去る2月24日(水)~28日(日)の5日間(ライブは3日間)、フルートの西仲美咲さんのカルテットで、西仲さんの故郷である沖縄へのツアーを敢行してきました。ライブが行われたのは24日、25日、26日の連続3日間で、そんなに長い日程のツアーと言えるものではありませんでしたが、中身は十分に濃いもので、そしてカルテットとしの成長がまた新たに見られたツアーともなりました。
ライブも濃ければ、オフの日(時間)も濃いもので(笑)、ここで全てをお伝えするのは難しいくらい、盛り沢山な内容でした。それでも改めて1つ1つを振り返って、ちゃんとしたツアー日記にしていこうと思っています。長くなる事はもう既に必至な気がしていますが(笑)、どうぞご覧下さいませ!
2月24日(1日目)
1日目、自分が羽田空港に着いたのは、ちょうどお昼の12:00頃。沖縄は那覇行きのフライトは13:35発だったので、余裕過ぎる?到着でした…。今回の西仲美咲カルテットのメンバーは、リーダーの西仲さん、ピアノに自分、ベースに池田暢夫君、そしてドラムに、やはり西仲さんと同じ沖縄出身である和丸君…の4人となっていました。しかし、西仲さんは沖縄の離島での演奏プロジェクトの為に、この日より1週間も早く沖縄に行っており、そして和丸君も、1日早く沖縄入りを果たしていたので、この日沖縄に向かうのは、池田君と自分のみとなっていました…。しかも、池田君はウッドベースという荷物の関係で、自分とは違う航空会社の利用となっており(自分は格安のスカイマークでしたが、この航空会社はウッドベースの持ち込みが出来ないのだそうです…池田君は全日空利用となっていました)、東京から沖縄までの移動は、基本的に自分1人という行程となっていました。
まあ、自分なんかは飛行機に乗り慣れているので良いのですが、池田君の話しでは、どうやら1人で飛行機に乗るのは初めてらしく、何となく不安にもなったりします。幸いにも、池田君の乗る便との出発時刻は近かったのが、一応電話で連絡を取り合い、無事チェックインが出来た事を完了しつつ、とりあえず現地の那覇空港で落ち合う事にしておきました。
自分が利用するスカイマークは、過去に何度となくお世話になった格安航空会社であり、こういったツアーでは欠かせない存在でもあります。一昔前までは、ボーイング767-300ERという機体〔竹内大輔の写真日記(~2009)、さばいばる伊藤、沖縄ツアー(2007.2.22~2.26)参照〕がメインの会社ではありましたが、現在はそれより一回り以上小さい、ボーイング737-800という機体(写真右上参照)で統一されています。飛行機が小さい事で収益性が高く、世界的にも、格安航空会社には欠かせない機体ではありますが、スカイマークも、そんな世界の格安航空会社の1つに仲間入り…という感じでしょうか。現在、会社全体で12機が運航されており、新型機は主翼の先にウイングレットが付いているのが目印となっていますが、自分の乗った機体も、そんな新型機の1機でした。その先端にはトランプのクラブが黒色で描かれており、これは1機1機異なっているのだそうです。なかなか楽しませてくれますね♪
さて、そんな戯言はさておき(笑)、この日自分は早過ぎる到着となったのですが、ちょうど搭乗ゲートで待っている時間に、オリンピックの女子フィギュアスケートが生中継されており、これから乗るお客さんの殆どが、テレビに見入っていた現場を目撃できました。結果は…御存知の通りでしたが、何だか沖縄に旅立つ前に、パワーを貰った気分にもなりましたね。さあ、那覇に向けて出発です!
