九州・山口のツアーもバラエティに富んだ内容となっており、2度目となる門司港の旧三井倶楽部で演奏出来た事や、天神のライブに至っては、お客さんが全員外国人という、人生初の経験(過去に中国でやったライブも、何人かは日本人がいたと思うので…笑)をさせて頂きました。この時は自分がメインとなるステージも行ったので、MCは英語で言わざるを得ない状況(お客さんは、オーストラリア人とニュージーランド人のみ)だったのですが、何とか楽しんで貰え、しかもCDも購入して頂いたのは嬉しい限りでした。
こちらのツアーの様子は、また改めて更新するとして、今回は“オリパパまつり”について綴りたいと思います。…自分が、演奏場所である大宮の市民会館に着いたのが12:40ぐらい…。既にリハーサルを終えた TRI4TH のメンバーと落ち合い、自分は本番ぶっつけの状態でやらざるを得ない状況(今回の開演は14:00~と、結構早かったので自分はリハーサルに出れず、その代役を織田君の母親に委ねたのです)ではありました。…とは言え、まずは旅で疲れた身体を休ませるのが先決です。とりあえず一息付き、静かに本番を待つように心掛けました。
…そうこうしている内に、開演の時間になってしまいました。実は今回は、時間が相当タイトな事になっていて、それぞれの出番は正に分単位で予定が組まれていて、自分達 TRI4TH の出番も14:58から始まる休憩後の、15:18からの出番…という事になっていました(笑)。その間、オリパパの挨拶があったり、シニアバンドの皆さんの演奏があったり、それぞれのステージ演奏の間を繋ぐ、ちんどんバンド☆ざくろの皆さんによる賑やかし演奏も盛り込まれたりと、会場内は常に変化がある段取りになっています。そしてホールのロビーでは、おかしさんによるお菓子の販売も行われている等、本当に多くの方が関わっているというのがよく分かる内容になっていたのです。確かにこれが“まつり”と言えるものなのかもしれませんが、これもオリパパの人柄によるものでしょう…。自分達がゲストとして呼んで貰えているのも、実の息子という関係はあるものの(笑)、本当に有難い事なのでした。
そして、自分達の出番がやってきました。今回は35分の演奏時間が与えられていましたが、その中で6曲の曲目を演奏しました。普段の自分達の演奏時間から言うと、6曲というのは時間をオーバーするのではないかと冷や冷やしたものでしたが(笑)、少しだけコンパクトに演奏する事を意識しつつ進めていきました。“New Life Standard”ではベースのソロを省略し、久し振りの“Rainy Holiday”では、ソロはトランペットが行う等、いつもとは違う進行も入れつつ、新鮮味も随所に出していきます。
その中で今回のスペシャルと言えば、オリママ作曲の“トランペットが吹きたい”という曲を、TRI4TH アレンジでジャズ風(ビックバンド風?)に演奏した事でしょう。織田家はクラシックの人なので、作る曲もどこかクラシック調であるのですが、それを息子が、自分がメンバーであるジャズのバンドで(笑)ジャズ風にアレンジする…というのは、何か親子代々の音楽を引き継ぐかのようで、非常に壮大なプロジェクトのようにも感じてしまったものです(笑)。
…とは言え、アレンジは至ってシンプルでした。所謂ジャズ風に演奏すると、こうなるんだろうな…というのを純粋にやった感じです。しかし、こういったアレンジが実は、逆に難しかったりするものなのです。どうしても色々と手を加えたいと思ってしまうところを、敢えてちょっとした変化に留めておく感じが良かったと思ったのです。原曲の持つ美しいメロディ・ラインは壊さない辺りとか、これは織田君の、父親への優しさだったりするのでしょうか。父親愛を感じた1曲でもありました。そして、最後には“幸せなら手をたたこう”を演奏し、皆さんには手拍子も頂いて TRI4TH のライブは終了となり、後はオリパパの演奏(ピアノとのデュオ)をゆっくりと楽しませて貰いました♪
このオリパパの演奏が、プログラム上では最後のステージとなっていたのですが、ここで実はサプライズが仕込んでありました。オリパパには内緒で、事前にお客さん(勿論自分達にも)にケミカルライト(折ると蛍光色に光る棒みたいなもの)を渡していて、アンコール時に客席が暗くなった時に、皆でオリパパに向かってその棒を振る…というものです(右上写真参照)。成功したのかどうかは分かりませんが、一応は驚いてくれたようで良かったです。写真的に、もう少し綺麗に撮れるかと思っていたのですが…(笑)。
これで終演…という形にはなりましたが、この後はロビーにてささやかなパーティーが開かれるという事で、お客さんも参加出来るという事もあって、まだまだ“まつり”は続いていくようでした。改めて、多くのお客さんに囲まれているオリパパを見て、多くの方に愛されているという事を思ったもので、楽しそうな笑顔(演奏が終わってホッとしたのかもしれませんが…笑)が成功を物語っているようでした。
この後はお酒が振る舞われたり、お祝いの樽をオリパパが割ると、中から娘が出てくるという段取りが仕込まれていたり(笑)、オリパパの顔を模ったケーキが出されたり、皆で記念写真を撮ったりと、もう盛り沢山!…オリパパが笑顔になれば、皆が笑顔になる…というように、本当に楽しい会になったと思いました。TRI4TH のメンバーも勿論全員で参加。CDの販売を行いつつも(笑)、楽しいひと時を皆さんと過ごさせて頂きました♪
今回の“オリパパまつり”…。全体的な雰囲気が、どこかで感じたものと似てるような気がしていたのですが、そういえば以前、TRI4TH メンバーでBBQ〔TRI4TH で BBQ!参照〕を行った時を思い出させるもので、その雰囲気をそのまま大ホールに持ってきたような…そんなコンサートだったように思いました。正にオリパパの人柄がそのまま出たようなコンサートで、それを全てひっくるめて“オリパパまつり”と名付けられているのだと、改めて感じた次第です。ツアー直後で疲れていた身体も、一気に吹き飛ぶというものでした♪…楽しい時間を有難うございました。そしてデビュー40周年(&60歳!)、本当におめでとうございます!
☆Oripapa Music Friendsのブログ…http://d.hatena.ne.jp/oripapa-music-friends/
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆ざくろのブログ…http://zakurochindon.jugem.jp/
☆おかしさんのHP…http://okashisan.com/
☆さいたま市民会館おおみやのHP…http://saitama-culture.jp/omiya/
素晴らしかったです。
TRI4THステージも広いホールに響き渡る感じで素敵でした。
竹内さん分刻みのスケジュールの中、ぶっつけ本番もありつつ、
アンコールのライト振り時の会場全体の写真とか、樽割りの決定的
瞬間写真などありがとうございました。ケーキもたくさんの人に隠
れて横のほうしか見えず、このブログを拝見して初めてオリパパさ
んの顔イメージのだったのねとわかりました!
集中していましたが、色々と納める事が出来て
良かったです。本当に盛り沢山な内容でしたものね。
和やかなひと時を皆さんと共有させて貰いました♪