今回は行き方から変えていきました。まず最初に向かったのがフィレンツェだったのですが、上の写真はイタリアの写真ではありません。…そう、ここはオランダのアムステルダムで、左上写真の建物はオランダ鉄道(旧国鉄)のアムステルダム中央駅なのです(手前の電車は、市内のポピュラーな移動手段、トラムです)。今回はアムステルダム乗り継ぎの飛行機を利用し、その乗り継ぎ時間が5時間以上もあったので、せっかくなので中央駅まで出向いてみたのです(電車で15分~20分程です)。気温は20℃ぐらいと涼しく、切妻タイプの建物や、網の目のように張り巡らされている運河等、イタリアとはまた異なった世界がそこにはありました。時間的に市内に居れたのは2時間半ぐらいでしたが、今後もきっと訪れてしまう事でしょう(笑)。
そして、お待ちかねのフィレンツェ…。本当に自分はこの町が好きで、住んでも大丈夫な自信があるくらいですが(笑)、今回もまた、自分が行った10年前や5年前と変わらぬ景色を提供してくれました。…また、景色も勿論なのですが、人々の温もりを感じる町でもあり、そこまで大都市化してないのも、自分が好きな理由なのかもしれません。流石に3度目の訪問でもあったので、街中の観光ポイントはほぼ網羅したような気がしますが、やはりまた行ってみたいと思わせる町になっていたのでした。
今回はフィレンツェを起点に、少し遠出をしてみました。そこは、フィレンツェから南に約50km、中世の雰囲気を留め、世界遺産にも指定されている(フィレンツェもそうですが…)シエナです。丘陵状に位置し、坂も多い街ですが、その中心に位置するカンポ広場の美しさは他には見られないものだと思います。広場に建つ鐘楼マンジャの塔から下を眺めると、広場は貝殻状のような形になっている事が分かり、薄茶を基調とした屋根や、その中で白を基調とした一際目立つドゥオモ等、要塞堅固な城郭都市として発展を遂げた事がよく分かります。
そして、最後はローマで締め括りました。1回目の訪問以来、10年振りとなったバチカンにも今回は訪れ、こちらも相変わらず圧倒されてしまいました。そのままサンタンジェロ城にも出向き、そこからのローマの街並みもまた素晴らしかったです。
観光は勿論ですが、食の面でも楽しみました(笑)。しかし歳のせいでもあるのか、毎日続くイタリア料理に胃がもたれ始め、最後の方はお腹との戦いでもありました(笑)。そして気温が非常に暑く、毎日が35℃越えの快晴続き…。今回は本当にジェラートが活躍したと思います。右上写真は、ローマで1900年に創業した老舗、ジョリッティのジェラート。なんとか暑さも乗り切れたような感じでした。
このように、10年前や5年前と変わらず?攻めに攻め続けたイタリア旅行…(笑)。最終日はフランスのパリ乗り継ぎ(こちらはダッシュでの乗り継ぎでした…)で、ホテルから自宅までを換算すると、約20時間掛けて移動し、昨夜の20:00頃に帰宅出来ました。そして早目に寝てしまい、夜中の2:00頃に目が覚め、現在(朝6:00)まで一向に眠れません…。完全に時差ボケの方向に向かっております(笑)。
…ひとまず、振り返るのはここまでにしておいて、また時間をおいて旅日記を書きたいと思います。今回も、旅先では沢山刺激を受けました。今後も張り切ってやっていけそうです。では、今年の夏も楽しみましょう!