早いチェックインだったので、ちゃんと窓側席は確保していました。…とは言え、沖縄までは殆どが洋上飛行となっているので、機内から見える景色は海ばかりなのですが、それでも離陸後には大島が見え、着陸前には沖縄の島々が望めたものです。やはり自分は窓側が好きですね。
スカイマークは、ドリンク類が全て有料となっていて、この辺りが格安航空会社っぽい感じですが、この春からは、全日空も国内線の飲み物が有料になるという事で、あまり差は無くなってくるのかもしれませんね…。それでも、ソフトドリンク類が100円、ビールが200円だったので、自分は迷わず?ビールを購入してしまいました(笑)。250mlの缶だったので小さいですが、まだツアーは始まったばかりです。1人で出来上がってもしょうがないですものね…。これと、空港で買った空弁で、しばし空の旅を楽しんでおりました。
今は冬の時期なので、季節風の影響を受けて、那覇空港までは約3時間のフライトとなっていました。国内線にしては長いですが、さすが沖縄という場所だとも思いますね。この日は空港の北側からの進入だったので、嘉手納基地等の米軍の空域の関係で、低空飛行を暫く続けて着陸するという、なかなか楽しいものを体験する事が出来ました。いわば、沖縄に着くまでの遊覧飛行みたいなものです。もちろん、当の嘉手納基地もよく見え、そして16:35、無事那覇空港に着陸しました。着いてみれば早いものですね。隣りのゲートには、恐らく池田君が乗ってきたと思われる、羽田からの全日空747-400D型機が翼を休めており、この大きさの差は何だ!…と思いながらも(笑)、池田君の待っている空港出口へと足早に移動しました。
…案の定、池田君は大荷物でした。一応、自分よりウッドベース分だけ多いだけなのですが、見た目にはそれ以上の大変さを醸し出しています。どうもどうも…と言いながら空港の外に出ますが、やはり沖縄は暖かいです♪…上着なんかいらないですね。ただ、西仲さんが言っていた、Tシャツだけでも大丈夫!…というのは若干微妙な気温でしたが…(笑)。
元々、西仲さん達が空港まで迎えに来てくれる事になっていましたが、諸々の事情で(よく分からないですが…)、自力で直接この日の演奏場所まで行く事になってしまいました。どうやらジャンボ・タクシーというものがあるらしく、それで来て…だそうです(笑)。どんなものなのだろう…と思っていたら、確かに、ワゴン車の容姿のタクシーが空港に停まっているではありませんか。それを拾い、とりあえずは沖縄ツアー初日の演奏場所である、那覇市内の“寓話”というお店に向かいました。
お店の前に着くと、そこには西仲さんと和丸君の姿がありました。…ようやくここで、今回のカルテット・メンバーが全員揃った事になります。何となく安心感がありますが、肝心のお店がまだ開いていません(笑)。早速、沖縄タイムにやられてしまいますが、この待ち時間もまた、まったりとしていて、何故か悪い居心地とは思わなかったです。…そんな感じで、15分後くらいにお店の方がやってきて、やっと中に入れました…。店内は予想以上に広く、そして何となく歴史を感じさせる雰囲気もあります。これは、なかなか楽しいライブになりそうですね。
リハーサルをそこそこに終えて、まずメンバーが向かったのは、近くの居酒屋でした(笑)。やはり、腹ごしらえや、景気付けの1杯♪というのも、何気に大事な儀式だったりするのです。もちろんビールはオリオンですが、泡盛はライブ後までとっておく事にしました。寓話の泡盛は美味しい…と言われていた為でもありますが…。
さて、ライブの開始です。しかし、開始時刻は21:00と、これは東京から見ても相当遅い時間の始まりですが、お客さんはほぼ満席という状況でした。水曜日という日にも関わらず、さすが時間の遅い沖縄だと思いましたが、自分達にとってはありがたい事でもあります。早速ライブに浸かっていく事にしましょう!
今回の曲ですが、基本的には東京でやるライブでも演奏してきたものばかりで、特に目新しい事はやっていません。その分、伸び伸びとしたプレイが出来るわけでありますが、意外にも自分達は落ち着いてた感じでしょうか…。お互いを探り探りな感じが出ていました。
よく考えたら自分達にとって、ここは東京や沖縄に限らず、“久しぶりの新しいお店の演奏”…なんですよね。だからこそ、音の回り方や聞こえ方等、まずはそこに意識がいっていたのだと思います。普通はツアーが実現するまでは、地元で色々な場所でライブを重ねていって、そして改めて新しい地域で…という感じがあります。しかし、このメンバーでの西仲美咲カルテットは、殆どが吉祥寺 Meg というお店ばかりでライブをやっていたので、ある意味では新しいお店に慣れていなかったのかもしれません。…成程、ツアーをやると、今までの自分達の活動履歴がそのまま反映されてきますよね…。
