2012年の弾き納めはというと、大晦日の日の渋谷 JZ Brat にて、昨年は本当に自分と共にあった TRI4TH で、カウントダウン・イベントでのライブでした。イベントは18:00ぐらいから行われていて、数々のバンドが40分ぐらいのライブをし、その合間にはDJで場を盛り上げ、そのまま年越しを迎えるというものです。徐々に徐々にお客さんも増えていくのが分かり、最後には大勢の皆さんと2013年を迎える事が出来ました。大変に盛り上がった年越しでした。
そんな中、自分達の出番は20:00~と、わりと前半戦でのライブ開始となりました。全体的な順番は2バンド目で、Re-Trick というピアノトリオ編成のバンドの次でした。つまりは、この場で初めて、管楽器奏者のバンドの演奏が行わるという事です。迫力をモットーに、2012年で培ったものを全て解き放つ感じで進めていきたいものです。
既に、『TRI4TH AHEAD』ツアーとしてのライブは終了してしまいましたし、まだ特に新しいCDの作成にも入っておりません。…なので、この日の自分達のライブは、2012年の総決算的なものを目指して、この年にやってきた代表曲を、最初から最後までアゲアゲで送ってしまおうという考えがありました。“Sunlight Yellow Over Drive”に始まり、“Night Hawks”…。これは何度もやってきたライブでの、黄金の?出だしの曲順でもあるのです。
その後には、東北ツアーで生まれた、民謡カバーの中の自信作、“ドンパン節”を演奏し、そのまま正にCDタイトルの由来になった“TRY AHEAD”…。そして続けて、ダンス・ビートが心地良い“Rumble Fish”を演奏…。会場はどんどんヒートアップしていき、お客さんと自分達の距離も近くなってきた感じでした。
それから、その熱を冷ます事無く、最後の曲“Dance 'em All”に取り掛かります。勿論、最近の傾向であるサックスだけのイントロから始まって、リズムも後に合流。そのダイナミクスを消す事無く、「踊ろうぜ!」の掛け声と共にテーマへと入っていきます。
サックスソロ、ピアノソロと続き、本来ならここで短い間奏を挟んでテーマに戻るのですが、ここで偶発的に、ドラムソロへと向かってしまいました。それだけでも迫力ある時間だったのですが、そこに織田君がトランペットソロで絡んでいきます。正にバトルです(笑)!…途中からはドラムの隆郎さんも、立ちスタイルでのドラミングを披露してくれ、迫力に拍車を掛けてきました。注目の時間だったように思います。
…大拍手でこの曲は終了。2012年の良い弾き納めとなりました!…と、その瞬間にドラムの素早いカウントが入り、高速テンポで“お正月”のジャズ・バージョンを披露。しかしこの曲はテーマだけを演奏したので、恐らく時間にして20秒程度だったのではないでしょうか(笑)。自分達からの、エンディング的な計らいでやらせて頂いた曲でした♪
これで自分達の2012年のライブは全て終了となりました。本当に今年は TRI4TH で、数多くのライブやらレコーディングやらを行いましたよね。終わってみるとアッという間でしたが、飛躍的に成長出来た1年だったようにも思います。どうもありがとうございました!
…そして、この後にも続々と出演するバンドのライブを見ながら、勿論、合間にお酒でも頂きながら(笑)過ごす年越しというのもまた一興なのでした。ヤセイ・コレクティブ&Za FeeDo という、2つのバンドのコラボ・ライブから、久し振りに出くわした、ベースの田中啓介さんが参加しているモダーン今夜、そして Immigrant's Bossa Band 等、個性的で洗練されたサウンドの波に呑まれていきます。このイベントは Jazz Jungle という名前ですが、正に音楽の、ジャズの密林に迷い込んだような、そんな雰囲気が流れていたように思います。そして、お客さんもいつの間に、どんどん増えていっていたのです。
さて、Immigrant's Bossa Band のライブが終わった時点で、時刻は既に23:45…。いよいよ2012年もあと僅かとなってきました。ここで、自分達のプロデューサーでもあり、業界からは“レコード番長”の異名も持つ須永辰緒氏によるDJタイムが始まります。スピーディーに正月曲のリミックスを流していき、その時点でもう会場は、お客さんで溢れんばかりになっていたでしょうか…。そしてステージ背後のスクリーンに“60”の表示…。あと1分です!
徐々にその数字は減っていき、20を切った辺りから、皆で数字のカウント・ダウンが始まりました。…こうしてみると、最後の60秒が2012年で一番長く感じたものでしたが(笑)、その数字が0になり、同時に2013年が始まりました!…皆で「明けましておめでとう!」の声と、どこかでクラッカーも鳴り響き、会場は正に謹賀新年の一色でした。周りは面識無い方達ばかりでしたが、色々なところで「おめでとうございます。」、「よろしくお願いします。」の挨拶が交わされ、何だか良い空間だなとも思ったりしたものでした。
そんな事をしみじみ感じていると、突然“キエフの空”が掛かり始めました。そして、その横で演奏しているのは、我らが織田君と藤田君の2人ではないですか。流れている音楽の上に、生楽器で重ねて演奏していたようで、新年から演奏、お疲れ様でした(笑)。TRI4TH も2013年早々に名前を出して頂いて、有難かったです。
この後は、このイベントのトリを務めてくれた、御存知、orange pekoe のライブが始まりました。今回のイベントの目玉と言っても良いでしょう。お客さんも、満員どころの騒ぎじゃないくらいになっており、皆で1つの空間を共有、そして心から楽しんでいっている感じでした。
こうして、盛り沢山な年越しを過ごさせて頂きました。TRI4TH のバンド然り、多くの方々との時間の共演は、また2013年張り切っていこうと思わせる、良い刺激にもなったかもしれません。これからまた楽しく、そして自分らしく活動していきたいと思います。
それでは本年も、どうぞよろしくお願い致します!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆渋谷 JZ Brat のHP…http://www.jzbrat.com/
☆渋谷 Jazz Jungle のHP…http://www.jazzjungle.info/
行きたかったなぁ。
今年のご活躍も期待しています。
今年もよろしくお願いしますm(__)m
たけうっちゃんにとって、より良い一年になります様に☆
いえいえ、長さは関係ありませんので(笑)。
また色々なライブに足をお運び下さい!
>よぅこさん
カウントダウン、楽しかったですよ。そして非常に
バラエティに富んだ時間でした。今年も沢山の
面白い事に挑戦したいと思います。よろしくです!