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 今年は早速、1月の始めからツアーを行ってきました。場所は沖縄で、お相手はフルート奏者の西仲美咲さんです。昨年にも似たようなツアーを行ったのは記憶に新しいですが〔西仲美咲、沖縄ツアー(2010.2.24~2.28) 参照〕、今回は決定的に大きな違いが2つあります。1つは、メンバーが西仲さんと自分の2人編成でのツアーだったという事と、もう1つは、今回のツアー中に現地でレコーディングを行った…という事です。詳しくは徐々に触れていきますが、新たな試みと言う意味では、非常に大きなものを持つツアーになったと思いました。5日間という行程の中で、レコーディング1日、ライブ2日と、結構詰めた感じにはなりましたが、色々なものを経験し、そして残せたツアーでした。順に振り返っていきたいと思います。

  1月11日(1日目)
 ツアー1日目、西仲さんとの待ち合わせですが、実は現地の沖縄那覇空港にて…となっていました。西仲さんは自分より3時間程早い便で先に沖縄入りしており、何か用事を済ませてから来るとの事…。つまり自分は、東京の羽田空港から飛行機に乗って沖縄入りするまで、ずっと単独行動だったわけで、お陰で羽田空港では、完全に飛行機撮影を楽しんでいる人になってしまいました(笑)。今回自分が利用した航空会社は、お馴染みスカイマークでしたが、以前より明らかに規模が大きくなっているのを感じました。便数は実際に増加の傾向にあるのですが、それよりも使用搭乗ゲートの数が多くなっていた事に驚かされたのです。

  羽田空港で、スカイマークの機体を見掛けるのは本当に多くなりました  尾翼に星のマークの機体が数機…目立ちます!

 自分の以前の記憶ですと、スカイマークが使えていた搭乗ゲートの数はせいぜい2つ程度で、後は駐機場までバスで移動となる事も結構多かったのです。しかし、今回目にしたのは、ざっと4つは使っているという状態で、1度に4機以上のスカイマークの機体が目に入るという構図は壮観であり、新鮮でもありました。これらの搭乗ゲートを今まで使っていたのは、紛れもなく日本航空(JAL)で、現在路線縮小傾向にもある状態なので、逆にスカイマークが使えるようになってきているのかもしれません。

 とにかく、自分が乗った那覇行きの便は満席でした。1月半ばの平日…という条件にしては素晴らしい成績でしょう。ただ、自分を含めた乗客というのは我儘なもので、お陰で混雑した機内で過ごさなければならない…という憂鬱さが出てくるものなのです(笑)。自分も、本来ならば窓側の席をゲットしたかったのですが、出発1時間半前に空港に行っても、それは叶いませんでした(スカイマークは、事前座席指定が出来ないのです…つまり、当日のチェックインの早い順で選べるのです)。しかも、冬の沖縄行きの便というのは、季節風(向かい風)の影響を受け、そのフライトは3時間を超える事もしばしばです(実際この日は特に風が強い日で、3時間半くらい掛かりました)。仕方無く?自分は有料のビールを頼み、機内を殆ど寝て過ごすというやり方で乗り切りました…。飛行機は16:05発で、那覇空港に着いたのは結局19:30くらいになっていましたから、フライトの後半は暗くなっていたのでこれで良しとも言えそうですが、やはり外は見たかったというのが正直な思いでした。

  満席だった那覇行きの便  那覇空港に到着!(機体は全日空です)

 西仲さんとは、無事那覇空港で落ち合えました。30分以上も遅れてしまったので、何だか悪いなとも思っていたのですが、西仲さんが乗ってきた便も、やはりそれくらい遅れていたのだそうで、何となく自分が遅れるのは想像がついたそうです(笑)。このまま、西仲さんの知り合いという、現地のデザイナーの方に連れられ、1軒のお店へと一緒に案内されました。

