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 基本、鉄道さんぽを行う時の天候は晴れが良いです。空も明るく、太陽が鉄道車両を照らしてくれるお陰で写真も綺麗に写り、何より“さんぽ”ですから、雨ですと足が鈍ってしまいます…。しかし、鉄道路線の中には、雨という天気が似合う路線もいるもので、今回取り上げた箱根登山鉄道もその1つではないでしょうか。
 箱根登山鉄道は御存知の通り、小田原市と箱根町を結ぶ鉄道で、日本では珍しい本格的な山岳鉄道でもあります。特に、本格的な山岳区間となる、箱根湯本駅から終点の強羅駅までの間は、距離にして9km程の間に約440mも登り、粘着鉄道(普通鉄道)としては日本で最も急な勾配である、80‰(1000m進むごとに、80m高くなる坂です)という坂が、至る所に存在しています。箱根登山鉄道は、鉄道線の他に鋼索線(ケーブルカー)も有していますが、今回は小田原駅~強羅駅間の鉄道線のみを取り上げます。
 沿線は温泉街も多いですが、箱根湯本駅より先は険しい山の中…という感じで、視界も開ける事はなかなか無く、しっとりとした風景が似合う区間でもあります。また、沿線には職員の手で植えられたアジサイが多く見られ、それが雨の似合う路線…とも言える所以でもあります。今回さんぽを実行した日は曇り時々雨…という天候で、霧も多く発生しており、箱根登山鉄道らしい風景を演出してくれました。多くの写真と共に、その魅力を伝えられたらと思います。


 ●日時…2011年6月26日 ●路線距離…15,0km ●駅数…11駅

 箱根登山鉄道の起点となる駅は小田原駅ですが、現在、それが分かる人は数少ないのではないでしょうか。…と言うのは、現在は箱根登山鉄道の車両は、小田原駅には乗り入れてきていないからです…。どういう事かと思うかもしれませんが、現在、路線の小田原駅~箱根湯本駅間は、小田急電鉄の車両のみによって運行されている状態なのです。
 元々は箱根登山鉄道の車両だけで運行されていたその区間に、小田急電鉄が乗り入れてきたのが1950年の事…。これによって新宿駅と箱根湯本駅間は1本化され、直通列車も走り、大変便利になりましたが、お互いにレールの幅が違うので、小田原駅~箱根湯本駅間は、どちらの車両も走れるように、三線軌条という、全部で3本のレールが敷かれていたものでした。
 ただ、箱根登山鉄道の車両は、急勾配、急カーブに備えて造られている為にサイズが小さく、小田急の車両とは輸送力に相当な差が出ていました…。また、バリアフリーの問題もあってか、2006年3月以降は、箱根登山鉄道車両は箱根湯本駅~強羅駅のみの運行とし、小田原駅には顔を出さなくなりました。この時、3線あったレールも、小田急サイズのレールを残して撤去されたので、物理的に小田原駅に行く事すら不可能になっています。
 それ以降、小田原駅~箱根湯本駅間は、小田急の車両によってのみ運行されるという不思議な区間になるのですが、一部、小田急の車両も、箱根登山鉄道に合わせた塗装に変更された車両を登場させ、その路線ブランド維持に努めています。ただ、箱根登山鉄道の路線図を見てみると、小田原駅~箱根湯本駅間は“小田急電車”、箱根湯本駅~強羅駅間は“箱根登山電車”と称しているので、その運行形態からも、これが一番分かりやすいのでしょうね…。確かに、“登山”と連想出来そうな区間は、箱根湯本駅以降の区間でもありますし…。

  
早速、小田急車両による箱根湯本駅行き列車が、小田原駅に停車しています  箱根板橋駅の一番左側にあるホームは、かつて登山鉄道の車両専用のホームでした

 …というわけで、小田原駅は箱根登山鉄道の起点駅でもありますが、やはり駅の雰囲気というのは小田急電鉄…という感じは否めません…。ただ、新宿駅から小田急ロマンスカー等でこの駅を過ぎると、単線区間に入り、急に速度を落として、それは慎重に走っていく感じになるので、やはり小田急電鉄の路線とは一味違う部分がこの先には存在しているのです。
 1つ目の箱根板橋駅の手前では、半径160mの急カーブがあり、ここの速度の落としっぷりは特筆ものです(笑)。島式ホームの当駅ですが、下り線側にはもう1つ、小さいホームが存在しています。これは、かつての登山鉄道車両用のホームで、三線軌条だった時代の時に、登山鉄道車両と小田急車両が駅に着くと、その車両サイズの違いから、ホームと車両の隙間が大幅に空いてしまうという状況が生まれてしまい、この専用ホームを使っていたのです。1本レールが外されてしまった今(右上写真の左側の線路に、その跡がありますね)、このホームは使われなくなってしまいましたが、かつてここに箱根登山鉄道の車両が来ていた…という事を伝える大事な存在でもあるかもしれませんね。
 さて、小田原駅~箱根湯本駅間は“平坦区間”とも呼ばれ、まだ山岳路線というには早いような雰囲気でもあるのですが、それでも40‰という勾配も存在しますし、この区間を小田急電鉄の車両が走っているといのも、なかなか面白い光景ではあります。

