生前葬ライブは、以前 Daddy 津田さんが行った〔旅日記 34.余部編(2010.6.18~6.19) 参照〕事がありましたが、実際それを真似たものでして(笑)、そのライブのサブ・タイトルとして、「香典は生きているうちに欲しいのさ」の文字が…。なかなか逞しいお言葉です。こうしてベースの池田暢夫君を引き連れ、生前葬ライブは幕を開けたのでした。
この日のライブは、2部構成となっていました。1部は、伊藤さんの息子のミキヤがドラムを担当する、題して“入間川少年団”と名付けられた4人編成で、ギター・コーラスにドッグス小高さん、ギター・ハープにならじんさんを横に置き、こちらも伊藤さんは出演してました。そしてミキヤがジャンベに変わり、入れ替わって自分と池田君との4人編成になったのが、いつもの自分達のスタイルである“さばいばるいとう UNIT”です。ライブをするのは久し振りで、実際に今年初ですから当然ですが、この所沢の Mojo という場所も新鮮さに拍車を掛けていたのでしょう。じわじわと昔の感覚を思い出してきた感じでした。
演奏する曲は、全て伊藤さんのオリジナル曲です。7~8曲くらいやりましたが、中には新曲も用意されていて、音楽への探求心をまだまだ感じさせてくれていました。それらの曲や、昔から恒例となっている曲?まで、個人的に懐かしく思いながらも、楽しく演奏させて頂きました。流石に、以前ほど激しい感じ?は出ていませんでしたが、もう伊藤さんは還暦を迎えているのですから、これくらいはある意味で丁度良さそうですね(笑)。もしくは、徐々に以前の元気さを取り戻していくのか…。温かく見守っていきたいと思います。
終わってみて、何だか“生前葬ライブ”と謳ったわりには、普段の感じで進められたライブとなりましたが(伊藤さんのマイクの前に花が活けられていたのが、特別な感じでしたかね…あと、香典名目の投げ銭システム…笑)、この“普段の感じ”というのが、自分達にとっては大事だったのかもしれません。もしかしたら、このステージに立てなかった状況も、無くは無かったのですから…。改めて、1つ1つのライブが大切にやっていきたいと思う次第でした。ひとまずは元気にやれて良かったですね。どうぞこれからもよろしくお願いします!
※今回、自分はカメラを忘れてしまった為、伊藤家のカメラで代用で撮らせて頂きました。
☆所沢 Mojo のHP…http://www.mojo-m.com/