そして今回のライブは、その修行の報告会と忘年会を兼ねたライブという趣向になっており、一回り大きくなったミキヤの姿を見ようと、色々なお客さんにも集まって頂けた1日にもなったのでした。池田君は、ミキヤの希望で今回はウッドベースを持ち込み、また選曲を見回しても、少しジャズ・テイストが強くなったライブでもあったと思いました。
ステージは、全2ステージとたっぷり行われ、途中にはミキヤのパーカッション・ソロだけの曲や、皆さんお待ちかね?の父親、“さばいばるいとう”を加えた曲も1曲行う等、ミキヤらしさを随所に感じられたステージでもありました。そんな中、ミキヤの楽器回りのセッティングにも色々と変化がありました。まず、何と言ってもカホンを加え、ジャンベをサブ楽器にさせている事が大きいでしょう。ニューヨークを音楽修行して気付かされた事は、色々な楽器で色々な音楽を表現したい…というもので、そう考えた時に、ジャンベだけだと不利と感じるのは当然の事でもあったのです。これは逆に、表現の幅を大きく広げる事にも繋がり、色々なジャンルの曲にも手軽に挑戦出来る事にもなったと思います。
その中でも注目すべきは“Take The A Train”という、いわゆるジャズ・スタンダードの曲を、いわゆる普通にジャズらしく、4ビートで演奏した事でした。今までのジャンベがメインというスタイルですと、ちょっと無理がありそうな選曲でもあります。しかし、今回はカホンをメインにする事で、問題無く演奏が出来たわけで、些細な部分ですが、ミキヤにとっては大きな変化の1曲だったのではないかと思いました。
…とは言え、やはりミキヤが得意とするのは、ラテンの曲であったり、8ビートの曲であったりします。とにかく、ニューヨークで覚えてきたものを詰め込んでいった感じもありましたが、楽しそうに叩いているのが印象的でしたし、何より、楽器同士で会話している感覚が確かにありました。そして、前にも言ったかもしれませんが、自分が叩いているところの“役割”を、以前よりも分かって曲に打ち込んでいる感じがあって、そこが一番の成長だったようにも思いました。
それは、お客さんが盛り上がってくれたのも当然の事でしょう。お客さんの中には、ミキヤを小学生の頃(その頃、既に父親のユニットでドラムを叩かされてました…笑)から知っている人もいて、その人達にとっては非常に感慨深い時間になっていたに違いありません。
ひとまず、2013年の締め括りのライブとして、今回を迎える事が出来ましたが、やはり次なる課題は、今後に向けて…という事になると思います…。これについては、まだまだ色々な選択肢がある年齢なので、多いに悩んで貰って、そして悩みながらも実行していくしか無い感じでしょうか…。勿論、協力出来る事は自分でもするつもりです。そして、また今回のようなライブで共演出来たら素敵なんじゃないかなと思った次第でした。どうもお疲れ様でした。2014年も飛躍の年にして下さい!
☆伊藤樹明のブログ…http://ameblo.jp/djembe-mikiya/
☆所沢 Mojo のHP…http://www.mojo-m.com/
わけていたことです。客席にけっこう難解めな(?)手拍子を煽っ
たり(楽しかったですが)といろいろ趣向をこらしてましたね。
頼もしいお兄様方ふたりとの、スリリングな展開もあり…。
私は樹明くんがフルに演奏するライブは初めてでしたが、さわやか
な時を過ごし、聴けて良かったーと思いました。
伝わったなら何よりです。それぞれ、音楽に対する
想いというのはピュアで真っすぐで、それは本当に
分かってほしい部分ではあるのですが、要はそれらの
表現の仕方が難しいんですよね。まだまだ芽が出始めな
状況ではありますが、温かく見守って頂ければ幸いです!
>にーにさん
先日はありがとうございました。MCアシスト、
心から受け取ります(笑)。今後どうやっていくか、
本当に見物だと思いますので、どうぞ見てやって下さい。
自分も興味深く見守っていこうと思いますので♪