昨日は、経堂にある Crazy Love でサックス・カルテットのライブでした。…と書くと、いつものような感じで行われた…と思われてしまいそうですが、この日は自分にとっては一味も二味も違う日でした。それは、演奏メンバーに大きな意味が隠れていた様に思います。
この日の出演者はというと、ピアノは自分、テナー・サックスに青木秀明さん、ベースに吉木稔さん、そして、ドラムに大島洋さんです。このメンバーは実は、このお店で自分がライブを始めた頃(それは同時に、自分がジャズを、ちゃんとしたお店で人前で演奏するようになって…という意味を指します)に何度か組んだメンバーでもあり、それはもう6年~7年くらい前の話しになってしまうと思うのですが(ブログもまだ始めていないくらいです)、とにかく、自分に刺激を与えて貰っていたバンドでもありました。
演奏面も勿論そうなのですが、お店での過ごし方と言いますか(笑)、あの頃は演奏開始時刻がやたらと遅く、21:30ぐらいから1ステージ目が始まって、1時間強の演奏をし、それがそのまま3ステージ…。終わると既に1:30ぐらいになっており、当然自宅に帰れる筈もなく(たまに車で送って貰ったりもしてましたが…)、朝まで飲みあかし、当然、始発コース…。
いや、あの頃は、ジャズのライブとはこうやって過ごすものだと、どこかしたら思っていた自分もいるわけで…(笑)、今思うと微笑ましい限りですが、そういった刺激も知らぬ内に貰っていたという事でしょう。色々な意味で、強い自分になっていけたのではと思います。
そんな思いに駆られながら迎えたライブ…。やはり当時と変わらず、自分が思った以上に刺激を受ける日となりました。細かく説明するのは難しいので省きますが、ただ言えるのは、この日の全3ステージ、集中力を持って本気でピアノに打ち込めた時間だったという事です。その分、ステージが終了すると力が抜けてしまいましたが…(笑)。やはり、あの時のライブは1つ1つ意味があったのでしょうね…。どうもありがとうございました!
☆経堂 Crazy Love のHP…www.jazzbar-crazylove.com/