今日は、お馴染みの黄門御一行バンドでライブの日でした。このお店ではいつも、約40分のステージを合計3回と、それはたっぷりとお届けしています。もちろん、選曲は事前に決められてありまして、それに沿ったステージングというのも(一応…笑)考えられていて、いつも順調にライブは進められているのであります。
しかし、この日は様子が違いました。いつものように、事前にボーカルの恭子さんから曲順表のメールが送られてきたのですが、2ステージ目だけが殆ど空白となっており、その代わり最初の部分に、“ロッキー・ナイト・ニッポン”…と書かれてありました。何か、どこかで聞いたような名前ですが(笑)、要するに、2ステージ目を丸々リクエスト・コーナーにしてしまおうという試みなのです。
確かに、このバンドではよくリクエストを受け付けていますが、その為に事前に決めた曲をやらなくなるという事もよくありました。…ならば、最初から決めなければ良いのではないか!…という発想の元に生まれたのだと思いますが、黄門バンドらしいと言いますか、思い切った試みですよね(笑)。まずは、1ステージを普通に行って、その後お客さんにリクエスト・カードを配布し、後は来るのを待つだけでした。果たして、どんな結果になるのやら…。
それは、右上写真の通りです!…予想以上に来ています(笑)。恐らく恭子さんが、1人何枚でも書いて下さいと言った為でしょうが、これではとても1ステージには収まり切りません。…とは言え、もうこの時点でステージ始まりの時間が迫っていた為に、あまり悩んでいる時間もありません。とりあえず何とかなるか(笑)!…という事で、殆ど決めずにステージに上がってしまいました。
♪~♪「黄門バンドがお送りするぅ、ロッキィー・ナイト・ニッポーン!」♪~♪~♪
…という掛け声の下、リクエスト・コーナーは始まりました。ここは既存の番組?のスタイルに乗っ取り、左上の写真のように全員が座るという、絵的に結構珍しい感じが展開されていましたが(笑)、そして自分がリクエスト・カードを読み挙げさせて頂きました(恭子さんですと、もう小さい字が読めないらしいので…笑)。これがなかなか興味深いリストだらけで、恭子さんのジャズ・スタンダード・レパートリーから、自分のオリジナル曲まで…、究極は、黄門トリオ時代〔竹内大輔の写真日記(~2009)、黄門トリオ!参照〕に演奏していたという曲まで取り上げられていたという事です。よく覚えているな~、と感心するばかりでしたが、流石に今回バンドでいきなりは厳しそうです…。また何かの機会を待つ事にしましょう!
とりあえず、リクエストの数が多い順にやっていきましょう。まずは恭子さんのレパートリーの中でもお馴染みの、“ハナミズキ”、“I Will Always Love you”。これは誰もが納得の選曲ではないでしょうか。そして、ギターの坂上さんへのリクエストとして、ジェフ・ベックの(インストですね)“Cause We're Ended As Lovers(悲しみの恋人達)”を演奏♪…このバラエティさ…、流石黄門バンドです。そして、オールディーズのナンバーから“Diana”をやりまして、ここでお客さんの誕生日祝いもやっておきます(笑)。そして、ベースの植木さんへのリクエストとしまして“星降る街角”、“I Saw Her Standing There”をやって、リクエスト・コーナーは無事終わりを迎えました。数で言えば6曲ですが、非常に盛り沢山な内容だったのではないでしょうか。…これで、この日のイベントはやり遂げた。この時、誰もが思っていた事でした。
…マスターがスーツ姿!!??
いやー、驚きました…。今回のマスター・コーナーでは、マスターはギターを持たずに歌だけに専念するという事で、衣装まで用意しての登場となったのです。お客さんは勿論の事、自分達だって呆気にとられてしまいました(笑)。そして気なる曲ですが、歳とった…じゃなかった、敏いとうとハッピー&ブルー(これ、マスターが自ら言っていた事ですからね!)から、“わたし祈ってます”を演奏しました。これで自分達は確信しました。今現在、黄門バンドで一番やる気のあるメンバーは、紛れも無くマスターです(笑)。…あれ、いつの間にメンバー?…とかは気にせず、今後とも見守ってやって下さい…。さて、今度こそ、この日は色々とやり遂げたと、誰もが思った筈でした…。
ドラムの誠二さんがメイン・ボーカル!?
…ん?…いや、、、
恭子さんがドラム!!!???
マスターが前で歌っているのを見て、触発されたのでしょうか?…そのまま前に出てきたらと思ったが矢先、代わりに恭子さんがドラム椅子に座り出しまして…。一体何が起きるのかと思いきや、恭子さんがドラム・スティックを持ち、そのまま曲が始まってしまうではないですか!…曲は、安部恭弘の“ロング・バージョン”でしたが、これが意外にしっかりとしたリズムを叩いてくれていて…。ちょっと、何気に安定しているじゃないですか(笑)!
…聞くと、人前で叩くのはこれが初めてという事でしたが、どうやら、ドラム演奏に火が付いてしまったようです(笑)。これは、またやる時が来てしまうのではないでしょうか(笑)。…うーん、今後の黄門バンドのスタイルがどうなるのか…怪しい感じになってきましたが、とにかく今日のライブは見所が沢山でしたね…。一体、次回からどういったスタイルでやっていけば良いのか、難しくなってきましたが(笑)、次回は5月21日(金)です。どうぞお楽しみに!
☆五反田 Rocky のHP…livecafe-rocky.com/
のひと言に尽きますね!(笑)
次回、どうなることやら・・・(笑)
まあ、意外と“普通”になる可能性は否めませんが(笑)。
マスターはスーツになる必要はなかった思うけど、余計素人ぽくて良かった。
知らないわけなのですが(笑)、それでも恐らく
新鮮なのであろう事は理解できました。流石に
他でドラムは叩かないでしょう…(笑)。
これからどうなっていくのか…見ものですね♪