやり取りをするんですか?」

「主催者って言うか、サイトの運営者。」

「なるほど。」

「それで、レジュメみたいなのを送って、そしたらコンセプトに凄い興味を
 持ってくれて。三味線と島唄と…って。そしたら、『日本の伝統芸能を
 日本人が忘れない』…というキャッチフレーズも考えてくれたりして。」

「やってる音楽は前衛的みたいな(笑)。」

「そうそう、勿論です(笑)。ジャズと引っ括めると。何だそれはーって。…まあ、
 まだ音楽は聴かせてないんだけど、送った文章にグッときたらしくて、それで、
 もう掲載許可はもう貰ってて、あとはサイトに載せる文章とか、プロモーションの
 ムービーとかを、まとめてあげて、ファンドがスタートする…って感じです。」

「へー。…で、お金を出してくれた方に、特典を差し上げる…って事ですよね。」

「そう、高音質の USB メモリを差し上げたりね。」

「はいはい。」

「お金を出してくれた方を、打ち上げに招待してくれる…とか。」

「…お、巻き込んでくる(笑)。」

「ははは(笑)。…でも、設定を5万円にしてるから。結構ハードルは高いけど。」

「そうですよね。でも、他にも特典が付いてくるんだから、
 もしかかしたら5万円でも出す方はいるんじゃないですかね。」

「ね。蓋を開けてみないと分からないけど…。結構アンナちゃん里アンナさん)
 ノリノリで、例えば、もっと高い金額を出してくれた人に、その人だけの為に
 ライブをやろう…とか、アイデアを出してくれて。」

「おー。それは凄いなあ…。」

「でも、ライブをする自体にお金が掛かったりするから、幾らに設定すれば
 良いのか、結構難しいんだよね。それこそ10万円とか…。」

「そうですね。せめて、その人の自宅でやるとか…ねえ。」

「なるほど。」

「確かに、考えるとキリが無くなりそうですな…。」


ーーーーー今日という日は…ーーーーー


竹内「今日、hanamas の2人と演奏の仕事だったんですけど、2人からビールを頂いて。」

関谷「へえ。…あ、誕生日おめでとうございます!」

「あ!ありがとうございます(笑)。そうだそうだ。そうなんですよ。」

「どんなビール貰ったの?…外国のビール?」

「なんか、ノルウェーのビールらしく、日本酒で真澄ってあるんですけど、
 そのナントカ7号っていう酵母を使ったビールらしくて…。」

「おおー。」

「なんか、真澄と直接関係があるかは分からないですけど、ラベルには
 『真澄』って漢字で書いてあって…。しかも、ビールなのに13度もあって…。」

「マジで?…酔いそうだね。」

「ね。ここぞという時に飲もうと思ってます。」

「イイですね。…実は、俺もあるんですよ。」

「えー。」

「今日の為に、竹内先生にピッタリの物を!」

「おおーー。…ん?」

「都電モナカです(笑)。」

「ええー!?…こんなのあるんだ。」

「え、知らない?…あの竹うっちゃん(関谷君は竹内の事をこう呼びます)
 が…知らない!?…それは、ちょっとあれっすね(笑)。」

「いやー、知らないですね。」

「これをね、織田家に今日行く前に、織田祐亮と買ってきたんですよ。」

「あらー、ありがとうございますね。」

「しかも、なんか中がすごろくになっているらしくて…。」

「はい?すごろく?…どゆこと(笑)!?」

「なんか、そうらしいよ(笑)。」

「??…ま、これは家に帰って確認する事にしましょう。」

「まあ、楽しんで下さい。だいぶ面白い内容になってる筈なので。是非是非。
 …ね、やはり、ただ奢られるだけじゃね。俺のプライドが許さない…(笑)。」

「あ…、はあ、そうですか(笑)。はい…。」

「はっはっはっは(笑)。」


ーーーーー避けられない話題ーーーーー


関谷「TRI4TH はどうなっていくんでしょうねぇ。」

竹内「そうですねぇ…。」

「しっかりと、年間の予定を経てないと…。」

「俺も…、今日の話題の2大巨頭は、黒船と TRI4TH の今後…ですからね。」

「…まあ、そう来るとは思ってましたけどね(笑)。」

「あはははは(笑)!」

「まず、まとめが作られているのがウケるけど。」

「まあ、それしか無いですからね。」

「でも凄いね。毎年 TRI4TH メンバーは1人ずつやってるんだね。」

「そうですね。まあ、じゅんじゅん(藤田淳之介君)の時は、
 まだ自分が
TRI4TH のメンバーに入ってなかったですけど。」

「そうか、内容もそんな感じだったもんね。」

「たぶん、初めて自分が TRI4TH のライブを手伝った、宇都宮のライブ
 TRT4TH 初参加ライブ!参照〕があるじゃないですか。たぶん、
 あの次の月とかに、じゅんじゅんと開催してるので…。」

