道中はずっと雨で、前述の通り道を間違え、しかも途中で交代した海野さんの運転に皆でビビりつつ…という時間が続いたせいか、お店に着いた時には皆、既に疲れてしまっていた感もありました(笑)。しかし、お店の方に桐生(群馬)名物のソースかつ丼のお店(志多美屋と言い、ソースかつ丼の発祥のお店でもあるとか…)を教えて貰ったので、ここで精神的にも満足感が生まれたのは幸いでした。リハーサル後に腹ごしらえをしつつ(左下写真参照)、いざ本番に立ち向かったものです♪
今回 Village に出演するのは、自分は2回目でした。しかし、前回はというと2006年の夏の事〔竹内大輔の写真日記(~2009)、桐生まで行ったのだから…参照〕でもあったので、実に5年振りの出演という事になっていたのです。勿論、その時は海野さんとでは無いですし、お店自体もその間に移転をされていたので、気持ち的には初出演に近いものがあったように思います。Village というお店は、昔からその独特な雰囲気が個人的に好きでしたが、移転してお店が大きくなっても、その部分は変わっていないようで、何だかホッとしたような気分にもなったものでした(笑)。
前回のお店の時は、ピアノはアップライトでしたが、新しくグランドピアノが入ったようで、それと自分の持っていったキーボードと組み合わせて、海野さんのサウンドを作っていきます。いつものように、この日も殆どが海野さん自身のオリジナル曲ですので、セッション的な部分も含めつつ、攻めの姿勢で演奏していきました。
この日は、お客さんの入りが割りと遅かった事もあり、ライブ自体も30分押しくらいで始めざるを得ませんでしたが、最初は変に冷静過ぎた部分もあったでしょうか…。どちらかと言うと2ステージ目の方が、演奏的にも柔らかくなっていき、お客さんも盛り上がって頂いて、より楽しい時間を過ごせたような気がしました。今回、自分にとっての海野さんの新曲が3曲程ありましたが、こうしたライブを何度も踏む事によって、徐々にそれらを身体に馴染ませる事が出来たので、この先もどんどん楽しくなっていくような気がします。このメンバーで Village で演奏するというのは、最初は意外な感じがしたものでしたが、終わってみれば、是非また行けたらと思えるようなライブになりました。
帰路時には雨も止んで、道もスムーズだったので1時間半くらいで自宅に着く事ができ、これにて今回のプチ・ツアー?は幕を下ろしました(勿論、他のメンバーはまだ先の道中が待っていますが…)。最後に車中で行った“音楽用語しりとり”もなかなか盛り上がったので(笑)、またこんな機会があればと思いますね。…どうも皆様お疲れ様でした!
☆海野あゆみさんのHP…ayumi-unno.com/
☆桐生 Village のHP…www.geocities.jp/village_jazz_and_blues/