 そこは“ふくむら”というお店で、特に建物の外には看板等は出ていません。昼間は刺身屋らしいのですが、夜な夜な魚料理を提供するというお店に変わっていくのです。店内は15人くらいしか入れないような感じでしょうか。カウンターの中には、いかにも大将という感じの人が丁度魚を捌いており、黙々と料理を作り続けています。
 ここは基本的に一見さんは入れず、今回のように、そのデザイナーの方に連れて行って貰ったこそ入れたというものでした(つまり、その方は常連さんなのです…)。ビールの自動販売機が店内に設置されているのが驚きましたが、要するにお酒の持ち込みが自由なんだそうで(氷や、割る物は用意してくれます)、ここでは本当に食べ物しか提供しないのです。そして値段設定も簡単で、1人1000円!…との事でした。何とも単純な設定ですが、特にメニューがあるわけでもなく、席に座ると大将がお任せで作ってくれるのです。その1つが左下写真のものですが、何とも豪快な量で…(笑)。この後、これと同等の量の天ぷら、マース煮(全て魚料理)等が出てきて、一気にお腹が一杯になってしまいました。

  オリオン(発泡酒…笑)と共に…  実はノリノリな大将でした♪

 何てインパクトのあるお店なのでしょう。最寄りの沖縄モノレールの駅的には旭橋駅という、わりと中心に近い所に位置するお店なのですが、まだまだこんなお店があるのですね…。出された料理をカメラで撮ってると、「早く食べれ!」という大将の厳しい声?が飛んできたものでしたが(笑)、色々話していくと、とてもお茶目な方だと分かりました(笑)。音楽目的で沖縄に来ているという事も話し、色々アドバイスを貰ったり、「また来てくれ」とも言われたりして、何だか楽しかったですね。最後まで色々な料理が出てきたのも嬉しかったです。
 沖縄らしい…と言って良いのかどうかは難しい部分ですが(笑)、この時に出してくれた料理通り、豪快な大将と共に飲み食い出来るお店です。早速良い1日目を過ごせました♪…次の日はいよいよ、阿嘉島に入ってレコーディングをしてきます!

  1月12日(2日目)
 前日は飲み過ぎてしまった感がありましたが、この日は朝8:00に起床。9:00発の阿嘉島行きのフェリーに乗る為に、なるべく身体を万全の状態にしておきます。こんな時にはウコン茶の沖縄バージョン、“うっちん茶”を飲むに限りますが、この後のフェリーに自分は大打撃をくらう事になります…。

  那覇の港の北岸から、座間味諸島への船が出ています  うっちん茶を装備して挑んだものの…

 阿嘉島に向かう船は2種類あって、それは高速船と大型船です。今の時期はオフ・シーズンでもありますので、1日に前者は2便、後者は1便のみの設定となっているのですが、便によっては座間味島を経由して向かうので、今回自分が乗る高速船でも、70分という所要時間が掛かる事が分かっていました。
 大型船ですと便数も限られる上、阿嘉島へ直行でも1時間半は掛かる為、今回は当然のように高速船が選ばれたようですが、船に乗る直前、「船酔いとか平気?」という質問に、もっと真面目に考えるべきでした…。高速船は、当たり前かのように結構なスピードを出し始め、この日はそんなに良い天気でもなかったので、船内が揺れる事揺れる事…。この高速船は、波が4m以上ある日は欠航になるらしいのですが、今朝のニュースでは、確か波の高さは3mと言っていたような…。要するに、ギリギリの出航だったのかもしれません。最初は面白かった揺れも、20分後には相当気分が悪くなってきてしまったのです。
 この日、沖縄本島から新聞社の方が同行してきていて、今日1日レコーディング等の取材を行う為に、自分の前の席で西仲さんと打ち合わせをしていたようなのですが…、何故この揺れの中で普通に会話が出来るのか、自分は不思議でなりませんでした。それはやがて、前の席を気にする余裕さえも無くなってくるのです…。