ライブは進み、やはり1ステージ目よりも、2ステージ目の方が自分達は馴染んできた感じでしょうか…。こちらは1曲程ですが、ピアノ・トリオ編成でもやらせて頂きまして、しかも自分のオリジナル曲である“Final Approach”という曲の演奏です!…沖縄のお客さんに聴かせられる機会がある…というのは大変喜ばしい事で、この為に自分のCD『Pictures』も持ってきましたので(何枚か買って頂きました♪)、より多くの方に知って頂ければと思いました。もちろん、ドラムは和丸君なので、自分のオリジナル・トリオ・メンバーとは違うのですが、ここに沖縄の風を吹き込んだ雰囲気と言いますか、楽しく演奏出来たと思います。このトリオでの演奏というのも、今回のツアーで成長が見られるかもしれませんね。
そんなこんなで、アンコールも入れて、演奏が全て終わったのは24:30頃でした。演奏中はあまり時間を気にしていなかったので、この事に気付いたのは驚きでしたが、ツアー初日にして、かなり燃え尽きれた感じだったと思います。メンバーそれぞれも、良い具合に演奏面で自分を出させてきてて、良い初日を迎えられたのではないでしょうか。次の日の演奏場所も、この日と同じ寓話という事で、また面白い時間を共有できそうです。そんな期待を胸に、この日はぐっすり休もうと思いました。
…と思ったのも束の間…、予想できた事ではありますが、打ち上げ?…いや、泡盛タイムが始まってしまいました(笑)。池田君なんか、ロックで飲んでますし、これは次の日に影響が出たりしないのでしょうか。そんな感じで瞬く間に時間は過ぎ、ふとお店の時計を見ると、もう2:00になってしまう頃ではありませんか!…これぞ沖縄の洗礼でした。2日目以降も、身体が持てば良いのですけどね…(笑)。
2月25日(2日目)
次の日、ホテルの玄関に集合したのは朝の8:30!…さすがに眠いですが(笑)、この日の観光を全てスムーズにこなすには、この時間でないと厳しいのが現状でした。なんとか自分は、昨日のお酒が抜けきっていましたが、池田君は微妙に泡盛が残っているようでした。…さて、大丈夫なのでしょうか…。
この日のメインは何と言っても、美ら海(ちゅらうみ)水族館に行く事です。ジンベイザメやマンタが間近に眺められる水槽は特に有名で、世界最大規模と言っても過言ではないでしょう。自分は沖縄には何度も来ていますが、この水族館には行った事がありませんでした…。更には、西仲さんや和丸君を始め、沖縄に来たなら絶対に行った方が良い…という意見を何度も聞いていたので、そうか…と思い、今回実現の運びに至ったのでした。
難点は、この水族館は沖縄本当の北部に位置し、那覇からは結構遠いという事でした。北部の入口の町である名護からも、更に奥に進んだ所にあり、これは車で行かないと、どうしても不便な場所にあるのです。しかし、これは“レンタカー”というもので解決しました。なんと、今回のツアーに訪れて来てくれたお客さんの1人が、自分達の為にわざわざレンタカーを借りてくれまして(その方も一緒には行きましたが、その方はタクシーをチャーターしていました)、これで移動は何の問題も無くなったわけです。天気も晴れていて絶好のドライブ日和でもありますし、皆のテンションが高まったのは言うまでもありませんでした(笑)。
とりあえず、そのお客さんと西仲さんがタクシー移動、あとの野郎3人(笑)が、レンタカーで移動…という事になりました。野郎3人は皆運転出来るので(西仲さんも、一応免許は持っているみたいですが、どうやらペーパー的な感じらしく…笑)、すぐに運転を代わる事が出来るのが強みです。ただ、ここは沖縄ですから、自分は昼以降になるとお酒を飲んでしまう可能性があります。…なので、早速往路の運転を希望させて頂きました(笑)。さすがに皆さんも察したようでしたね…。
那覇市内を過ぎてから高速道路に乗り、いよいよ快適なドライブ・タイムです。和丸君のお勧めで、車内のラジオは米軍御用達の音楽チャンネルにさせて頂いて、BGM的にも異国情緒を漂わせてみせます。やはり沖縄にはアメリカの音楽が合ってしまいますね。視覚的にも聴覚的にも刺激を感じ、池田君の2日酔い?も治まってきたようです。これでもう皆、完璧の状態で臨めますね。一体、どれだけ楽しんできてしまうのでしょうか…!?
そして、時刻も11:00ぐらい(そんなに急いでは向かわなかったので…)になった頃に、一行は美ら海水族館に到着しました。そして、水族館の素晴らしい立地に、自分は思わず感動してしまいました。今まで知らなかったのですが、海をすぐ後ろに見ながら建てられていたんですね。確かに、水族館はそのような立地が多そうな感じはしますが、やはり沖縄の海となると、自分の予想を遥かに超えた綺麗さが広がっていたと言うか、何だか水族館の中まで本当の海が入り込んでいるような、そんな気さえしてしまいました。建物の環境だけで、来て良かったと思わせてしまうという水族館は、自分は今のところ他に知りません!