「なるほどー。だいぶ前だね…。」

「それで、メンバーに入って、次の年に織田君を呼んで…。」

「嫁も付いて来て、、、」

「そうそう、そうだった(笑)。」

「なんか今日、織田情報でさ、うちの嫁も…関谷夫妻を
 奢ります…みたいに書いてたって言ってたんだけど。」

「書いてないですよ!」

「書いてないよねぇ。…ええっ!?って(笑)。」

「…いつから、そんな話しに…。だって、奥さん、メディアに出ないでしょ。」

「そう、だからその話しをしたら、今日は竹うっちゃんに奢られに行って
 くるけど、俺の肖像権も発言権も全て提出した形で奢られるから。
 …って言ったら、『うん、私は行けない』…って言ってた(笑)。」

「あはは(笑)、まあ、そうですよね。そして、忘れた頃に完成するという(笑)。」

「覚悟が無いとね(笑)。そして、酔っぱらってるから、何を
 話したのかもあまり覚えてないっていう…(笑)、危険度があります。」

「俺は、ちゃんとシラフで書きますからね♪」

「大変だよね。」

  

「本当は、ここで頼んだ物の味とかも伝えたいんですけどね。あー、この串、美味い!」

「大山鶏は…裏切らないっすよね。たまに、お店に揃って無い時があるんですよ。」

「そうなんだ。なんか、大山鶏のハツ、本日限定3本って書いてあるんですけど。」

「ホント?…これ、じゃあ、3本のうちの2本…(笑)。」

「あらら。俺、焼き鳥だとハツが一番好きなんですよ。」

「残りの1本食べる?」

「うーん、ちょっと自制しておこうかな…(笑)。」


ーーーーー続、避けられない話題ーーーーー


関谷「逆に、竹内トリオの展望はどうなんですか、今年は。」

竹内「逆に?…(笑)。」

「逆にじゃないけど(笑)。」

「まあ、あのトリオは、自分が TRI4TH や黒船をやって思いますけど、あまり
 細かい事を考えないで出来るような位置付けにしてるって感じなので…。」

「あー。」

「ただ、ライブの事だけ考えたい…と言うか。そんな状況に
 年々なっていっているような気はしますね…。」

「へー。まあ、ピアノが主体でね。他のメンバーも自分の事を
 分かってくれる、ツーカーな感じもあるしね。」

「なんか、新曲とかやらない限り、もうリハーサルとか要らないというか…。」

「素晴らしい。」

「前と同じ事をやってくれ…なんて、これっぽっちも思ってないし。」

「むしろ新しい感じの方が良いもんね。」

「そう、前にトリオのライブで、TRI4TH の“Everybody Knows That”を
 やったんですよ。当日、お店でのリハだけで。結構良かったですもん。」

