振り返れば、この黄門御一行バンドの初期形態の“黄門トリオ”が結成されたのが、2006年の6月の事〔竹内大輔の写真日記(~2009)、黄門トリオ!参照〕…。“黄門”という名前もそのライブ中に生まれ、そこから何回かライブをやり、バンド形態になったのが同年12月の事〔竹内大輔の写真日記(~2009)、黄門御一行様です♪参照〕…。その後は、何回ライブをやらせて貰ったのかは分かりませんが、約5年間、大して長い休止期間も無く、現在までライブを続けてこれました。本当に、色々とやってきたバンドでした…。
さて、そんな色々やってきた黄門バンドに相応しく、一先ず最後になる今回のライブは、懐かしの“オールナイト・ニッポン”をパクって、全編リクエスト・コーナーという試みになっていました。事前に曲は決めずに、全てお客さんのその場のリクエストでライブをやっていくのです。自分達はステージ上で、今までの全譜面を用意しつつ待機しているわけですが、ラストながら、とてもスリリングな状況でのライブになっていましたね。様々なジャンルの曲を取り上げている黄門バンドらしい締め括りのライブだと思いました。
そんな中、1曲目から自分のインストの“Caravan”だったというのは、正直度肝を抜かれましたね(笑)。しかし、この状況も、黄門バンドならでは…なのです。他のバンドだったら、まず有り得ないでしょうし…。それが逆に、このバンドでは“特徴”として捉えられるわけですから、バンドの個性というのは分からないものです。
その後は“駅”が出てきたり、“卒業写真”が出てきたり、中には「ビートルズの曲を!」という声もあったりして、久し振りの曲もまた然り、いつもの黄門バンドのライブっぽくなってきたものでした。
黄門バンドは5人編成ながら、“春よ、来い”のように、ボーカルの恭子さんと、自分の2人だけで演奏していった曲もありました。また、“あずさ2号”のように、ベースのヒロさんとドラムの誠二さんがボーカルをとり、恭子さんはステージに上がらないという曲もありました。更に言えば、“Room 335”のように、ギターの伸さんがメロディをとる、インスト・コーナーとも言える場もあり、先程の“Caravan”や“Misty”のように、自分がメロディをとるスタンダード・ジャズの時間も設けられており、本当に何でも有りなのが黄門バンドだったようにも思います。
そもそも、恭子さんの曲のレパートリーの広さから、この流れは波及していったようにも思います。今回挙がった曲でも、“Down Town”、“恋人よ”、“Open Arms”、“あの鐘を鳴らすのはあなた”、“I Will Survive”、“Fly To The Moon”等々、それは確かに盛り沢山だと、誰もが納得の事なのです。それはインストも同じ事で、だからこそ持ち曲の多さが際立って見えていたのだと思いますね。…また、お客さんからのリクエストに素直に答えてきたからこそ、多くなったという部分もあり、そう言えば今回は“宇宙戦艦ヤマト”もやりました。つまりはまた、レパートリーが1曲増えてしまったわけですよね…(笑)。
本当に最後まで、お客さんからのリクエストのみで進められた今回のライブ。考えてみると、こうしたお客さんからの投げ掛けがあってこそ、今の今まで続けてこれたのかもしれませんね。最後にはメンバーそれぞれから挨拶の時間も設けられており、自分も黄門トリオの時代から参加させて頂いた身として、感謝の意を述べさせて頂きました。5年間という期間でしたが、今まで本当にありがとうございました。
その後のアンコールは、お馴染み?の“狙い撃ち”でした(笑)。この日は伸さんもステップに参加し、大盛り上がりでライブは終了。これをもって黄門バンドは、暫くの休止期間を置く事になったわけです。しかし、ライブの依頼があればどこかでやるでしょうし、特に解散をしているわけでもないので、また皆様にお会い出来るのは確実です。メンバー皆、黄門バンドが大好きなのです(笑)。、また、相変わらずの緩いステージをお届け出来る日を楽しみに、またの登場をよろしくお願いします!…本当に、お疲れ様でした!
…最後に、今までお世話になった譜面の束でも乗せてみます(笑)。一体、何曲にまで膨れ上がっていたのでしょうか…。本当に、自分自身もレパートリーが増えた5年間でした。改めて、どうもありがとうございました!
☆五反田 Rocky のHP…livecafe-rocky.com/
…ということで、楽しみに待ってます♪
一度、生ピのある編成で黄門バンドを聴きたい、なんて個人的な希望はありますが。
また今度の展開が見え次第、予告編を書かせて頂きます。
ひとまず、長い間どうもありがとうございました!
ありがとうございました。
是非、再開を!
特別イベントとして、
外苑前の某店を貸切で・・・とか。(笑)
そもそもステージに上がりきらなかったりして…。