ちなみにこの日、自由が丘駅までの交通手段である東急東横線に、人身事故が起きてしまったようで、武蔵小杉駅~菊名駅間の運転を見合わせ、渋谷駅発の電車は全て行き先が武蔵小杉駅行きになってしまっていました。その結果、普段は絶対に見る事が出来ない“特急武蔵小杉行き”の列車が現れ(左上写真参照)、自分はテンションが上がってしまったものでした。あれ…、分かりませんか(笑)?
それはさておきライブです(笑)。この日、自分達は“アコースティック・ライブ”と銘打ったものとしており、いつもと違う雰囲気のライブであるという事を、明確に打ち出していました。それは選曲にも表れており、“Sunlight Yellow Over Drive”や、“Dance 'em All”等の、いつものメイン曲は演奏せず、代わりに、凄く久し振りの“Janome de Dance”や、“Little Italy”等をお届けしたのでした。また、この日はいつも以上に?ジャズらしい事を…というコンセプトもあり、ジャズ・スタンダード曲の“Fly Me To The Moon”を TRI4TH アレンジでお送りする等、正にこの日しか見る事の無いライブが実現されました。
トランペットの織田君も、この日は巧みにフリューゲルホルンを使いこなし、そしてサックスと共に管楽器の2人は生音のみで勝負していったので、TRI4TH ならではのアコースティック感が表現出来たと思います。実はそれぞれの楽器にも工夫が見られ、お店の雰囲気に合わせた演奏を目指していったりもしていたのです。前日にやったピアノトリオでは、割りといつもの自分達のライブの感じで進めていったので、この辺りが結構、全体的な雰囲気に影響していったのではないかなとも思いました。
もう1つの試みとして、普段、ライブ以外で TRI4TH は何をやっているのか?…というのを見せるべく、最近仕事として行っていた、テレビ番組の劇伴用に作った曲を披露をしてみたりもしました。これも、恐らく普段のライブでは演奏する機会は無さそうなので、ここだけのお楽しみに成り得たかもしれません。皆さん、楽しんで頂けたでしょうか。
…と、こう書くと、かなり落ち着いたライブを想像されるかもしれませんが、実はそんな事は全く無く、かなりヒートアップ出来た部分も沢山あったのです。そもそも、普段からやっている曲でも、この日は少し異なったアプローチでやっていこうという思いが皆の中であり、それがそのまま音として表れていったのではないかと思います。結果的に、落ち着くだけではなく、盛り上がる方向へのアプローチも数多くあり、演奏的にもプラスの方向に働いたのではないかと思いました。本当に、TRI4TH は色々な側面を見せられるバンドですよね。
今回、正直実験的な部分もあった自分達のライブでしたが、僅かながら、今後の方向性も垣間見えた1日になったと思いましたし、やって良かったです。そして、これは今回のような雰囲気のライブに限らず、普段のライブにも生かせる事柄のようにも思いました。また機会があったらやってみたいものです。どうもありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆自由ヶ丘 Cafe Spoon Bread のHP…http://spoonbread.jp/
博多でサインしていただいたCDは出勤時のマストitem(笑)気分をアゲアゲにしてくれます。
急患受け入れの要請があってから到着までは常にどれかが脳内ヘビロテ♪
お着物大好きなので小田さんと着物、和服観 話してみたいです(笑)
もっと地方でもライブあればいいのになあ…
見て聴いて客席もますます楽しく、とすてきな音楽の相乗効果な
感じ。管楽器の生音って、ほんわかしてますね…。
いつ聴いても好きな「Circle」や、1stCDの曲などなども
良かったのですが、自由が丘という場所で演奏する曲の限界に挑戦
した(?)「Night in 赤羽」初演(のはず)圧巻でした!
関谷さん曲でギリギリつながり(笑)からなのか、なぜか以前一度
だけお聴きした「森のクマさん」を思い出し、無性に聴きたくなる
という自分の頭の中がよくわからなかったですが、これも特別なラ
イブの夜だったからでしょうか…。また楽しませてくださいませ。
何とも嬉しいお言葉、ありがとうございます。
CDも沢山聴いて頂けているようで、九州にも
行った甲斐があったというものです。…そうですね、
なかなかバンドで行く機会は無いのですが、是非とも
機会を作りたいものです。どうぞお待ち下さいませ!
>おちゃさん
生の管楽器、良いですよね。これがそもそもの音で
ある事を感じさせ、それにリズム隊が合わせていく
…という流れに心地良さを感じます。そして、恐らく
“Night In Akabane”は初披露だったと思います。
そこから“森のくまさん”とは凄い繋がりですね(笑)。
でも、妙に納得してしまいました。曲調は異なりますが、
同じ作曲者故、何らかの個性が出ていたのでしょうか…。
今後も新たに生まれてくる曲達に御期待下さいませ!