「ホント。まあ、そうだよね。」

「ちょっとテンポを上げてやってみて…。」

「へーー。」

「なんか、トリオのレパートリーに、ああいう感じの曲調が今まで無くて…。」

「そうなんだ。」

「そう、暗めの曲が多くて…(笑)。Cm(シーマイナー)!!みたいな(笑)。」

「フラットキーの、マイナーキーみたいな。分かる分かる。」

「ちょっと、あの曲は救われるじゃないですか(笑)。」

「救われる(笑)。キャッチー、キャッチー。まあ、
 TRI4TH は今回、あの曲を選んで良かったっすよ。」

「え、マジすか!?」

「たぶんそう思います。」

「それは、ガンガン書きますわ、その意見(笑)!」

「あははは(笑)。まあ、賛否両論はあるかと思うけど、うちのバンドは
 ドンチャン騒ぎだけじゃないんだぜ…みたいな感じに打ち出せたと思うし。」

「うんうん。なんか、回りの界隈の話しを聞くと、わりと TRI4TH は
 ドンチャンバンド?みたいなイメージが強いらしいですもんね。」

「そう。せっかくメンバーの大半がクラシック出身なのに。」

「まあ、織田君の見た目が既にドンチャンだから(笑)。」

「あははは、あいつはチャンチャンだ(笑)。」

「あははは(笑)、既にコミカル。」

「まあ、良かったっすよ。」

「でも、あの曲も、あまり時間掛かってないんですよね。」

「まあ、いい曲って、すぐ出来たりするんだよね。」

「なんか、曲の構成は結構考えて作った気はするんですけど…。
 だってあれ…、よく聴くと大したメロディじゃないでしょ(笑)?」

「あははは(笑)。あれはまあ、企画勝ちかね。コンセプトの勝利というか。」

「そう、だから“Everybody Knows That”…みたいな(笑)。」

「このコード進行も、このコード進行も知ってる感じだけど、
 繋げたら面白くなった…みたいな。分かります。」

「シャープ・キーと、フラット・キーを行ったり来たりするとかね。
 まあ、ピアノ的な感覚なのかもしれないけど…。指使いが劇的に変わるから。」

「なるほどね。その考えは確かに弦楽器には無いかもしれないですね。」


ーーーーー避けられない話題、改めて…ーーーーー


竹内「録音機器の残りが、50分しか無くなってしまいました。」

関谷「あ、それは…あれですね。内容のある話しをしないといけないですね。」

「TRI4TH の話しでもします(笑)?」

「(笑)。TRI4TH の話しでもしましょうか。どうですか。」

「まあ、一応メンバーの皆が話しているので。…あ、じゅんじゅんは違ったかな。」

「時期的にね。」

「タカオさんはもう…、TRI4TH の話ししかしてないですから(笑)。」

「バンドを愛を感じる内容でしたね。」

「うん、バンド愛を感じる編集でしたね。」

「はは(笑)、そこ!?」

「…まあ、とりあえずツアー・ファイナルが終わったから、
 新たな流れを作らないといけないのでしょうけど…。」

「まあ、カバー曲…なんですかね。でも、個人的な想いとしては、カバーを主軸に
 していくんじゃなくて、カバーもあって、自分達のオリジナルも引き続きやってく…。」

「まあ、そうですよね。そもそもオリジナル曲ばかりやっているイメージの
 人達だって、カバー曲をポンッて出したりしますからね。そして、ここは強く
 言いたいんですけど、皆、ジャズ・スタンダードとかって、言うほど通ってきて
 ないじゃないですか(笑)。それでスタンダード集やってます!…って言うのもね。」

「うん、そこは俺もちょっと心配なんだよね…。」

「だからホントに、これぞ TRI4TH!…的なものが無いと、フワフワしてきそう
 なんですよね。“Moanin'”とか、この前やりましたけど。メンバーの皆は、この曲に
 どれだけ思い入れとか、何度演奏してきた事があるのかな…って。自分なんか、
 高校の時から弾いてますもんね…。しかも、今でも色々な場所で普通に弾くし。」

「俺、実は“Moanin'”で、ギブソン・ジャズギターコンテストに出て、
 ジャズライフ賞を取ってるんですよ。凄い昔(笑)。」

「へー、凄い。ギブソン!?」

「そう、凄い若い…十代の子がいて…どこで知り合ったんだっけな…、まあ、どこかで
 知り合ってて、それである日電話が掛かってきて、ギブソン・ジャズギターコンテストの
 本戦に出る事になったんですけど、友貴さん、“Moanin'”のアレンジして頂けませんかって。」

