この日は、竹内トリオの新年最初のライブという事もあり、演奏したい曲が沢山ありました。実はこのトリオではライブをやるにあたって、選曲、曲順は基本、ライブ当日に会場で決めています。勿論、幾つかやりたい曲は事前にメンバーに伝えてはいますが、ライブ直前に決める事が全体的に多いです。
特にこの日は、当日決めた曲が多かったような気がします。…というのは、この Sometime というお店は一見様のお客さんが多く、自分達の事を知らない方々が多数含まれると思ったので、ジャズ・スタンダード曲ですとか、カバー曲を多めにやろうと最初は考えていたのですが、いざ客席を見渡してみると、結構顔見知りのお客さんも多く、これはやはり自分達らしい音楽をそのまま追求した方が良いのではないかという考えに変わっていったからでした。
…結果、今回披露したカバー曲(ジャズ・スタンダード曲を含む)は、“Close To You”、最近アレンジを施した“In A Sentimental Mood”、そして“Spain”と“Tombo in '7/4”の4曲に留まりました。今回はアンコールを含めて全12曲演奏したので、どちらかというとオリジナル曲が多めのライブとなったわけですが、これが吉と出ていたと思います。沢山の拍手に迎えられ、最高の形で新年最初のライブをやり切りました!
今回、トリオにとって新曲となる曲を取り上げました。それは“Everybody Knows That”で、これは昨年に自分が TRI4TH に提供した曲でもあります。また、TRI4TH としてPVにもしたので〔“Everybody Knows That”PV公開!参照〕御存知の方も多いかもしれませんが、これを敢えてトリオで演奏してみたのです。
そもそも、この曲は最初から、トランペットとテナーサックスの2管でテーマを演奏する事を前提に作った曲なのですが、作曲中は勿論自分はピアノで作っていたわけで(笑)、それならばトリオでも出来るのではないかと思って挑戦してみたのです。当然、本来管楽器でメロディをとる所も今回はピアノで弾くので、少し印象は異なる感じだったでしょうか…。それではと、敢えて原曲よりテンポを上げ、軽快感も出してみて、爽やかな雰囲気のジャズワルツ…といった感じも出してみたのでした。
これはなかなか好評で、軽快感を出した結果、曲にもスピード感が出てきました。そうなると当然、ソロ中にはスリリングな場面が生まれて、演奏者の音の会話が分かりやすく垣間見えるような、いわゆるジャズらしい楽曲になれたのです。また、曲調的にも今までのトリオには少ないタイプの曲だったので、演奏していて新鮮感もありました。やはり曲というのは、演奏者が変わると景色も変わりますよね。
お客さんの入れ替えも多少あったものの、ステージの最初から最後まで、ほぼ満席の店内でのライブ。そして妥協を許さない?メンバーとの音の攻防…。やはりトリオライブは楽しいです。2014年もマイペースではありますが(笑)続けていきますので、どうぞ御声援の程、よろしくお願いします!
さて、次回で自分名義のライブは、ついに?第50回目を迎えます。前回の48回目のライブが7周年〔自分名義ライブ48回目、7周年!参照〕だったので、やはり続ける事は大切だなあと思いますが(笑)、久し振りにサックス副田整歩氏を迎えて、トリオ+1の形でやらせて頂きます。会場は、こういったメモリアルな瞬間に使っていきたい(笑)外苑前 Z・imagine にて。アットホームに楽しくやらせて頂きます。日にちは3月9日(日)になります。どうぞよろしくお願いします!
●今回のセットリストです!
・1ステージ 1、Close To You
2、Scramble(オリジナル)
3、In A Sentimental Mood
4、The Night Visitor(オリジナル)
5、Everybody Knows That(オリジナル)
6、Hagatna(オリジナル)
・2ステージ 1、The Day Of The Black Key(オリジナル)
2、La Cantaora(オリジナル)
3、Monte Fiesole(オリジナル)
4、Spain
5、Casa Familia(オリジナル)
・アンコール ・Tombo in 7/4
☆吉祥寺 Sometime のHP…http://www.sometime.co.jp/sometime/index.html
☆池田暢夫のHP…https://sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
☆佐々木俊之のブログ…http://toshi-sasaki.seesaa.net
ノで…なんて優しく心に響いたことでしょう。そしてドラムもベー
スもTRI4TH演奏とはまた違った味わいの良さが…素敵でした。
初めて竹内トリオで聴く“In A Sentimental Mood”と初めて
ではない“Monte Fiesole”が新鮮さの点だけから見て全く同じ
感じなのが不思議なんです。そう、いつでも生まれたて感のあるラ
イブ演奏を、暖かい雰囲気のお店で思い切り楽しくお聴きしました。
ピアノトリオでやろうと思ったのは、ほんの閃きの
ようなものに過ぎなかったのですが、やって良かったと
思いました。そしてこのトリオでは、ライブの新鮮感を
何よりも重視していると思います。ある意味で、全ての
曲をゼロからの状態でスタートさせる…。大事な事なの
ですが、難しいのです。これからも新鮮感を楽しみに!
Z・imagine は本当にリラックスして出来る、自分の
中でも有り難い場所のうちの1つです。その日も
楽しく、そしてまだまだ新鮮感を持ってやっていきたいと
思いますので、どうぞよろしくお願いします!
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竹内大輔の写真日記2 <Loved it!