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 日にちは7月16日(火)の事になりますが、ボーカルの彬子さんのバンドで、南青山 Mandala にてライブを行ってきました。この日は『夏空アクアリウム』と銘打たれた3マンライブのイベントとなっており、彬子さんの他に、ボーカルのタマルさんという方と、しらいしりょうこさんという方との合同企画となっていた1日でもありました。

    

 ワンマンライブや2マンライブと違い、3マンライブまでになると、普通の対バンライブとの差をどのように工夫するかが見所となってきますが、早速今回のイベントでは、それぞれのステージの前段階として、企画者3人が一同に介して、それぞれの曲を歌う…という時間が設けられていました。
 まず最初に、彬子さんの曲でもある“keep On”を、タマルさんとしらいしさんも交えて歌っていきます。演奏者は彬子バンドの面々で(ギターは除きました)、イントロにはアカペラで3人のボーカリストのハーモニーを重ねて、特別感を演出していきます。これは、彬子さんのCDバージョンのアレンジでもあるのですが、今まで1人では再現が出来なかったので、この日は満を持して、CD通り…いや、CD以上の豪華さを披露する事が出来たかもしれません。正に“夏空”を彩る、華麗なオープニングとなりました。

    

 彬子さんの曲の後は、しらいしさん、タマルさんの曲へと移っていきますが、しらいしさんは弾き語りのスタイルをとる方でもあるので、自分がピアノから抜け、しらいしさんがピアノの位置に座ります。そしてタマルさんの曲では、ギターの寺岡佑が加わる等、オープニングの3曲の中でも、1曲1曲に個性を打ち出すような形にステージに変化を付けさせますが、これもまたイベントならではなのかもしれません。確かに、普通の対バンライブでは見ないような光景が広がっていました。そしてそれは一気に、今回のイベントへの関心へと変わっていく効果があったと思われます。

    

 そんなこんなで、本編が始まりました。まずはタマルさんのステージです。タマルさんは御自身でギターも弾かれますが、サポートとしてギター&バイオリンの方とのデュオ編成でステージに上がっていました。そして、ボーカルに専念する曲等もあったりして、シンプルながらも変化のあるステージを見せていました。

    

 そして、我が彬子バンドは2バンド目の出演となっていました。今回、当初は6曲のステージが用意されていたのですが、実は彬子さんは、オープニングにとあるハプニングを起こしてしまいました。それは、しらいしさんの曲を歌う際に起こったのですが、本来ある筈の歌詞カードが行方不明になってしまい、それを探しなければならない…という時間で、だいぶステージが押してしまったのです(結局、見つかったのは本編後…笑)。これでライブ全体の時間が押してしまうのは申し訳無い…という事で、この日は1曲削って全5曲の布陣でステージに向かったのでした。
 しかし、ある意味でこの選択は吉と出ていたのかもしれません。当初、最後の6曲目に持ってきた曲はバラード曲でしたが、それまでの4曲目、5曲目が、わりと盛り上げ系の曲でもあったので、会場がそのまま温まっている感じで、良い雰囲気で3バンド目に繋げれられたと思うのです。しかも自分達以外は、ベースもドラムも居ない、非常に静かな編成でもあったので、自分達のようなバンド系の盛り上げ曲というのは、この日はある意味で自分達だけの特徴とも成し得ていたわけです。差別化…というと言い過ぎかもしれませんが、これも自分達らしい時間だったとも言えるでしょう。ちなみに、この時は珍しく、ステージ側から写真を撮ってみました(笑)。いつものドラマーである Soki 君に代わり、この日のドラムは中村北斗君でお送りしましたが、何とか証拠が残せて良かったです(笑)。

    

 そして3バンド目には、しらいしりょうこさんの出演となりました。前述の通り、ピアノの弾き語りのスタイルを貫いており、サポートのギターの方との息の合った演奏を繰り広げ、大人らしいステージが展開されていました。1音1音が丁寧に紡ぎ出されており、それはアレンジにも影響されているような気がしました。また、何よりもお客さんの真剣な眼差しが印象的な時間でした。演奏も歌声も、説得力のあるものだったからに違いありません。2人編成ながら、3バンド目に相応しいステージだったのではないでしょうか。

 しらいしさんのステージが終わり、この日のイベントは無事に終了…ではありません。最後に(一応、アンコールという感じでしたが)再度、3人のボーカリストにステージに上がって頂き、コラボ演奏をお届けしたのでした。曲は“蘇州夜曲”で、今度はピアノに自分、他、バイオリン、ギターと、それぞれのサポート役の方達による組み合わせで演奏していき、こちらもまた特別な時間だったと思います。当然、事前の打ち合わせは本番前に合わせた1回きりでしたが、少々のセッション感も加わり、一夜限りの時間が表現出来たような気がしました。非常に楽しい時間でした。

    

 こうして、『夏空アクアリウム』は全ての演奏を終えました。ステージの転換…という視点から見ると、全部で3バンドの出演ながら、相当変化のあった時間が過ごせたのではないかと思いますが、確かにこの日は対バンライブではなく、3マンライブ…と堂々と言える日だったと思います。勿論、多くの方の協力があって実現出来た事でもあり、今回のイベントに参加出来て良かったと思えました。皆さん、どうもありがとうございました!
 さて、彬子さんのイベントへの思いはまだ強いものがあるらしく、次回に予定されている8月20日(火)のライブも、またまた3マンライブなのだとか。会場も大きく、吉祥寺の Star Pine's Cafe と、気合十分です。また是非ともお越し下さいませ。きっと、3マンライブらしいイベントが期待出来ると思います♪

 ☆彬子さんのHP…http://www.akiranochikara.com/
 
 ☆タマルさんのHP…http://tamaruyamada.jp/

 ☆しらいしりょうこさんのHP…http://www.shiraishiryoko.com/

 ☆南青山 Mandala のHP…http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html

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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
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