  高速船はガラガラでした  やっとの思いで阿嘉島に到着

 気分転換の為に外を見ようとしても、雨が降ってきているようで、窓ガラスに水滴が滴ってしまい、満足に眺められず、甲板に出ようなんて、もっての他です…。とにかく阿嘉島に着くまでの残り約50分、自分は心を無にして船内を過ごしたのです…。

 そうして座間味島に寄り、定刻の10:10に阿嘉島に到着しました。もう身体は限界に達していたと思いますが、自分達を迎えに来て頂いた方々もいる為、へこたれるわけにもいきません…。しかし、この後すぐ学校に寄って…、という申し出は無理だと判断し、今日から2泊程お世話になる、ドラムの和丸君の実家(ここが民宿にもなっているのです!)へと車で移動させて貰いました。この間、西仲さんは学校に行って、この日の打ち合わせを行っていたと思いますが、同じ頃に自分は、自分の身体との打ち合わせを入念に行っていたわけなのです(笑)。

  レコーディングの舞台となった阿嘉島の学校  皆で給食を!

 さて、それから2時間ぐらい経った頃でしょうか。いよいよレコーディングの為に、改めて、西仲さんと阿嘉幼・小・中学校(全てを兼ねているわけです…)に向かう事になりました。実はレコーディングの前に、生徒達や先生方と給食を共にするという時間が設けられてあり、それは新聞社の方々も参加していたのですが、そもそもこの学校では、校長先生も含めた全先生方と、小・中学生の生徒全員で、毎日給食を一緒に食べているのだそうで、今回自分達は、その給食に参加させて貰った…という形になったわけです。…とは言え、生徒数が24名(他に、幼稚園児が4名)、先生が約10名くらいですから、東京で言えば学校の1クラスにも満たないくらいの人数です。しかし、歳の差がかなり離れたこの食事会…、なかなか良いものだと思いましたね。敢えて学年をバラバラに配置させている部分も特筆出来るのかもしれません。自分達の自己紹介も行いまして、早速自分は、こちらに向かう船で酔った事を明かし(笑)、いざレコーディングへと臨んでいきました。

 今回レコーディングする場所は、学校の音楽室。普通に考えれば、ここしか場所的には有り得ないとは思いますが、それでも音の反響等を極力抑える為に、窓にはカーテンを掛けたり(この為に、別の場所から持ってきたのです)、棚にもカバーを掛けたりと、より良い音で録音出来るように色々と手を施させます。今回のエンジニアさんは、本島から機材持ち込みで2人で駆けつけて頂いて、楽器にも複数録り、生徒達の前には5,6本立てて貰う等、その細かい調整に子供達も興味津々な感じでした。

  マイク位置の修正を行っています  皆で熱唱中♪

 さて、音楽室の前方の壁には、3番まである長い歌詞用紙が貼り付けられていました。これこそが、今回録音する西仲さんのオリジナル曲“Aka Is. Funky”の歌詞で、子供達に歌詞のベースとなる言葉を書いて貰って、それを先生が曲に載せられるように振り分けたらしいのです。そして自分達の演奏をバックに、子供達にこの歌を歌って貰う…というのが今回最大のレコーディングの内の1つで、西仲さんの前々からの願望でもあったのです。
 自分も歌詞が付けられた事は知っていましたが、こうして実際に生で聴くのは勿論初めてで、まずは練習とばかりに子供達に歌って貰ったのですが、これがなかなかの出来です…。この日の為に、よほど子供達は練習したのだと思われます。
 そして、いざ本番へと移ります。こちらの演奏をバックに、子供達にはいつもの感じで歌って貰うべく、気軽な雰囲気を心掛けたものでした。しかし、どちらかと言うと緊張していたのは自分達の方だったのかもしれません。何となく演奏に固い感じが出てしまっていて、それが全体の雰囲気にも反映されていたような感じがありました。

