この日は3組の出演となっていて、1組目は昨年も共演をした岡本主任さん。Daddy さんを独自に師と仰ぐ変わった方で(笑)、昨年にも増したパフォーマンスには、強いインパクトを残してくれました。そして2組目は大阪からやって来たさかもとふみやさん。Daddy さんは、今回はツアーの一環としてライブを回っているそうですが、出身地である北九州から大阪に入り、そしてさかもとさんも引き連れて共に関東を回っているのだとか…。こちらは、岡本主任さんの激しいステージとは一転として(笑)、穏やかで優しい感じと言いますか、さかもとさんの人柄が滲み出ているステージだったように思いました。まるでタイプの違う2組の演奏でしたが(笑)、いよいよこの後は自分達の出番となります。
現在、Daddy さん自身は、コーラス・ギターのちきぴーさんという方とのユニット?でライブ活動を行っているそうですが、この日は自分も加わるので、3人での演奏となりました。楽器だけ見ると、ギター、ギター、ピアノ…と、コード楽器ばかりで、一見アンバランスな感じがしなくもないのですが、それぞれの役割分担は既に確認済みで、余計な心配等は無く、ステージに臨めたように思います。
むしろ自分にとっては、初めて演奏する曲もあったり、あっても凄い久し振りであったりする曲が殆どだったので(言わば1年振りですからね)、曲を思い出す方に力を注いだ感じでした。そして、ギターを弾く人が2人いるという事で、その間の音を上手く掻き分けるようにピアノを弾いていきます…。本番の演奏中の曲を聴きながらの方法になるので、即興な部分も多く、瞬時の判断が必要になりますが、自分にとっては楽しい作業でもありました。また、久し振りにやるジャンルでもあるので、新鮮さも楽しさに拍車を掛けた感じになっていたのでしょう。
今回のセットリストでは、自分がほぼ知っている曲で固められていましたが、自分が知っているのは1年前の事までなので、その間に幾つもの変更点が盛り込まれてあったのも、自分的には刺激的でした。その中でも特に、名曲?“あっぷるぷるぷるぷるりんこ”の4番の歌詞が出来ていたのは驚きでした(笑)。その曲の3番が終わるまで全く知らされていなく、あれ、曲が終わらないなー…と思っていたら、「そうそう、4番が出来た」と Daddy さんの声(笑)。気になる4番の歌詞は、、、これまた秀逸な内容でした。
1時間ぐらいのステージとなりましたが、楽しく演奏が出来ました。楽器編成的に、自分ではあまり縁の少ない環境だっただけに、演奏の仕方にも色々工夫が必要である故、異なった自分の演奏体系を見出せた感覚もあったのは大収穫でした。来月4月の前半に、自分は毎年恒例の九州ツアーへと繰り出しますが、その時にも Daddy さん方との共演も用意されているそうで、こちらでの演奏も楽しみです。また、結構先の話しになってしまいますが、6月22日(金)に福岡市の中洲 Gate's 7 というお店で大々的にライブをやる事も発表されており、ドラムには元憂歌団の島田和夫さんを迎えて、自分も含めて4人で演奏します。今回の大森でのライブは、そんな先を見据えた状況も加味しており、確かな手応えを感じ取れたのが何よりでした。…では4月以降に向けて、今後ともよろしくお願いします!
☆Daddy 津田さんのHP…www.geocities.jp/studio0378/
☆大森風に吹かれてのHP…blowind.oops.jp/