今回、用意された曲は6曲。その内半分くらいは新曲となりましたが、基本的には最初から最後まで、ほぼ休み無しの感じで続けてお送りしていきました。この時に結構負担になるのは大体がピアノかドラムで(笑)、前の曲が終わると、要は何の休みも無しで、次の曲のイントロを弾いていかなければならないからです。頭の切り替えが大変になると同時に、次の曲のイメージを決定付けさせる大事な作業です。…かと言って、前の曲から冷静になり過ぎるのも問題なので、この辺りのバランスが本当に難しいのです…。連続して曲を演奏する時には、やはりこの部分がシビアになってきますね。しかし、だからこそ遣り甲斐のある状況でもあるわけです。
また、MCですが、基本的にそれらのイントロ…もしくは曲間の繋ぎの部分で盛り込んでいきました。やはり、勢いを作ってきた流れを崩したくないと言いますか、静かな部分を入れたくないと言いますか…。これは、カフェ的な場所でライブをやる場合には、沢山喋っても良いと思うのですが、今回のような状況では、違う自分達を見せていきたい…という思いからも来ているのかもしれませんね。
そんな思いからなのか、サックスの藤田淳之介君のこの日のMCは、押しがあり、いつもより若干濃いキャラ設定になっていた気がしました(笑)。本人曰く、TRI4TH は新作CDの制作に入っている段階なので、これに合わせてキャラも一新してライブをやってみたい…という意思があったようです。…とは言え、本人のキャラ設定はまだ探り段階だったようですが(笑)、特に今回見所だったのは、普段ライブではあまり喋らない、ドラムの伊藤隆郎さんにマイクを立て、MCのやり取りや、メンバー紹介のセリフを促したところでしょう。個人的にも、何だか新鮮味溢れる光景だったようにも思いましたし…(笑)。
…と、色々と工夫を凝らしたのが功を奏したのか、この日のステージは、いつも以上に盛り上がった感じがしました。最初から勢いを出していった感じがありましたが、それを受け止めてくれたお客さんの熱さもステージに伝わってきて、また逆に自分達がそれを受ける形で、お互いに相乗効果が生まれていたライブになっていたと思います。いっその事、最後の曲ではお客さんを立たせて、更なる盛り上げを見てみたかった気もするのですが(笑)、またこの先に試してみるのも有りかもしれませんね。とても楽しいライブでした。どうもありがとうございました!
また、いつの間にか藤田君は、今回の対バン相手、ビデオブラザーというバンドのアンコール曲にゲストで参加していたり(左上写真参照)と、ライブ全体を楽しめていたので、その意味でも良い1日になっていたと思いますね。まだまだ渋谷 Plug ではお世話になり、来月5月のライブに至っては、TRI4TH 企画の2マ・ンライブとなっていますから、まだまだ注目していかなければなりません。ひとまずは5月25日(金)、jabberloop との対バンで、2マンですから、時間もたっぷり目に演奏出来る事でしょう。是非ともまたお越し下さいませ!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆渋谷 Plug のHP…http://www.shibuya-plug.tv/
楽しくお話させていただいたのですが、TRI4TH演奏後
「カッコイイ!上手だしっ!」と大満足してくれてました。
連続演奏の時のピアノ・ドラムの方のバランスの取り方の難し
さ…なるほど流れをつなぐためにはいろんなワザが必要なの
ですね…。
藤田じゅんじゅんのソプラノサックスの音色…素敵過ぎです。
演奏姿もほんとうに華のある方で、かつMC名人なのがたまり
ませんね。メンバー全員、個性あり、勢いあり、これからも
楽しみです!
是非、直接言ってあげて下さい。
まだまだ発展し続ける TRI4TH、どうぞ今後とも
御注目下さい。いつもありがとうございます!