  録ったものを聴く時間は、なかなか新鮮  この様子は、学校のHPにも掲載されています

 自分達が作ってしまった雰囲気で、子供達まで緊張の空気にさせてしまっては申し訳なさ過ぎます…。逆に言えば、それくらい子供達の歌い方は安定していたのです…。録音は恐らく全部で4テイク行ったと思いますが、後半の方は自分達も力が抜けてきて、子供達とのバランスも良い感じで演奏出来たのではないかと思いました。レコーディングした音を改めて聴いてみるという時間は、子供達にとっても新鮮だったと思いますが、真剣に自分達の歌を聴いているという様子もまた、とても真っ直ぐな印象を受け、それはこの学校の原動力そのものだとも思ったりしましたね。この学校にしかない、“子供達らしさ”が光る音源が完成出来ればと思います!

  学校から川井ダイビングへの道  川井ダイビングの裏の風景

 レコーディングを無事終え、子供達や先生に見送られながら、今回の宿屋へと向かいます…。改めて説明すると、ここはドラマーの和丸君の実家でもあり、ダイビング・ショップでもあり、そして川井ダイビングという宿泊施設でもあるのです。今の時期はオフ・シーズンなので、基本的には営業をしていないのだそうですが、今回、自分達の為に部屋を開けて頂きました。本当に有り難い話しです…。建物は海のすぐ脇に位置し、店内は常にアメリカの音楽有線放送(米軍等に聴かれているのでしょうね)が流れています。日本風というよりは、ややアメリカ風で、それが沖縄の空気と相まって、独自の雰囲気を作り出しているようにも思いました。成程、和丸君はこういった環境で育ったわけですね。改めて彼のルーツが少し分かったような気もしました。

  3日間お世話になった川井ダイビング  3日目に演奏したヨナミネハウス前…ポスターがいつの間に作られていました!

 …と、川井ダイビングのママ(つまり、和丸君の母親ですね)が、犬を連れて散歩に行くというので、自分達も気分転換に少し島内を歩いてみる事にしました。また、この次の日に行う Bar ヨナミネハウスの下見にも行ったりして、沖縄風の瓦屋根が印象的な建物を拝見する事が出来ました。お店の入口には、いつ作られたのか、自分達のライブのポスターが貼ってあり(西仲さん自身も、この時初めて見たようです…)、改めて自分達が歓迎されている事を確認…、次の日のライブにも気合が入るというものでした。

  凄い散歩コースです(笑)  この鏡が、散歩の折り返し地点なのだとか…

 この日、川井ダイビングには例のエンジニアの方2人も泊まる事になっていて、自分達と4人で夕食を頂き、それは音楽談議に花が咲いたものでした。実は、この2人はまだ仕事が残っていまして、それは西仲さんの希望で、阿嘉島の海の波の音を録ってほしいというものでした。今回録音した“Aka Is. Funky”と共に、CDに収録したいのだそうです。ただ、特徴的な波の音を録るというのは意外にも難しく、他の音が全くしない深夜(昼間だと、米軍の飛行機が飛んでたりするので)且つ、大きな波の音が期待出来る満潮時が良い…という事で、これは実際に録ってみないと分からないので、次の日に本島に帰るまで、何度も何度も挑戦するしかないのだそうです。拘りの音を実現させる為のプロフェッショナルな部分と、その上での、音を録る事の楽しさが伝わってきた時間でもありました。

  まずは、レコーディングお疲れ様でした  果物とムーチーにも舌鼓を打ち…

  夜な夜な、阿嘉島の海に近付いていきます  波の音を聴いてみる

 この後エンジニアのお2人に連れられて、実際に海の波の音を録音している現場(…とは言えこの川井ダイビングのすぐ裏の場所です)も見させて頂きました。マイクを通してヘッドホンで聴く波の音は新鮮で、例えば、波にさらわれる砂の音などが1つ1つ手に取って分かるような…そんな感じでした。
 このまま見ていても良い感じでしたが、自分は今朝の乗り物酔いと、昨夜の飲み物酔い(笑)の合わせ技で、体調的に万全とは言い難かったので、次の日のライブの為にも、この日は早めに寝る事にしました。それは時間にして21:00頃…(笑)。しかし、明かりも少ない阿嘉島では、それでも深夜のような雰囲気で眠りにつく事が出来たと思います。


