先日の3月5日に東北新幹線でデビューした“はやぶさ”ですが、車両は新鋭(JR東日本保有の新幹線車両としては、14年振りの新系列)のE5系が専用で使われ、中でもグリーン車の上をいく“グランクラス”の設定は大きな話題になり、初日の列車の前売り開始後約20秒で売り切れになる等、その人気の様子は計り知れない列車でもあります。
先頭の15mにもなるノーズ部分はインパクト大ですが、現在の最高速度は、山陽新幹線内のN700系と同じ300km/時で、段階的に320km/時に上げられ、この時には名実共に日本一の速さの新幹線車両となります。ただ、今のところ東京駅~新青森駅間2往復と、東京駅~仙台駅間の1往復しか設定されておらず、この運転本数の少なさも、チケット入手の競争率を上げている要因になっている気がします。
そして、自分としては来月の4月6日に乗る予定にしていたので、指定席が全国で一斉に発売される1ヶ月前である3月6日に、旅行会社に出向いていたのでした。更に言えば、一斉発売の時刻は朝10:00と決まっているので、この時間に行っても良かったのですが、若干駄目元な見方も自分にありまして、結局午後くらいの時間になってしまっていたのです。店内は空いていて、すぐ様受付カウンターに陣取らせました。
「4月6日発で、新青森駅から大宮駅で“はやぶさ”の予約をしたいのですが…。」
こう切り出します。新青森駅発…と、復路の設定にしてあるのは、往路より混雑していないだろうという考えがあった為と、後述する“旅”計画の、最後のシメとしてこの列車を選びたかったからです。
「今、グランクラスって取れるものなんですかね。」
一応、この事も聞いておきます…。あれだけニュースにも流れているので、その競争率は更に高いものになっているような気もしたのですが、その予約状況は確かに気になるものなのです。すると…、
「グランクラス…ですか…、そうですね…。3月中は殆どの列車で満席になっていますので…、まあ、やってみないと…。」
…と、基本的に期待はしないように…的な発言です。それもその筈で、1列車に18席しか設定されていないグランクラスの確保は物理的にも難しく、3月中はほぼ満席という事も、自分もニュースで何度も耳にしたものでした。店員から“はやぶさ”のパンフレットも渡されましたが、こう見ると、もう本当に高級商品のパンフレットそのものです。まあ、確かに鉄道会社にとって列車というのは“商品”ですし、何より“はやぶさ”は看板商品に間違い無いでしょうしね…。そう思いながら暫く待っていると、頼んでもないのに1枚の切符が発行され、こちらに持ってくるではありませんか。
「取れました。残り1席でしたので、他の方に予約されないように、とりあえず発行してしまいましたけど…、どうしますか?」
残り1席!?
流石“はやぶさ”人気です。…しかし、このタイミングで入手出来るというのはラッキーに近いものがあると言って良く、もう2つ返事でオーケーしてしまいました(笑)。こうして自分は、暫くはプラチナ・チケットと言われるであろうグランクラスのチケットを、無事入手する事が出来たのです(右上写真参照…席番号は消してあります)♪
3月の末から4月の頭にかけて、自分の九州ツアーがあるという事は前のライブスケジュール〔2011年3月と、3~4月の九州ツアーのライブスケジュール 参照〕に載せさせて頂きましたが、この時には九州新幹線も全通しているわけで、事実上、鹿児島(鹿児島中央駅)から青森(新青森駅)まで、新幹線で結ばれている事になります。…そこで、せっかく九州にいるので、この祭鹿児島から青森まで新幹線で乗り通してしまおう!…と考えた時に、その青森からの復路に抜擢されたのが“はやぶさ”だったわけなのです。
今から楽しみで仕方ありませんが、勿論ツアーがあっての旅ですので…(笑)、お互いに一生懸命やっていけたらと思います。それにしても…予約出来て良かった…。
約1ヶ月経ってるから 108×30=3240人
日本の人口が約1億3000万として
1億3000人/3240人=約4万
まだこの時点では4万人に1人しか経験できないグランクラス!
そんな激レアなチケットが「1枚」残っていたなんて、、、
、、、持ってます(笑)。
改めて、まだ残っていたこのチケットに感謝したいと思います。
ただ、この“はやぶさ”号も、年々本数が増えていく筈なので、
価値的にも今が一番のものなのかなと感じております。
とにかく1ヶ月後、思う存分堪能して参ります♪
え…“てつ”の王子様…って事ですか(笑)?
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ここで運を使い果たしてない事を祈るのみです(笑)。