  
入生田駅には、登山鉄道車両の車庫が併設  ロマンスカー同士の交換がよく見られる入生田駅

 風祭駅を過ぎ、入生田駅に到着する手前の右側に箱根登山鉄道車両用の車庫が見え、ここからは昔のように、三線軌条となって進みます。ただ、ここと箱根湯本駅間を走る登山鉄道の車両は回送列車のみで、営業運転列車はありません。それでも三線軌条を手軽に見れる区間としても、この区間は貴重と言えるかもしれませんね。更に急勾配、急カーブが続いて、速度も落として走る区間でもありますが、左側に早川が見えてきて並走し始めると、小田急列車区間との分岐点、箱根湯本駅に到着します。

  
箱根登山鉄道塗装に改められた小田急車両…ちょうど40‰の坂を駆け下りてきたところです  小田急ロマンスカーの代表格、ⅤSE車両がやってきました

 今回、さんぽを行った日は日曜日でもあったので、箱根湯本駅は大混雑という感じでした…。無理も無い筈で、ここまでの列車は、普通列車で4両、特急列車で6両相当の列車から、登山鉄道車両が2両又は3両の編成になってしまうからです。また、1両の長さ自体も小さく、小田急車両は20mに対し、後者は15m程です。登山鉄道車両はラッシュ時のような状態は必至で、中には整理乗車を行っている列車すらありました。ここで「車で来ていれば良かった」と思う人もいますが、ここにはメインの道は国道1号線の1本しかなく、こちらは渋滞が必至という状態です…。果たして、どちらを取るべきか…(笑)。

  
小田急車両から登山鉄道車両に乗り換える人で、駅は沢山の人で溢れ返っていた箱根湯本駅  箱根湯本駅を出ると、早速80‰の勾配が現れます

 …という事で、この先は混雑必至の箱根登山鉄道車両のみの運行となります。小田原駅寄りの区間は物理的に登山鉄道車両の乗り入れが不可能になりましたが、ここからは、小田急車両の乗り入れが物理的に不可能となるわけです。それは、列車が箱根湯本駅を出てからすぐに現れる、例の80‰の急勾配(右上写真参照)を見れば明らかです。箱根登山鉄道の車両は、1両の長さが約15mと書きましたが、これでこの坂を登ると、1両の前と後ろでは、約1mの高低差が付く計算になります。3両編成ですと、約3mもの差です。車内にいても、吊革が斜めになる事から急勾配である事が分かり、今回のような日曜日ですと、観光客は早速大はしゃぎ…という感じではないでしょうか(笑)。
 列車は黙々と登っていきますが、ほんの数百メートル走ったところで、湯本駅の温泉街が遥か下に見えるようになり、勾配のキツさを実感させます…。そのままトンネルを入ったり出たりを繰り返し、塔ノ沢駅に到着します。ホームの両側をトンネルに挟まれており、山の奥という雰囲気が満点の駅でもあります。

  
箱根湯本駅から列車が登ってきました…塔ノ沢駅より  山間の小さな駅です…塔ノ沢駅

 実際、この駅に列車以外で人が到達するには、国道から約5分程、歩行者用通路を通っていかなくてはなりません(唯一の、終日無人駅でもあります)。車等の乗り入れもまず出来ず、小田原寄りのトンネルを拡張した際の作業の大変さが想像出来ますが(手掘りを余儀無くされたそうだとか…)、自然真っ只中の駅でもあり、是非一度降りて、その雰囲気を体験して頂きたい駅でもありますね。
 駅を出ると、すぐトンネルに入り、更に勾配を登っていって、今度は早川橋梁という橋を渡ります。これは、通称“出山の鉄橋”と言われていて、深さ43mの渓谷を渡る、箱根の観光名所の1つともなっています。紅葉時には、橋上で減速や停止も行われていて、車内にいるお客さんは一斉に外に向けてカメラを撮り始める場所でもありました。
 ここは、付近に架かる道路橋からも眺められる、有名撮影ポイントでもあったのですが、現在は封鎖されてしまい(その奥に通じる旅館が閉鎖されたからです…)、そこからの撮影は不可能になってしまいました。なので、現在は左下写真のような感じが限界ですが、若干無理がありますね…。素晴らしい景観を誇っていた場所なだけに、残念です。