「ほおほお、へー。」

「それで、狂ってるアレンジしたの(笑)。」

「あははは(笑)。得意の!…まあ、そうなんでしょうね、きっと。」

「そして、その時の審査員…誰が居たんだっけなあ…酷評を
 受けたんだけど、何故か賞を取ったっていう…(笑)。」

「まあ、インパクトは大事ですからね。」

「…そう、だから俺も思い入れのある曲なんですよ。」

「でもなんか、 TRI4TH アレンジの“Moanin'”、結構好評っぽいですね。」

「ね。結構ずっと聴けるよね。あまり他のアレンジを知らない分、
 新鮮なアレンジを我々は出来るのかもしれないね。」

「そうですね。あれはあれで…良かったと思います。」

「まあ、勿論オリジナルで勝負しなきゃいけないんだと思うけど。」

「はい。」

「意外と、リアル・ジャズミュージシャンが TRI4TH の事を結構知ってて。」

「へえ…。あ、でも自分も言われるかもしれない。たぶん、いわゆるジャズの
 ミュージシャンからしたら、うちらは珍しいんじゃないですかね。」

「そうね。そもそもリアル・ジャズ出身のメンバーが殆どいない中で
 形成されてるバンドだからね。それが個性になっているのかも…。」

「なんか、リアル・ジャズの人達が TRI4TH の演奏を
 聴いたらどう思うのかな…ってところはありますね。」

「やはりドンチキなイメージじゃない?」

「それってたぶん、1回聴いて、最初に何となく思ったイメージですよね。自分が
 気になるのはもう少し踏み込んだ部分で、例えばこのアドリブ、ちゃんと
 ジャズ・フォーマットに則ったフレーズになってるか…とか、そういう所です。
 そういうのって、普段からジャズをやってないと難しい部分じゃないですか。」

「ね、分かんないもんね。」

「俺、やっぱジャズをやってるかやってないかって、フレーズ聴いたら
 何となく分かっちゃうし…、アドリブの歌い方とか…。」

「分かる分かる。」

「その辺りがどう見られているのかが気になります。」

「そうですね。」

「もう、自分は客観的に見れないから…。」

「うん。まあ今回のアルバムから、竹うっちゃんが全面的に
 参加してくれて、聴こえ方は凄い変わったと思うし…。」

「俺の TRI4TH のイメージって、今でも 1st.アルバムの感じなんですよね。
 曲で言うと完全に、“Wisdominant”と“Yellow Butterfly”です。」

「あー、じゃあ完全にドンチキっすね、それは。」

「最初、あのCDの音源を丸々頂いたんですけど、そこが一番印象的に
 残ったというか…。ああ、こういう音楽もあるんだな…って。
 曲の流れは決められているけど、その展開を楽しむ…みたいな。」

「うんうん。それは 2nd.、3rd.ってやってきて、一貫してやってこれてる
 感じ…かなあ。バリエーションは広がってるような気がするけど。」

「そうですね。」

「まあ、全然どうでも良いですけど、“Wisdominant”は
 俺が19歳の時に書いた曲なんですよ。」

「知ってますよ(笑)。」

「言いましたか…。ガンガン書いておいて下さい(笑)。」

「あははは(笑)。あの曲って、良い意味で異色だと思いますもん。」

「そうですね。リアル・ジャズミュージシャンにも、そう聴こえるんじゃないですかね。」

「そうかも。“Little Italy”とかは、やっぱジャズ寄りの曲だなって感じですし。
 そう考えると、“Wisdominant”の方が衝撃度は上ですよね。それは演奏していても
 感じましたもん。あ、この曲は鍵盤のボイシングも決まってる!…みたいな。」

「あー、それはあるかもね、ピアニスト的に。それは作曲
 している時も大切にしておきたかった部分だったから。」

「そうそう。だって“Little Italy”とかは別に…いいでしょ?」

「あれは…適当適当(笑)。あれは…ジャズ。」

「…って感じですよね。」

「そう、だから TRI4TH とクラブジャズ…っていうのを繋げる
 時に…、そう、クラブジャズってアメリカには無いんですよ。」

「あー、そうらしいですね。」

「それで、TRI4TH をサポートしている時に、クラブジャズみたいな事を、
 プロデューサーの須永さんがやりたい…って言われて、それでその時は
 エレキベースしかやってなくて。…で、エレクトリック・アップライトは
 持ってたから、それを弾くようにして、回りのクラブジャズと言われている
 バンドを聴いたりして…、ん?ラテンジャズ?…みたいな。」

「あー、若干その側面はある気はしますね。まあ、言葉から見出だすに、ダンスが
 出来るような音楽で、その中の1つとしてラテンもある…ってわけだし。」

「そうだね。踊れる…っていう。そして4ビートもあって…。」

「低音感も大事だったりとか…。まあ、イメージですけど。」

「それで“Wisdominant”に戻るんですけど、この曲、使えそうだなーと思って、
 メンバーに打診してみて、それで踊れるテンポを探してたんですよ。
 …で、当初よりテンポを遅めてビートを変えて…、良いじゃん、採用!と。」

