今回の Minuano メンバーは、先述の榊原さんと尾形さん、ドラムにトシさん、キーボードに自分、他にはギターに松尾由堂さん、ギター・コーラスに Lamp から永井祐介君、ベースに椎名達人さんと、何気に7人編成の大所帯です。また、尾形さんはパーカッションの他にキーボードやコーラスも、榊原さんはフルートやパーカッションも担当しますから、アコースティック的な音色のバラエティさも特筆ものです。ジャンルは一応、洗練されたポップス…的なものになるのだと思いますが、それだけに留まらず、ジャズやクロスオーバー的な雰囲気も残っていますし、やはり独自のエッセンスが加えられているようにも思います。それだけに弾き甲斐は十分あり、自分の中でそれらの音楽を消化しつつ、サポート的な役割も大事にしつつ、良きバランスの中でやっていきました。
この日は、インスト1曲と、歌モノが8曲という構成で、全50分というステージでしたが、変化のある楽しいステージでした。先述したように、尾形さんもキーボードを弾き、コード楽器として他にギターも存在するので、どちらかと言うと自分は伴奏に徹するという役割が強かったと思いますが、インストや、他の1,2曲ぐらいではソロのパートもあったので、前者は思い切りに…後者はボーカルのメロディと絡ませつつのアプローチで弾いていったりしました。これは一例ですが、やはり場面場面に応じた弾き方をこのライブでは求められた気がしたので、そこは柔軟にやっていきます。しかし、曲を聴いてみると分かるのですが、それが一番自然な表現方法でもあるのです。要するに、最終的にはボーカルが浮き出てくる…といった仕組みです。細かい決め事は沢山存在するものの、よく聴くとメロディ・ラインはシンプルにまとめられていたりするので、そこを生かしたいという気持ちが出てくるのは当然なのです。自分も、素直に演奏していけたのはとても良かったと思いました。
この日のライブは Peacebird というバンドのCD発売記念に呼ばれての Minuano 出演だったという事で、2マン形式が取られており、Minuano→Peacebird という順でライブは進められていました。Peacebird には尾形さんやトシさんも参加していましたが、自分はと言うと、ライブ後は勿論ビールを嗜み、ゆったりと Peacebird の音楽を楽しまさせて頂いていました(笑)♪…こちらも聴きやすい音楽で、それこそ心地良い時間を過ごせたものです。
自分は、ライブ・サポートをする機会というのは少ないわけではないのですが、今回のような界隈の方々に入って演奏するのは久々でもあったので、懐かしさと言いますか、逆に新鮮だったと言いますか、色々な刺激を受けられた1日でもありました。MInuano はどうやら、ライブ自体の本数がまだ少ないらしいのですが、また何かの機会があったらと思います。今回はどうもお疲れ様でした。またどうぞよろしくお願いします!
☆Minuano の MySpace…http://www.myspace.com/minuanomusic
☆青山月見ル君想フのHP…http://www.moonromantic.com/