今回のサポートには、ベースにお馴染みの田中晋吾さん、ドラムには初めましての斉藤たかしさんを迎えて行いました。斉藤さんは、晋吾さんからの紹介で今回のライブに参加して頂いた方という事で、ここのコンビネーションは抜群と言えるでしょう。そしてこの上に、久し振りに集まったサックス4管が乗ってきます。この編成の音も、もはや懐かしさが込み上げてくる感じでしたが(笑)、そしてすぐにいつもの楽しい時間がやってくるのでした。
今回、1曲目に“Again”というバラード曲持ってきたのは新しい試みではありましたが、そのまま次に“Love Struck”をお送りし、ノリノリな時間へと繋げさせます。サックスの音も迫力に磨きが掛かり、これぞ GG というステージが展開されていきました。自分自身もここでは久し振りのステージだったのですが、やはり何度も何度も演奏してきた曲だけに、改めて身体に染み付いているんだなと感じました。
勿論、その中で個々の演奏も更に面白い事になっており、それぞれメンバーが今回までに吸収した事を披露し、それをお互いで確かめ合う…みたいな時間もまた刺激的であり、それが現在の GG の魅力的な部分の1つなのかもしれません。そして常に遊び心を持っており、ライブには何かしらの痕跡を残してくれます。今回のライブにも、後半に1つの大きな出来事を起こしてくれました。
…それが、The Linda のボーカルであり、自分の大学時代の後輩でもある永井健に、いきなりステージに上がって貰って歌わせる…というものでした(笑)。今回はたまたま見に来てくれていたのですが、本人に内緒で、2ステージ目が始まる直前にいきなり決めまして(笑)、そして本人も乗っかってきてくれたのでした(実は、きっと乗っかってくるに違い無いと、全員が確信していましたが…笑)。曲は、恐らく歌い慣れているだろう、スティービー・ワンダーの“Isn't She Lovely”。ふと、その事を伝えられた瞬間の永井を見ると、携帯電話で歌詞を検索しているのが窺えました。かなりヤル気だと確信したものです(笑)。
何だか良い時間でしたね。写真から見ても、その様子は窺えるのではないでしょうか…。前に自分が仙台まで行って収録した〔竹内大輔の『奢らせて頂きます』9.(永井健編)参照〕の記事と合わせて見ると、より深みが増すかもしれません(笑)。
そして、お馴染みの“Sappy!!”を終え、アンコールで“Next 10 Years”を手拍子付きで演奏し、今年初のステージは終了となりました。何だか楽しい事があり過ぎで、あっという間の時間を過ごしたような感じがしました。皆さん、どうもお疲れ様でした!…既に現在は8月という時期になってしまいましたが、GG は年内中にあと何回かはライブをしたいという意思はあるようで、今後のお知らせに注目して頂きたいと思います。
やはり、今回も印象的なライブになりましたね。そして、また次回のライブにもそんな期待をしてしまう自分でした(笑)。またよろしくお願いします!
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