「なるほど。でも、その潔さも良かったのかもしれないですね。」


ーーーーー徐々に黒船の話しに…ーーーーー


竹内「もう、あのライブ関谷友貴の Live ソムリエ bottle.5!〕から1年ですよ。」

関谷「ね、早いよね。」

「ライブDVDKurofune、ライブDVD『Mariage』発売決定!参照〕
 も出しちゃったし。凄い展開だなとは思いましたけど…。」

「あれはもう、トシさん佐々木俊之さん)のモチベーションが素晴らしい(笑)。
 でも、あのDVDが成功したから、黒船をやろうかなっていう気持ちになったし。」

「あー。成程。」

「トシさんを起用しようとした経緯とか、ホント適当だったんだけど、覚えてる?」

「あ、クロサワでの演奏日本総本店で『TRI4TH AHEAD』インストア・ライブ!参照〕
 の後の、打ち上げの後の、更にもう1軒、池袋でうちらだけで飲んでた時…(笑)。」

「そう、それで俺、だいぶベロンベロンになってトシさんに電話して…(笑)。」

「そうですよね。」

「俺が、電話で初対面で、ドラムを叩いて欲しいんですけど〜…って(笑)。」

「結構、勢いでしたよね(笑)。」

「そう、チャミスル飲み過ぎて、ぐちゃぐちゃで…。でも、あの勢いで…、あの
 竹内トリオで叩いてる人だったら良いに決まってる…って思って電話して
 良かった。そっか、そこから1年か、、、1年、色々あったな〜…。」

「うんうん。」

「まあ、振り返ってもしょうがないので。」

「まあ、トシさんは楽しそうにやってるから、良いんじゃないですか?」

「ホント、良かった。またアイデア出して貰おう(笑)。」

「黒船の打ち上げ日とか、決まってるんですかね。」

「あー、まだ決まってない。レコーディング、お疲れ様会…だよね。」

「まあ、こういう話しが出来るバンドって、幸せだと思いますよ。」


ーーーーー締めも避けられないーーーーー


竹内「あ、あと録音時間が10分くらいしかないや。」

関谷「あ、早いね。」

「TRI4TH の話しって、しましたっけ?」

「してない(笑)!…“Wisdominant”の話しになって、なんか別の話しに…逸れた!」

「…ま、いっか(笑)。どうせ今後も付いて回るものだし。」

「TRI4TH は、自ずと進んでいくものだと思うし、メンバーのモチベーションも
 高いし、…すぐに爆発的に売れるのには繋がらないと思うけど…。」

「TRI4TH は自分の中で唯一、真の意味でメンバー5人が対等な関係にあると思うんです。」

「いや、あると思う。」

「…そういうバンド、自分では経験してなかったから…。」

「それは俺、理想のバンドなんですよ。黒船は自分のプロジェクト・バンドだから…。」

「あー、俺は実は逆なんですよね…。リーダーがピシッといて、
 そいつが引っ張ってくれる形式の方が、しっくり来ると言うか…。」

「俺は、一番始めに格好いいなと思ったバンドが LUNA SEA だったから。
 そう、LUNA SEA はホントに、全員が対等なんすよ。」

「ふーん。まあ、そういう部分なんですかね。ルーツと言うか…。」

「そう、なんか竹うっちゃんが入る前の TRI4TH では、ジャズ演奏の部分に関して、
 結構俺がイニシアチブを取っていたところがあって。メンバーがどう思っていたかは
 知らないけど(笑)。でも、竹うっちゃんが入ってくれたお陰で、自分のその部分の
 負担がグッと減ったというか…。俺も5分の1で良いのかなって思うようになった。
 だからその意味では、前よりリラックスして触れられるようになったっていうか…。」