  橋の手前には、柵が付けられていました  出山信号所から、早川橋梁を見下ろします

 早川橋梁を渡り、更にトンネルに入り、今度は左にカーブします。そのまま180度程は進行方向が変わったかと思うと、出山信号所に到着します。谷側には、先程通った早川橋梁が遥か下に見えて、こんなに登ってきたのか(実際、こことの標高差は50~60m)と実感させられるポイントでもあります。ここで最初のスイッチバックを行います。
 スイッチバック…つまり、列車の進行方向が変わるのです。この先は、ただの直線の坂では、いくら登山鉄道車両でも登れない地形の為、こうして山を登っていく手法が使われており、この鉄道では終点まで、このスイッチバックが3回行われます。当然ですが、スイッチバック時には運転手と車掌の場所も入れ替わるわけで、御丁寧にその足で、列車の前から後ろまで、信号所に敷設されている小さなホームのようなものを通って移動しています。そして、やっとの事で列車が発車しますが、この次の大平台駅まで、塔ノ沢駅から直線距離にして1,6~1,7kmにも関わらず、例のスイッチバックや急カーブ、急勾配もあったりするので、列車は15分も要しています。ちなみにこの1駅で、列車は184mも登っています。

  車内からは、アジサイが楽しめます  大平台駅から見える勾配も、なかなか急です

 さて、大平台駅の標高は349m。この日、霧が発生してきたのも、この高さになった辺りからだったでしょうか…。この駅はスイッチバック駅になっており、大平台駅に到着する直前に、左から線路がやってきて、頭端式のホームに到着する…という感じです。この駅では是非列車から降りて、色々と沿線風景を見てみたいものです。

  大平台駅はスイッチバック駅なので、行き止まり式のホームになっています  沿線のアジサイも、こんな感じに咲いています♪

 雨はギリギリ降っていない…という感じですが、霧の発生は本当に気紛れで、少し前は景色がくっきりと見えていたのに、次の瞬間には100m先は何も見えない…という状況にもなってしまったり…、鉄道の写真を撮るには不向きの条件でしたが、薄めの霧ぐらいですと雰囲気は抜群なのもまた事実です。しかし、自然発生的なものなので、その予測は不可で、暫くはそことの戦いの時間が続いたものでした。
 霧が濃い状態ですと、鉄道が近付いて来るのかさえ分からなくなってしまうのですが、耳を澄ますと、あの独特の箱根登山鉄道の車両の音が聞こてくるのです。大平台駅を出発した電車は、また坂を登り始めますが、すぐに上大平台信号所に到着し、ここで3度目のスイッチバックを行うので、この付近では行ったり来たりを繰り返すのか、走り去っていった鉄道の走行音が、また少し経つと聞こえ始める…という状況になるのです。目で見るだけでなく、耳で聞くだけでも、スイッチバックという独特のシステムを感じる事が出来る…。霧は、そんな面白い環境も作ってくれていたようでした。

  上大平台信号所にて…下っていく電車  運転手、車掌の移動中

 上写真は、そんな上大平台信号所の写真で、最後のスイッチバック・ポイントでもあります。ここまで全部で3回のスイッチバックがあったので、箱根湯本駅を発車した時点とは、逆の進行方向になっている事にも注目です!…この先、トンネルを抜けると仙人台信号所となりますが、ここはスイッチバックではないものの、必ず一旦停車します。そして再び国道1号線と並走し始めますが、山肌に沿ったルートを敢えて通している為に、急カーブ、急勾配はやはり続きます。特に、右下写真のカーブは、半径30mという相当なもの。3両編成の場合、先頭車と後尾車の角度は120度にもなるそうです。

  仙人台信号所付近…アジサイが綺麗です♪  国道1号線から見た、半径30mのカーブ区間

 このまま徐々に高度を上げていき、宮ノ下駅に到着します。ここの標高は448mで、大平台駅からは約100m上がってきた事になります。やはり、直線距離では1km強ぐらいしか離れていませんが、ここまで10分くらいは要します。宮ノ下駅は、宮ノ下温泉や堂ヶ島温泉等がある場所であり、あの有名な富士屋ホテルもあるので、なかなか乗降客の多い駅でもあります。

