お店は銀座にある Miiya Cafe という所で、この日が祝日だったという事もありますが、場所は銀座でも、路地裏らしい雰囲気が満点の所でもあったので、お店に辿り着くまでが不安で不安でなりませんでした(笑)。また、その一角の建物に入っても、お店はそのビルの4階に位置し、それまでまた、少し不安感が残る階段をひたすら上っていくしかないのです。
そして4階に辿り着き、1つのドアを開けるとお店の中なのですが、これが意外?にも小奇麗な雰囲気で、予想以上に広い客席が印象的でした。ある意味で銀座らしくないですが、またある意味でも銀座っぽいような…そんな不思議な魅力のある場所でした。
このライブを企画した、たけださとしさん…という方がいらっしゃって、インターネットテレビで自分の企画したライブ・イベントを配信しているらしいのですが、今回はその実写版と言いますか、是非組み合わせたい人がいるという事で、とんちピクルスさんと鹿嶋さんの2マンライブが決定したのだそうです。…ライブのオープニングもそれらしく、まずステージ上に全員が集合して、今回のライブの主旨やら、内容やら、笑いありで(笑)、時間は進んでいきました。
とんちピクルスさんは、ウクレレを持っての弾き語りをするのですが、たまにラップ調の場面になったり、熊?の人形を取り出してMCやらお喋りをする等、なかなかユーモア溢れる方でもあります。福岡出身で、自分もたまに九州で演奏してます…と話していくと、なんとあの幻一郎さん〔竹内大輔の写真日記(~2009)、佐野 Dining Bar Ken+幻一郎参照〕を知っていると言うではないですか!…ここで幻一郎さんの話題で盛り上がるとは思いませんでしたが(笑)、だからこそ、何だか納得のいくステージでもありました。ただ、今回は東京だか銀座という場所を考慮したのか、今回の自分は“白とんち”だと仰っていました。本当は“黒とんち”を出していきたい…だそうで(笑)。何だか気になりますね。
そして、自分達のステージです。鹿嶋さんとライブをするのは久し振りでしたが、今回は鹿嶋さんのオリジナル曲である“過ぎゆく季節の中で”から始まって、シャンソン風の曲調で“枯葉”、もはや自分達のスタンダード曲となっている“ヨイトマケの唄”等、バラエティに、そして変化の富んだ内容となっていました。また、久し振りという状況の中で、更にスリリングに…というわけではないですが、ジャズの名曲“Just Squeeze Me”を半ば即興的に、遊び心たっぷりで演奏しました。こちらも結構面白いステージになったのではないかと思います。
そのままステージは佳境へ…。ついに…というわけではないですが、とんちさんと鹿嶋さんのコラボ・スタイルでのライブとなります。実際、2人一緒に歌っていくステージとしたもので、とんちさんはウクレレを弾きながら、鹿嶋さんはハモりを付けながら、締めとなる演奏をしていきました。最後には、“遠くでひばりもないている”という、とんちさんのオリジナル曲を自分も参加して演奏し、そのままアンコールへ突入して終了しました。どうもお疲れ様でした!
今回のライブは2人がメインとなるもので、それぞれ1人でステージに立つ時は約4曲ずつ、コラボ・ステージも大体4曲ぐらいと、何となく少な目なスタイルなのかな…とも思っていたりしたのですが、時間は意外にも経っていて、何だかあっという間に過ぎてしまったという感じでした。喋りも挟んでのステージだったのもあってか、今回は本当にゆったりとした時間が流れていたのでしょう。だからこそ身体にも馴染ませる事が出来た、有意義なライブが実現されたのだと思います。1つ1つ丁寧に、それでも伝えたい事はしっかりと…、色々と手応えを感じる事が出来た1日でした。どうもありがとうございました!
☆銀座 Miiya Cafe のHP…http://www.miiya-cafe.com/
☆たけださとしさんの“歌のフリーマーケット”…http://takedasatoshi.seesaa.net/
☆とんちピクルスさんのブログ…http://happy.ap.teacup.com/tonchi/
☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
できず、時間が少しあったため、近辺を散歩して心を落ち着けまし
た。すると東京宝塚劇場までたどり着き、劇場の前に、たぶん出演者が出てくるのを待っている人々が、ずらっと整列しているのに
出くわし、また別の刺激を受け、若干「くらっ」としながら、勇気
を出して階段を上がっていったのです。でもお店に入ってしまえば
居心地良く過せました。
以前からお聴きしたいなあ~と思っていた鹿嶋さん+竹内さんの
演奏、やはり期待どおりに素晴らしく、「ヨイトマケの唄」では
涙目になってしまいました。「Just Squeeze Me」は鹿嶋さ
んが「この曲では竹内さんとのバトルがある」(?)という意味
のようなことを唄う前に話されてましたが、そのとおりで、スリ
リングな感じで聴いていて楽しかったのです。
コラボ・ステージも異質なはずのおふたりが溶け合っていました
ね。
ライブも良かったのですが、意外なところで冒険心も味わえ(?)
思い出深き夜となりました。ありがとうございました。
どうしようかと思いましたが(笑)、4階のお店に入った時には
かなりホッとしたものです。アットホームなお店でしたよね。
鹿嶋さんのステージ、如何でしたでしょうか。歌声の中に、
歌詞に重きを置いているというか、言葉の1つ1つと丁寧に
向き合っている姿が窺えるような気がしています。また機会が
ありましたらお越し下さいませ!…また冒険心も併せて(笑)。
別にぼくが歌ったわけでもなんでもないのに、結構しばらくぼーっとした日々が続いてしまいましたが、あらためて、このライブの様子を番組で配信するために、何度も聴き返して、やはりみなさんに出演していただいて、よかったなぁと思っております。
会場のMiiya Cafe、内装は綺麗なんですが、入っているビルが、ものの見事に高度経済成長期で時間が止まったかのような、いかにも銀座の路地裏の雑居ビルで、確かに慣れないと入るのに勇気が要るかもしれませんね(汗)
幻一郎さんというかたの話題、いやぁ、世の中って狭いと言うか、どこかでちゃんと繋がっているものなんですね(^o^)
逆に、あの場だったからこそのライブという雰囲気も
あったのではないかと思っています。やはり、独特の
空気感と言いますか(笑)、演奏に対して影響のある
状況ではあったと思いますし…。とにかく楽しかった
です。またどうぞよろしくお願いします!