今回のディナーショーの特徴は、やはりその出演者の豪華さです…。夢輝のあさんを筆頭に、秋園美緒さん、鳴海じゅんさん、大真みらんさん、桐生園加さん、KOJU さん、ASUKA さん…。そして演奏陣に、自分と、ギターの後藤郁夫さん、ベースの大森輝作さん、久々のバイオリンの Tsumuzi 君、コーラス・パーカッションで北條馨梨さん(今回のディナーショーのプレゼンターでもあります)。そして、今回が初めての参加となるドラムの木村創生君です。ざっと12人という陣容です!…そして、それぞれが主役になりうるステージでもあり、今までの中でも特に内容の凝ったものになっていたと思いました。
それは、会場に組み立てられたステージの大きさを見ても明らかでした。ざっと見ても、今までの2倍以上の広さは用意されていて、今回のコンサートは正に“ショー”である事を窺わせてくれるような状況でした…。演奏者の位置は、お客様側から見て、そのステージの背後に用意されおり、前方から見ると目立たない位置なのかもしれませんが、冷静に考えると、ステージ全体を見渡せるバランスの良い位置だったようにも思います。歌を歌う側としても、バランス良く音を取れるような位置関係だったのではないでしょうか。
元々、今回のディナーショーはダンスを全面に打ち出したものになる事を聞いていましたが、それは正直、本番当日の現地リハーサルを行うまで、その実態が掴めないままでいました。そしてその時に初めて、今回はこの広いステージ全体をふんだんに使う、とても規模の大きいものである事がハッキリと分かったのです。
これは演奏者的には結構大変な事で、ただ演奏をしているだけでは全く駄目で、ステージ上に立っている方との息を合わせていかなければならないのです…。勿論、そういった打ち合わせやリハーサルは、事前に行っていなくはないのですが、それは事前の練習スタジオで見るものと、いざステージに立っている状態を見て演奏するというのとでは、全く雰囲気が異なるものです。しかし、この時点で本番までの時間は既に限られています…。一気に頭の中を集中させて、そしてステージ上での動きの状況も把握しつつ、本番に臨んでいきました。今回のステージは、昼と夜の2回公演となっていました。
さて、ステージ上には今回、夢輝さんを始めとした、7人のメンバーが出演したわけですが、勿論一気に7人が出ているのではなく、それは正に入れ替わり立ち代わりと状況で、本当に目まぐるしく変化していく時間でした。大間みらんさんや桐生園加さんはダンサー要因で出演をしており(桐生さんは1曲程、ソロでの歌声も披露してくれました)、そのダイナミックな動きは、見てる自分達をも圧倒してくれます。…とは言え、演奏中にダンスに見惚れ過ぎているのも危険なので(笑)、様子を見つつの時間であった事も言っておきましょう(笑)。
こういった夢輝さんのディナーショーの特徴として、わりと曲を繋げていくといったものがあるのですが、今回は本当に、曲を最後まで繋いでいったような印象がありました。実は演奏者にとって、曲間のバランスというのは状態で、勿論、繋げていくのは構わないのですが、あまりにも繋げていくと、次の曲への頭の切り替えが大変になってしまい、かなり神経を尖らせて進めざるを得なくなってしまうのです。しかも今回はその進行且つ、4曲を繋げたメドレー曲というの物も存在し、更に負担は大きくなってしまいました。更に夜の部では、その数少ないMC中で、ピアノの伴奏がバックに少し欲しい…みたいな提案を言われてしまいまして(笑)、変な話し、自分はステージ・ドリンクにすら有りつけないような状況でもありました。まあ、自分はあまりステージ・ドリンクを飲まない方なので別に構わないのですが(笑)、とにかく、自分で自分を褒めてあげたいステージでもありました…。
そんな中、演奏者側でも色々と攻めの姿勢が見られました。特に印象的だったのは、ベースの大森さんが途中でサンタになった事です(右上写真参照…笑)。まあ、見ての通りなのですが、これが途中のMC中にこっそりと行われていた事が愉快ではないですか(笑)。実際、夢輝さんがその事に気付いたのは最後のMC中でしたし。…とは言え、勿論それ以外の工夫も色々行われていたと、付け加えておきます(笑)。
歌い手が変われば、曲の雰囲気も変わります。今回はいつも以上にバラエティに富んだ曲調のものが用意されていて、その雰囲気の変化には気を遣いましたが、歌と歌を繋ぐ場面転換の時間(1分強程度)にも生演奏が使われたので、ステージ上の人の動きを注意して見る必要があり、特に気が抜けない状況でした。しかも、ドラムの創生君は今回が初めての参加という事で、全てが新曲と言っても良い状況だったので、その部分は一番大変だったのではと思われます。本当によくやってくれました…。
こうして約1時間半のステージは過ぎていきましたが、終わってみると本当にあっという間という感じでした。全く無駄な時間が無いステージだったからかもしれませんが、実際、相当のものを凝縮して披露していきましたからね…。1曲1曲が別場面と言っても良いくらい、変化の激しいステージで、その全てが見所と言っても良いくらいの時間でした。演奏者側としても確かな手応えを感じられ、非常に充実した達成感を得る事が出来ました。これぞ、1人1人の個性が合わさって、皆が協力して作れたステージです。皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
本番後、打ち上げは何故か新宿2丁目にあるお店へ(美味しい鉄板焼き屋で、わりと普通のお店です…笑)。出演者の人数が多くなってくると、どうしても個人同士の付き合いというのが希薄になってしまいがちですが、今回は何だかアットホームだったと言うか、皆が仲良く時間を過ごせたというのが良かったですね。これが良いステージを作る原動力にもなるというものです。何だか、今回の1日だけで終わらせるのが勿体無いくらいの現場でしたが、また何かの機会で皆さんと共演出来たらと思いますね。
さてさて、そんな夢輝のあさんの来年のコンサート情報もお知らせさせて下さい…。日にちは3月24日(土)で、場所はBlue Note 名古屋になります。2009年11月に行われて〔竹内大輔の写真日記(~2009)、夢輝のあ Blue Note Nagoya ライブ参照〕以来のこの場所でのコンサート。自分も参加させて頂きます。また楽しみが1つ増えました!
☆夢輝のあさんのHP…http://www.kuromitsuyuka.com/index2.html
☆丸の内、東京會舘のHP…http://www.kaikan.co.jp/
すごい豪華だぁぁ 見に来られた方もさぞ満足されたでしょう
この緊張感で正確に演者に合わせて弾くってすごい難しそうだけど、さすがプロだね(^o^)
演者さんの団結力や仲の良さも写真から伝わって来るよ!
ていうか隣に居るのもしや園加さんではーーヾ(*д*)ノ゛
どうもです~。お客さん方、とても楽しそうな
表情をしていて、非常に遣り甲斐のあるステージでした。
緊張は…そうだね…。するはするけど、それも演奏への
味方にしていっているという感じです。写真でもそれが
伝わったなら何より!…園加さんと写真撮りましたわ(笑)。
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今回は残念でしたが、またどうぞお越し下さいませ♪
豪華な雰囲気…。ここでは写真のみですが、どうぞお楽しみ
下さいな。…そして成程、色々ミュージシャン側も見られて
いるのですね…。また今後も頑張っていこうと思いました(笑)。