  1月13日(3日目)
 この日は気持ちの良い目覚めでした。たっぷりと睡眠をとる事ができ、気分的にもスッキリとしています。また、空はまだ雲で覆われていたものの、眩しい朝陽が差し込んでいて、すぐにでも晴れそうな雰囲気でした。朝御飯の為にロビーに移動してきて、エンジニアの方とお会いしましたが、なんと昨夜は、ぶっ続けで波の録音を行っていたそうです。実は一時的に、西仲さんとヨナミネハウスに飲みに行っていたらしいですが(笑)、かなり遅くまで居たらしい西仲さんを置いて(笑)、夜中3時頃に録りに行ったり、そのまた2時間後ぐらいに録りに行ったり…と、何度も録る事で、より良い状況で録れるのではないかという思いから、結局一晩経っていたという事でした。しかも、お2人は今日の昼過ぎの船便で本島に戻るのですが、それまでにまた何度かトライしてみるのだとか…。凄いなと思いつつ、きっと良い作品が出来るのだろうと、改めて思った次第でもありました。

  ここの料理は本当に美味しかったです!  川井ダイビングからの朝の風景

 この朝御飯の時間でしたが、どうも西仲さんが起きてきません…。用意された朝御飯だけが、空しく食卓の上に残っている感じでしたが、1時間経っても来る様子が無かったので、相当昨日は飲んでお疲れだったのでしょう(笑)。まあ、この日の予定は夜にライブがあるだけなので、今の内に思い切り休んでおくのもまた一興です。
 しかし、自分はと言うと、せっかく初めての阿嘉島に来て、このまま部屋でじっとしているわけにはいきません。折りしも天気は晴れだしてきていて、絶好の探索日和ではないでしょうか。少しばかり部屋で休みつつ、10:00頃には既に外に飛び出していました。まず向かうは阿嘉大橋(右上写真の左奥参照)です。

  本当に綺麗な色ですよね  阿嘉島の集落全景…一番左奥に川井ダイビングがあります

 阿嘉大橋は、この阿嘉島と、隣りの慶留間島を結ぶ道路橋であると共に、阿嘉島の集落が見渡せるポイントでもあります。少し風が強かったですが、前日の学校を含め、街全体が一望出来ました。勿論、そんなに広くないので見渡せてしまうわけですが、この海の青さはどうでしょう。そして例の街並みは、その海の綺麗さに負けずとも劣らないくらいなんです。

  恐らく臨時便だった大型フェリー  自転車を借りて…慶留間島にて

 この橋からは、昨日自分達が船から降りてきた阿嘉港も見下ろせるのですが、ちょうど大型船が座間味島に向けて出発している時でした。この時間には普段は運航が無い筈なので、臨時便でしょうか。どっしりとしたその動きは、島と島を結ぶ大切な足の手段として、確かな安心さが感じられものでした。
 さて、何だか楽しくなってきてしまったので(笑)、もうこの際、道で繋がっている所は全て行ってしまおうと思いました。…この阿嘉島と、阿嘉大橋で結ばれている慶留間島、そしてもう1つ先の島である外地島(ふかじしま)までが道路で繋がっており、船を使わずに向かう事が可能です。車を借りる…までもないでしょう、自転車で十分です!…と、自分はどこかのショップに出向き、自転車を借りて島内散策を始めたのでした。

 ここから先は、言葉数は少なくても大丈夫でしょう。もう、写真の見たままの世界です。自分は自転車は3時間借りていましたが、時間をほぼ使い切り、島々を南から北まで、とにかく走り切ったものでした。

