またまた前の話しになってしまいますが、5月1日(日)、ボーカルの鹿嶋さんと、幡ヶ谷にある Heavy Sick(なんという名前だ…笑)にて、“カノフェス Vol.6”というイベントに出演をしてきました。これは、鹿嶋さんの知り合いの“カノープス”というバンドが企画したイベントで、バンドの結成6周年にあたる、アニバーサリー的なライブの1つとなっていました(同じ時期に、関東の数カ所でライブを行う予定だそうです)。
幡ヶ谷という静かな雰囲気の住宅地の、商店街沿いの建物にひっそりと佇む Heave Sick もまたユニークな存在でしたが、最近、鹿嶋さんとライブをする時は、“ライブ・バー”という形態よりは、いわゆる“ライブハウス”らしい場所での出演機会が多くなっています。鹿嶋さん自身も、まだ慣れない部分はあるというものの、これはある意味で自分達の挑戦とみても良いように思います。実際、この日の演奏も、とても盛り上がったものとなりましたし…。
1曲目の、お馴染み“Seasons Of Love”を演奏した時からもそうでしたが、会場内で見て頂いたお客さんの暖かさを感じました。そして同時に、恐らくカノープスのお客さんが大勢だと思うのですが、凄く真剣にライブに参加されている雰囲気が伝わってきたのです。これは本当に素晴らしい事で、まだカノープスは出演もしていないのに、ステージと客席との一体感が溢れ出ていたのです。このパワーは素直に凄いと感じましたが、自分達のライブも真剣勝負そのものだと、改めて自覚したものでした。
そんな中、カノープスへのアニバーサリー・プレゼント…ではないですが、カノープス自身の曲を自分達がカバーさせて頂きました。鹿嶋さん曰く、歌詞が選定の決め手となったという“月に逢いたい”という曲で、カノープスのお客さんばかりの前で、こちらも結構な挑戦だとも思ったのですが(笑)、大きな拍手で迎えられ、演奏は大成功だったように思いました。
ただ、実はこの曲を演奏するのはこの日が本当に初めてで、それまでの期間にリハーサル時間が取れなかったので、ほぼ本番ぶっつけの状態となっていた背景は見逃せません。しかし、これはある意味で、自分もまっさらな状態で演奏する事が出来たので、鹿嶋さんの持ってきた譜面のアレンジをそのまま、シンプルに表現する事に繋がったとも思うのです。特に仕掛けも無い感じだったので、メロディや歌詞がストレートに伝わったのではないでしょうか。とても遣り甲斐のある挑戦だったとも思います。
この日は対バン形式で、自分達が2バンド目で、カノープスがトリの4バンド目と、お客さんにとっては長丁場だったかもしれませんが、皆最後まで残ってくれて、いや、むしろ最後になるに連れて、どんどん盛り上がってくる雰囲気にもなってきて…、楽しいイベントになりました。そしてそれは、カノープスの持つステージングそのものを表していると言っても、過言では無いと思いました(写真を見ても明らかでは…笑)。楽しい時間をありがとうございました♪…またどうぞよろしくお願いします!
☆鹿嶋敏行さんのブログ…blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world
☆カノープスのHP…canopus2005.jimdo.com/
☆幡ヶ谷 Heavy Sick のHP…www.heavysick.co.jp/club/