やっとの思いで中に入りましたが、入口から遠巻きにイルカのショーが見られ、ついつい和丸君とそこで時間を潰してしまい、気付いたら皆がいなくなっているという状況になってしまいました。恐ろしいくらいに時間が経つのを忘れてしまう状況でしたが、慌てて中に入って色々と見学をしていきます。ここで頼りになるのは和丸君で、魚を見て1つ1つ説明してくれるのです。さすが沖縄の阿嘉島出身!…と思いましたが、確かに和丸君と、これらの魚とのコントラストは不思議なくらい合っていて、何だか一体化しているような感覚さえ受けました。やはり沖縄人なんだな…と思うと共に、自然との協調のあり方を見ているよな気分にもなりましたね。
そして、いよいよメインの水槽です。ここを見なければ始まりません!!…データによると、この水槽は“黒潮の海”と呼ばれていて、長さ35m、幅27m、深さ10m、水量7500㎥で世界最大規模。中でもアクリルパネルの大きさは有名で、厚さは60cm、幅は22,5mにもなるのだそうです。…と、色々な数字を出したところで、やはり間近に勝る迫力というのは無い事くらい自分では分かっています…。とにかく圧倒されるこの大水槽。ジンベイザメや、マンタの群れが見られる水族館は殆ど無く、本当に何分見てても飽きない感じでした。この大水槽にはカフェが併設されていて、コーヒー等を飲みながら、水槽内を漂っている魚達を見る事が出来るのですが、それらの時間と合わせたら、本当に1時間半くらいはこの場所に留まっていたのではないでしょうか。不思議な魅力を放つ空間だったと思いました。
その後、やはりイルカのショーくらい、じっくりと見るべきだ!…と思い、野郎3人(笑)でそちらのブースへと移動します。ここは正に、バックが海となる環境になっていて、イルカも何だか気持ちよさそうに見えてしまいます。ここで自分は我慢出来ず、ついにビールを飲み始めてしまいました(笑)。後の2人に運転を託して…。いやー、素晴らしい時間を過ごせました♪
美ら海水族館を後にして、もう時刻は14:00近くになっていましたが、そろそろお腹も空いてきました。そして、自分達を案内してくれたお客さんのお勧めの店に向かったのですが、これが結構な裏道という感じで、こんな先にレストランなんかがあるのかと思ってしまう程でした…。しかし、そのお店に着いた時、この日2回目の驚きを自分達は体験するのです。
そこは花人逢(かじんほう)というピザ喫茶のお店で、高台に位置し、そこに行くまでには狭くて急な坂道があるルートを通らなくてはならないのですが、お店の前の駐車場には結構な台数の車が停まっていて、その人気の高さを窺わせてくれるようでした。そしてお店の中に入ると、沖縄風の建物の中に幾つか席が用意されていて、更にテラス(縁側という感じ)席まであるのには感心しました。
そして、そこから望める景色というのが…もう、言う事ないですね(左上写真参照)。先程、美ら海水族館から見えた伊江島を、沖縄半島の大地越しに眺める感じで、それはもう雄大な景色でした。大地の緑と、大海原の青、そして適度な雲が被さっており、雄大でいて落ち着くという光景は、なかなか体感できるものではありません。ここがレストランである事を忘れてしまいそうになりますが、サラダやピザも絶品で、その部分も抜かりが無い…という感じです。
それは人気が出るのも当然なわけですが、案内してくれたお客さん曰く、ここは最近有名になり過ぎて、人が混んできてしまったのが残念…との事でした。ここのお店を発見した当初を体験したいものですが、成程、確かにメジャーになり過ぎるのも、お客さんにとっては良いばかりでは無いようです。難しいバランスですが、沖縄のお気に入りのお店には、正直“隠れ家”的な要素も欲しいですものね。何となく分かるような気もしました。
お腹も一杯になり、今度は今帰仁城(なきじんぐすく)へと案内されました。ここは、沖縄県最大の城だった事で有名でして、14世紀の琉球王国の繁栄時を偲ばせてくれる場所でもあるようです。道的には、先程の場所より更に奥の方に向かう感じでしたが、この今帰仁…という言葉の響きに、何だか物悲しい心情を思ってしまったのは、自分だけでしょうか…?