  上ってきた坂道を見下ろす  現在、定期便は存在しません

 まずは、慶留間島を超えて外地島へ…。この島の丘の上には慶良間空港という空港があるのですが(…と言うか、この空港しか目立った施設は無い島です)、現在定期便の乗り入れは無く、空港ターミナルだけがドン!…とある感じです。中は勿論ガランとしていましたが、一応、従業員の方はいるっぽい感じでした。この近くの展望台からの眺めがまた最高でしたね。

  展望台からは滑走路が…  ホエール・ウォッチングのポイントにもなっているとか…

 さて、慶留間島に戻ってきてみます。ここは集落もあるのですが、その規模は阿嘉島のものと比べても少なく、人口は約80人とか(阿嘉島は約340人)。島全体が断崖絶壁で覆われているので、道も、集落以外は阿嘉島とを結ぶ1本しかありません。それでも集落内には学校っぽい施設(結構立派!)があったりと、長閑ながらも、島として主張している部分が感じられたのが良かったです。

  外地島側から慶留間島を望む  慶留間島の…中心部

 ここから阿嘉島に戻る道からは、阿嘉島の北東側に位置する座間味村がよく見えるのですが、ちょうど那覇を出航して、座間味経由で阿嘉島に向かうフェリーを見る事が出来ました。そして自分が阿嘉島に向かう頃には、阿嘉島の乗客を拾って、再度那覇港へ…と、その船をよく見てみると、エンジニアのお2人が乗っているではないですか!…向こうが気付いていたどうかは分かりませんが、とりあえず、お疲れ様でした(笑)。

  奥に見えるのが座間味島です  エンジニアの方達が甲板に!

 再度、阿嘉大橋を渡り、そのまま阿嘉島の集落を横に見つつ、今度は島の北側へと向かっていきます。丘を越えていく感じで、自転車にとっては厳しい道中ですが、何だか楽しくも感じた行動ではありました。

  阿嘉島は、集落以外はアップダウンの多い島です  いよいよ南国な雰囲気ですね

 そして、色々な方に勧められてやってきた場所がここです。北浜(ニシハマ・ビーチ)という所で、この海の透明度は何なのでしょう!…これでも、一時期に比べると珊瑚が死んだり、魚が少なくなったりしてる…と言うのですが、俄かには信じられません。この阿嘉島は観光が資源だとは思いますが、この海を守っていくのもまた使命だと、少し複雑な心境にも駆られました…。ただ、沖縄の海で、ここまで綺麗なものは今までに見た事が無かったかもしれません。

  もはや、日本の海とは思えません!  誰もいないので、景色を独り占めした気分!

 そろそろ自転車を返さなければいけなくなったので、阿嘉島の集落地へと戻りましたが、このまま少し街中を散歩していると、ふと「大ちゃん」と声を掛けられました。誰かと思えば、今日の演奏場所であるヨナミネハウスのマスターではありませんか。子供を連れて、買い物に来ていたようです。そして、そのマスターの乗っていた車には、例のライブのポスターが貼られていて(左下写真参照…笑)、何とも心憎い演出だと思いましたね。

  確かに、車には昨日見たポスターが…(笑)  何度も通った、阿嘉島のメイン?ストリート

 では、今夜に…と挨拶を済まし、また暫く自分は街中を散歩してみました。日差しが西日っぽくなってきて、何とも情景的でもありますが、白が基調のこういった街だからこそ、日差しが映えて見えるのかもしれません。昔から、太陽と共にあった街…というのが、どこか伝わってくるかのようですね。

  しかし、何とも独特な雰囲気ですよね  神社もあったのは、少し意外だったかも

 …ここまで来て自分は、川井ダイビングのすぐ近くに、展望台がある事を思い出しいました。昨日は天気が良くなくて断念していたのですが(疲れていたせいもありますが…)、この日は素晴らしいタイミングになるのではないでしょうか。

  左側が阿嘉島の集落、右側が慶留間島です  慶留間島の形状がよく分かります

 やはり、ベストの眺めでした!…左上と右上の写真を横に並べて、ワイド画面的に表現してみました。今まで過ごした阿嘉島から、阿嘉大橋と共に慶留間島の全景も望む事が出来ます。面白い事に、ここで暫く過ごしていたら、後から西仲さんもやってきまして…(笑)、要するにこの日初めて会ったのですが、やはりこの場所は外せないようですね。また暫くして、西仲さんはどこかに行ってしまいましたが、自分は更に粘り、下のような夕陽を独り占めする事が出来ました(この時、西仲さんは近くのビーチで、同じく夕陽を独り占めしていたそうです)!