「だって、皆、知らなさ過ぎるんだもん。コードの
 書き方とか、コードに対するアドリブの取り方とか…。」

「はははは(笑)。いいね、盛り上がってきましたね。」

「あ、でも、そろそろ締めて貰わないと…。」

「え、突然の終了?」

「すみません、時間が…(笑)。」

「まあ、今年も楽しく過ごしたい…ですね…。」

「あれ、それで大丈夫です?…まあ、それが一番ですよね。」

「人のディスりで終えるという…(笑)。」

「まあ、この記事も、いつ書き終わるのか分からないんですけどね。5月に
 行ったタカオさんの回が、書き終えたのが12月だったから…(笑)。」

「ほお、そしたら今回を書き終えるの、下手したら
 来年になる可能性は十分にあるよね(笑)。」

「えー、それは無いと思うけど、、、流石に避けたいなあ(笑)。」

「もうファンドも終わってるわ。」

「あはははは(笑)。」

  


 ☆本日の注文品

・生ビールジョッキ(550円×3点)…1650円
・キャベツの浅漬け…400円
・モツ煮…580円
・鶏タタキ…450円
・大山鶏ハツ(200円×2点)…400円
・大山鶏レバー(200円×2点)…400円
・大山鶏モモ(220円×2点)…440円
・ホイル焼き…480円
・まんさくの花槽しずく(750円×3点)…2250円
・信州蕎麦並盛り…500円
・お通し(300円×2点)…600円

 計8150円!…奢らせて頂きました!!

 ※黒船は、CDリリースのプロジェクトを、Motion Gallery で
  スタートさせています。詳細は➡こちらを御覧下さい。

 ☆関谷友貴君のHP…http://www.peaceofcake.net

 ☆滝野川まる和のブログ…http://blog.livedoor.jp/maruwa39174522/

拍手[2回]

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【“Wisdominant”を19歳で作曲。】
この曲は竹内さんが正式加入する前のあるライブで聴く機会があっ
た時、完全にTRI4THにはまったわ、と思った想い出の曲です。
関谷さんは確か“Saltydog vs Butterdog”という曲も19歳で、とライブで語っていたのを聴いたことが…鬼才としか言いよう
がございませぬ。きさくなきさいですね(笑)。
竹内さんのジャズ・スタンダードに対する思いや、リアル・ジャズ
の人達の反応への思いとか、竹うっちゃん加入後の関谷さんの変化
など、興味深いところたくさんあってまた労作を楽しんじゃいまし

【19歳で作曲…】
…というのが、そもそも自分にとっては目から鱗でありまして…。
自分が本格的に曲を作り出したのは、それこそ26、27歳くらいの
頃だったと思います。そして、継続的に作り出しているのは、
もう今の竹内トリオをやり出してきた時ですからね…。非常に
尊敬すべきところでもありましょう。きさくな奇才ですが(笑)。
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絵文字:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

全曲オリジナル収録の最新作、
4th.CD アルバム『Voyaging』
発売中!(2015.4.15 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

・トレイラー公開中


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 “In A Sentimental Mood”収録)
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●詳しい曲解説はこちらへ!

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 From Spartacus”公開中!


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   Pictures-photo

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SME Recrods からの
メジャーデビューアルバム
『ANTHOLOGY』のMV
“Maximum Shout”公開中!


初のカバーアルバム
『Hybrid ROOTS』に
収録されている、TRI4TH
自身によるセルフカバー
“FULL DRIVE”の MV 公開中


TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』
の ED を飾った TRI4TH 楽曲
“DIRTY BULLET”の MV 公開中


TRI4TH、6th CDアルバム
『4th Rebellion』の MV
“Rebellion”公開中


同“Guns of Saxophone”公開中


TRI4TH & カルメラ
スプリット・ミニ・アルバム
『HORNS RIOT』のタイトル曲
MV“HORNS RIOT”公開中


5th CDアルバム
『Defying』の MV
“Green Field”公開中


同“Sand Castle”公開中


ベストアルバム
『MEANING』の PV
“Dance 'em All”公開中


4th CDアルバム
『AWAKENING』の PV
“Bon Voyage”公開中


同 PV“Freeway”公開中


3rd CDアルバム
『Five Color Elements』の PV “Evervbody Knows That”公開中


2nd CDアルバム
『TRI4TH AHEAD』の PV
“TRY AHEAD”公開中


Music Video
“Introduction Pt.3”〜
“The Return Of Nautilus”公開中


Music Video
“YOISURA”公開中


Music Video
“行きゅんにゃ加那節”公開中


Music Video
“豊年節”公開中


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