昨日は、神奈川県の新百合ヶ丘にある Route 66 というお店にて、結構久し振りのボーカルの Na-Key(ナオキ)さんとライブをやってきました。ここは自分は初めて訪れるお店でしたが、Route 66 という店名が示すように、普段はオールディーズ系やディスコ系、ソウル系等を中心としたライブが行われている所のようです。しかし今回の演奏メンバーは、自分とナオキさんの2人だけ…。どうやらアコースティック・ライブと謳われているライブのようで、お店的にも、いつもとは少し違う雰囲気を求めている感じもありました。成程…、だとすると、逆に自分達の編成らしい事をやっていった方が良いのかもしれません。何となく、幾分リラックスした感じで臨めたとも思います。
今回は全部で3ステージが予定されていましたが、演奏する曲など、もう正にステージ上のその場で決めるという感じでやっていってしまいました(笑)。ナオキさんらしい進め方ではありますが、演奏する自分はドキドキものです…。一応、お店で軽いリハーサルも行ったのですが、それらの曲は逆に、取り上げる事も殆ど無く、言うならばぶっつけ本番に近い感じでした。
これは、ナオキさんとデュオで演奏する時の昔からのスタイルなので(結果的に…笑)、問題は特に無いのですが、久し振りの事でもあったので、なかなか最初は大変でした。やり慣れた曲にしても、進行等は特に決めていないので、何が起こるか分かりません。スリリングなライブは健在で、自分も思い出したように演奏していった感じもありました。
特にそれが顕著だったのが、お客さんにリクエストをして、イーグルスの“Hotel California”という、今回の編成向きでもなく、ナオキさんのレパートリーでもない曲を頂いたのですが、それを強引に演奏したという事です(笑)。譜面もあるわけがなく、コード進行をステージ上から店員さんに聞いて、そして演奏に入ってしまいました。…それでも何とかなっていたのが面白く、音楽という魅力の不思議さを感じたものでした。
このように、ある意味でアットホームに進んでいったライブでしたが、途中、店員と店長さんの二方が、それぞれ楽器が出来るという事が分かり、それがギターとドラムだったので、最後にはその2人を加えて“Feel Like Makin' Love”を演奏してしまう等、前代未聞の事態まで発生してしまいます(笑)。こうなるともう何でも楽しくなってきてしまいますが(笑)、やはりナオキさんの力によるところが大きいでしょう。
全体的には、この日はあまりお客さんが多くはなかったのですが、非常に印象に残るライブでした。そして、またの機会もいつか…という反応も頂いていたので、結局は皆で楽しめていたのが良かったのでしょう。どうもお疲れ様でした。またどうぞよろしくお願いします!
☆ナオキさんのHP…na-key.com/Na-key/HOME.html
☆新百合ヶ丘 Route 66 のHP…livehouseroute66.web.fc2.com/