そもそも、自分はバンドというのものを最近は避けている感じはありました。自分自身で活動をしているピアノトリオは別として、他の人が率いているバンドに入るというのは、時間的にも音楽的にもリスクが高いと判断してしまっていて、それは年齢を重ねる毎に、強く思っていた事でもありました。しかし、このタイミングでのバンド加入…。メンバーからの熱いラブ・コールもそうなのですが(笑)、逆に、今でしかこういう事は出来ないのでは…と思えてきたのが加入の最大の切っ掛けとでも言いましょうか…。流石に、あと10年後とかに同じ状況が整っても、自分は「ノー」と言っていたように思います。そして TRI4TH なら、自分のやりたいように出来る環境があるとも思えてきていたのでした。
上の写真は、自分がメンバー加入を発表した日のライブ〔TRI4TH の竹内大輔です参照〕のものです。1人を除き(それは現在もですが…)スーツを着ている時代が、もはや懐かしくさえ思います(笑)。自分的には、とある1人のメンバーが加入したに過ぎないような気持ちでいたのですが、多くのお客さんからもメンバー加入についての祝福をして下さっていて、嬉しいやら、妙に恥ずかしいやらの気持ちだったような気がしてます。
こちらは8月10日(金)に行われた、TRI4TH の2nd. CDアルバム『TRI4TH AHEAD』のレコ発ライブ〔『TRI4TH AHEAD』レコ発ライブ!参照〕のものです。この作品を切っ掛けに、自分達は見た目もパフォーマンスも一新させまして、確かに写真で見ても、若干垢抜けた感じがありますよね(笑)。この日を皮切りに、今後行われるリリース・ツアーが始まっていくわけですが、これからの期待を背負った雰囲気がよく表れているのではないかと思います。
…そして記憶に新しい、ツアー・ファイナル〔“TRI4TH AHEAD" Release Tour 2012 Final♪参照〕のものです。ステージ上の自分達を見ても、レコ発ライブで養われたキャラ付け?が定着していて、自然にステージ・パフォーマンスへと繋がっている感じがしますよね。これは期間にして、たったの4ヶ月しか経っていないのですが、堂々と“成長した”と言って良いような気がしました。不安も多かったファイナル・ライブですが、結果的に300人程のお客さんにお越し頂きまして、大成功へと繋がりました。本当にやって良かったと思えたライブでした。
自分が TRI4TH に加入してから現在で約9ヶ月…。色々な事がありましたが、そのどれもが良い方向へと繋げれられた出来事のように思います。すぐに新作CDへの流れへと動き出し、全国ツアーも行い、その合間にはアーティストのサポートや、テレビ番組の特集や映画のBGM等、TRI4TH だから実現出来た事も数多くあります。そして、そのどれもがメンバーと共にやってこれたというのが、やはりバンドならではの状況というか、音楽活動の原点の部分を体験出来たようにも思ったのです。
まずは今年末まで、無事にやってこれて良かったです。そしてこれからの1年は、名実共に皆とゼロからスタート出来る1年です…。どういった活動をしていき、どのようなものが生まれてくるのでしょうか。自分も楽しみにしつつ、新しい刺激に触れていきたいと思います。皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/