  宮ノ下駅付近  宮ノ下駅は、活気のある駅でした

 この駅には、ホーム自体にアジサイが植えられていて、自分も途中下車をしつつ、色々と写真を撮っていたのですが、霧が一気に濃くなったり、それらが逆に全く晴れてしまったり…あまりに刻々と状況が変わるので、ついつい1時間程滞在してしまいました(笑)。箱根登山鉄道の運転本数は、1時間に上下4本ずつが基本なので、意外とシャッター・チャンスには恵まれているのですが、天候にはやはり勝てません。ひとまず、上下4枚の写真が、宮ノ下駅付近を表している写真になっているかなと思います。

  ホーム自体にアジサイが植えられている宮ノ下駅  一瞬、霧が晴れたものの、この間に電車は来ず…

 さて、宮ノ下駅を発車し、1,3kmの距離で87mを登り、標高535mの小涌谷駅に到着します。更に登っていき、左に、右にと急カーブで進路を変えていきますが、その後は箱根登山鉄道では珍しく直線が続き、緩い登り勾配で彫刻の森駅に到着します。有名な、彫刻の森美術館の最寄駅です。ここの標高は551mで、そろそろ終点も近付いてきた感じになります。

  箱根登山鉄道では珍しい、直線区間  モハ2形のモハ108車両は、前面の塗装が若干異なります(これは昭和30年代の塗装です)

 ここまで見てきたように、箱根登山鉄道の車両は、一般的な鉄道車両より少し小さ目なのがお分かりかと思いますが、それも急カーブ、急勾配に対応させる部分があっての事です。急カーブ時は、車輪とレールの磨耗を防ぐために、散水を行いながら走行してます(つまり、水を蓄えるタンクが装備されているのです)。また、電車の走行、ブレーキに使用している抵抗器は、下り坂での発電ブレーキで使用の際に大量の熱が発生する為、冷却しやすい用に屋根上に搭載されています(…なので、新しい車両に掲載されているクーラーは、車内に装備されています)。

  彫刻の森駅  彫刻の森駅~強羅駅間の、最後の急カーブ

 さて、彫刻の森駅を発車すると、ここからは平坦な道のりが続きます。急カーブも途中1ヶ所のみで、それまでの重い走行音も一転して、軽快に終点を目指していく感じです。そんな状況も束の間、ほんの2分程でで終点、強羅駅に到着です。ここの標高は553m。小田原駅の標高は26mなので、527mも登ってきた事になりますが、これぞ山岳鉄道と言える数字かもしれませんt年。周辺には温泉街もあり、色々な施設も多いですが、この先はケーブルカー路線もあり、各方面に向かうバスの路線もあるので、箱根観光の拠点ともとれる駅にもなっているのかもしれませんね。いつも賑わっているイメージがあります。

  早雲山を望みつつ、強羅駅に到着  強羅駅のホームは片面に1つですが、2線入れます

  大きな屋根が特徴の強羅駅  ケーブルカーもまた、気になる路線です…(笑)

 今回の“さんぽ”はここまでです。箱根登山鉄道は、これまでに何度も乗っていますが、今回程途中下車をしたり、駅間を歩いたりをした事は無く、なかなか楽しい時間でした。天気にも恵まれて(ここでいう恵まれる…とは、霧だったり、それが晴れたりと、色々と変化があった事を指します…笑)、箱根登山鉄道の魅力的な側面を映し出してくれたかもしれません。
 このままケーブルカーに乗って、ゴンドラに乗って…、箱根観光を楽しんでしまいたいところですが(笑)、いつの間にか午後5時くらいになっていたので、これで引き返します。今度またゆっくり来よう…。そう思えただけでも十分なくらい、充実した箱根登山鉄道の“さんぽ”だったと思いました♪

 ☆箱根登山鉄道のHP…www.hakone-tozan.co.jp/

拍手[7回]

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【あじさいがいいですね~】
霧を感じる写真も楽しみました。
あじさいといえば、鎌倉の江ノ電で行ける付近にも名所がありますねえ。
今年はもう終わってしまったかなあ~行きたくなってしまう。
なぜか電車にあいさいは似合う気がします・・・・。
【アジサイ良いですよね】
箱根登山鉄道の良い所として、路線が500mの標高差を
掛けて走っているので、沿線によってアジサイの満開時が
異なるという点が挙げられます。現在は大平台付近が
良い感じでしたが、終点の強羅近くですと、7月中旬以降
までは楽しめるらしいので、まだまだ間に合うかもしれませんよ♪
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Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

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Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
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Member…(Pf)竹内大輔、
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