それは、ANAが世界に先駆けて就航させる、ボーイング787という旅客機に乗る為です。この飛行機は、アメリカのボーイング社の誇る新型旅客機であり、ニュースでも注目されているので、もしかしたら御存知の方もいるかもしれません。何と言っても超効率機というのが特徴のこの機体…、まだ就航していないのに、世界中の航空会社から800機以上の受注を得ており、こんな飛行機は今までに例を見ないくらいです。最近の燃料代の高騰や、見通しの立たない不景気というこの時代に於いて、正に救世主ともなる飛行機になる可能性は秘めているようで、世界からの期待は高いと言えます。
そもそもこの飛行機は、2004年にANAが50機の発注を行った事から開発がスタートされて、その為に世界で最も早く運航する航空会社もANAになったのですが、元々は2008年の北京オリンピックまでには間に合わす予定だったところから見ると、開発にはかなりの手間が掛かったと見て良いでしょう。
ボーイング787は、既存のボーイング767(先日の北海道ツアーで乗った飛行機です)とボーイング777〔竹内大輔の写真日記(~2009)、祝、777回目!参照〕の中間くらいの大きさの飛行機で、いわゆる中型機というものに分類されています。つまりはそんなに大きな飛行機ではないのですが、その航続距離は大型機を凌駕するもので、要はこれ1機のみで、既存のボーイング767、777、そして757という飛行機辺りの置き換えが出来てしまうという優れものなのです。
その秘密はやはり、最新型の性能を誇る燃費の良いエンジンと、効率化でしょう。つまりは、既存の飛行機を使い続けるよりも、今のうちに新しい飛行機にしておいた方が、コスト的に得だという事です。この事は、既に800機も発注を掛けられている事からも窺えると思います。
さて、そんなボーイング787の初就航の日にちはというと、今年の10月26日になる事が決定されていて、それは成田~香港間のチャーター便(復路は10月27日発)…だそうです。これが正にボーイング787の世界初の営業飛行となるわけですが、流石にこれはハードルが高いですし、確か数秒で売り切れていた筈です。…ではその次は…というと、成田空港からの遊覧フライトが10月28日、29日で予定されているのですが、何だかこれも勿体無いように感じてしまい、では…と、11月1日からの初の国内定期便を自分は狙っていたのでした。
今回、最初に導入される機体(1機のみ)は、アジア路線用の短距離国際線を想定した内装になっているようなのですが、暫くは足慣らしの意味も込めて、国内線で運航されます。その路線はというと、これが羽田~岡山線で、あともう1つが羽田~広島線なのです。これらの路線は、時間的には1時間半足らずですが、旅割を使えば片道12000円程度と、手の届く範囲の料金設定です(帰りは考えていません…笑)。
…という事で早速、国内線就航初日の予約状況を見たのですが…、既にどの便も満席の表示になっていました…(泣)。まあ、ある程度予測はしていたのですが、やはり考える事は皆同じなのかもしれません。しかし、これでへこたれる訳にはいかず、すぐ様自分はその次の日である、11月2日の便を予約しました。そして先日、その料金を支払いに行ってきたわけです。
一番最初の香港便から考えると、流石にプレミアム感も薄れてきた頃なのかもしれませんが、今回の機体の定員は252席という事で、11月1日終了時点で8回のフライトを飛んでいる事になりますから、単純に考えて、世界で2000番目ぐらいの搭乗者にはなれそうです(笑)。微妙な数字かもしれませんが、日本で…ではありません、世界で2000番目なのです!…そして今後800機以上の活躍が見込める飛行機であると言えるとしたら(確実でしょう)、かなり時代を先取り出来た1人になれるかもしれません(笑)。
…まあ、よく分からなくなってきましたが(笑)、とにかく楽しみだという事です。それまで無事に飛んでいてほしいというのは、言うまでもありませんね。
☆全日空のHP…http://www.ana.co.jp/
レポートを楽しみにしています!
楽しみです!…レポートもお任せ下さい(笑)。
>yanomongori さん
勝ちました(笑)!…いや、しかし自分とは別の
路線だし…。帰りの便をそちらにしてみようかな…(笑)。
窓も以前より大きいですし、湿度も上げているらしいので、
快適度も相当良くなっている事と思います。
帰りはどうしましょうかね…。まあ、それを考えるのも
好きな分野なので、ゆっくり考える事にしましょう(笑)。
コメントの遅れ、すみません!…ただ、管理者のみの表示に
すると、自分もブログを通してだけでは見れなくなってしまうので、
気付くのが遅れてしまうんです…。また、スマホからも確認が
出来ないみたいなので…。御理解頂けると嬉しいです!