昨日はボーカルの鹿嶋さんと、下北沢 Big Mouth にてライブをやってきました。毎回、ライブ毎に何らかのテーマをもって臨んでいる鹿嶋さんですが、この日、は前回の Big Mouth ライブに引き続き〔再度、エディット・ピアフを歌う参照〕、シャンソン歌手のエディット・ピアフものを取り上げました。ピアフものは今回で3回目の挑戦?になりますが、ひとまずは今回のライブでいったん終結させるみたいです。やはり、毎回ライブで取り上げるには、相当な精神力が必要とされますからね…(笑)。
今回の選曲ですが、これこそ“正に!”…と呼ばれるもの尽くしでした。“パリの空の下”から始まって、“バラ色の人生”、“ヨイトマケの唄”、“群衆”、“愛の賛歌”、“アコーディオン弾き”…等。皆さんも御存知の曲が何曲かあるかもしれませんね。しかも、これらの曲調というのが、本当にシャンソンっぽいと言いますか…、そうしたアレンジに沿って演奏した部分がありましたので、内容的にも濃い、エディット・ピアフものになったのではないかと思っています。
この中で、実質的な新曲は“群衆”だけでしたが、シャンソン独特のタイム感や、言葉(日本語で歌ってはいましたが)の羅列等、色々と学ばされる事は多く、他の曲にも参考に出来そうな部分は数多くありました。故に、今まで何度かやってきた曲にも、ライブ時には新しいアプローチを試みて演奏させてみる事ができ、鹿嶋さんとのライブで、また新しいステップに進めたような気がしました。…ある意味で、エディット・ピアフ・トリビュート・ライブの、1つの到達点のライブだった…と言えたのではないでしょうか。
先程言いましたように、今回のライブでエディット・ピアフものには1つの区切りを付けるようです。しかし、今まで取り上げたきた曲に対して、本当に新たな感性が得られたように思いましたし、それはこれから他のジャンルの曲を演奏する上でも、非常に役立つ事になりそうです。シャンソンの雰囲気というのは独特のものがありますが、やはり耳で聴いて、そこから発想させられる音で返していく…という方法は、他のどの音楽にも必要な事なのです。そして、もちろん自分のオリジナリティも要求されてくる事だと思いましたね…。エディット・ピアフが、ただのシャンソン歌手だけに留まらず、フランスの文化の代表…とまで言われたのも、そういった部分と関係があるのかな…と思ったりしたものです。とにかく…お疲れ様でした!
☆鹿嶋敏行さんのブログ…blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆下北沢 Big Mouth のHP…www.livebarbigmouth.com/