ここの場所もまた最高でした。あくまでも今帰仁城“跡”であり、城自体の建物は残っていないのですが、城壁の感じから、相当大きい敷地であった事は容易に想像出来ます。そして、そこから眺める沖縄の景色…。きっと当時の城の主も、ここからの景色を目に焼き付けていたに違いありません。ここは世界遺産に登録されていますが、そんな勲章とは別物とも言って良いくらい、沖縄を代表する名所だと思いました。何故自分は、今までこういった場所を訪れてなかったのでしょうか…。
さて、日も傾きかけてきて、そろそろ那覇に戻らなければならない時間がやってきました…。そうです…完璧に観光をしていましたが、自分は今回は沖縄に演奏をしにやってきたのでした。あまりに沖縄を体感し過ぎて、脳裏から消えてしまいそうでしたが、この“体感”が、この日の演奏にも役立つ事でしょう。また、行きと同じ時間を掛けて、那覇に戻ったのが17:00前くらい。そして、今度は夜ご飯を食べに行きました。
案内されたのは、泊まっていたホテル近くのレキオス…というお店です。西仲さんや和丸君、そして案内してくれたお客さんとも馴染みが深く、それは「お帰りなさい!」とでも言われているような雰囲気でした。ここで出されたのが、意外に今回まだ食べていなかった魚の刺身です。先程の美ら海水族館の直後に…というのが何とも面白いタイミングですが(笑)、沖縄の魚を説明されつつ、あ、さっき和丸君が言ってた魚だ…というような感じで、なかなか楽しく食べさせて頂きました。
しかし、このお店で一番驚いた事と言えば、普通にお店に掛かっていたBGMが、いきなり、自分のCD『Pictures』の曲になった事でしょう(笑)。流石に「え~!?」と思いましたが、そう言えば、西仲さんが自分のCDを何枚か購入して頂いていた事を思い出しました…。成程、こういったお店に伝わっていくわけですね…。恥ずかしい気持ちも若干ありながら、何だか感慨深いものがありましたね…。今日は良いライブが出来そうです。
そして、再度寓話に戻ってきました。もうやり方は慣れたもので、リハーサルというか、少し皆で音を出したくらいで本番に臨んでしまいます。もちろん、沖縄の空気を沢山吸ってきた自分達にとって、もう沖縄の方々との温度差は見せません。後は自分達らしく弾いていけば良いだけです。
若干、自分達に疲れがあったのは否めませんでしたが(観光疲れ?)、それでも最後まで楽しい雰囲気でライブは出来たと思います。沖縄体験の事を話しつつ、お客さんの表情を窺いつつ、そしてまた演奏をしつつ…。今、自分は沖縄で演奏をしている…というのを、直接の肌で感じていく事の楽しさを発見した感じがしました。確かに、これは癖になってしまいそうです(笑)。そうなると、人間だんだん欲が出てきてしまうものらしく、前日にもやったピアノトリオ編成での曲に、自分の最近作った曲(“Water Lily Part 2”なんかをやりました)を組み入れてみたりもしました。結局、この攻めの姿勢が、ライブ全体を良い方向に導いていたみたいです。2日間の寓話演奏、どうもありがとうございました!
2日間、同じ場所で演奏…というのは、東京にいてもなかなか実現できる事ではないですが、お店の方とも沢山知り合いになれましたし、自分にとっての財産がまた増える事になりました。もちろん、名残惜しさもそれ以上…という感じですが(笑)、また必ず足を運びたいお店である事に、間違いは無いでしょう。…改めてまして、どうもお世話になりました。またよろしくお願い致します!
もちろん、この後も遅くまで飲んでいたのですが、お店を後にして、野郎3人でラーメン屋に行きたい欲が出てきてしまいました(笑)。まさか沖縄で、深夜のラーメン屋に行くとは思いもよりませんでしたが、和丸君が泊まっているアパート近くのお店に向かい、豚骨風のラーメンを堪能…。長い1日の締めを、無事迎えられました。この沖縄ツアー、思った以上に深いものを得られそうです。次の日もまだまだ楽しめそうですね♪
観光もしてましたね~(笑)
元気ですね♪
ましたけどね(笑)。でも、沖縄の景色を堪能したら、
そんなのどこ吹く風でした♪…引き続きお楽しみ下さいませ!
うわー、沖縄に又行きたくなりました。
雄大な今帰仁城(なきじんぐすく)跡の雰囲気から昔の琉球王朝の姿がよみがえってくるようです。
次回、♪美咲さんと行く沖縄ライブツアーの際は
今回のコースがそのまま使えそうですね(笑)
西仲さんを始め、沖縄ツアーで関わって頂けた方々に感謝です!
次回は更にディープな?探検を試みたいものです。
また行きたくなりましたもの(笑)。それが沖縄の魅力です!