  ちょうど、向こうの島の陰に沈んでいきました  素晴らしい阿嘉さ…いや、赤さでした(笑)

 なんとも良い景色に恵まれた1日でしたが、勿論、この日はこのまま終わりでなくて(笑)、Bar ヨナミネハウスでのライブが待っています!…とは言え演奏開始時間は相当に遅いもので、21:00ぐらいを予定しているとの事でした。お店は普通にバーなので、リハーサルをガッツリとやるわけにもいかず、西仲さんとお店に向かったのは、川井ダイビングにて夕食を済ませ、更に一休みしてからでした…。時間にして20:45ぐらいだったでしょうか…。本当に演奏開始の直前だったのです。

  静かな雰囲気を持っていました  地元の方々で賑わっていました

 ヨナミネハウスは、昼間見た時とは、またグッと大人びた雰囲気を醸し出しており、バー…と一括りに綴るのは勿体無いような気がしました。洒落た外観ですが、店内に入ると今度は庶民的な装いで迎えてくれて、なかなか魅力的なお店でもあります。そんなお店の奥の縁側らしき所にキーボードが用意されて、ここでステージを行うとの事でした。
 しかしこのキーボード、かなりの曲者です。まず鍵盤数がかなり少ないです。見た目には結構ごつい感じなのですが、古い為か、少なめの機能しか付いておりません。ピアノの音色もあるにはあるのですが、本当に電子音みたいな感じでした…。いや、それらはまだ弾き方によっては何とかなるのですが、サスティン・ペダルが無かった事と、強弱が付けられない事が、本当に厄介だったのです…。
 サスティン…というのは音を伸ばす…という意味ですが、要するに、このペダルを踏んでいる間は音が伸びたままになるという、一般的に、普通のピアノには絶対に付いている機能でもあります。キーボードにも、ほぼ付いているものなのですが、どうやらここの物にはそれが無いようです…。これは結構大変で、ピアノを弾いている方なら分かると思いますが、これを使うのと使わないのでは、表現に相当な違いが出てしまうのです。テンポの速い曲ならまだ良いかもしれませんが、バラード等のゆっくりとした曲を演奏する時には必須で、音に厚みを出すのが困難になるばかりか、間が大事なエンディングを弾く時には、相当辛いものになる事でしょう…。
 また、もう1つの“強弱が出ない”ですが、これはピアノを弾く側にとっては、相当なハンデとなる状況です。そもそもピアノという楽器の特色が、弾く強さによって音の強弱も表現出来る…事なわけですから、それが出来ないとなると、もはや鍵盤というより、音が出るスイッチを押しているような感覚です。どんなに弱く弾いても、結局同じ音量が出てしまうのですから、静かな曲を演奏する時には特に大変です。後は、手元のボリュームを弄るしか手は無いような…。

  頑張って演奏してます(笑)  ライブ後、ヨナミネマスターと♪

 …と、色々言ってみましたが(笑)、言ってどうにかなる問題でもないので、そのままライブをやり切りました!…かなり、自分は頑張ったと思います(笑)。ジャズ・スタンダードの速めの曲を西仲さんリクエストしつつ、ある意味で“Aka Is. Funky”も弾きやすい方の部類に入ったかもしれません。しかしライブという場なので、ノリのある曲ばかりを演奏するわけにもいかず、西仲さんのもう1つのオリジナル曲で、割りとゆっくり目の“Pray”という曲もやりました。かなり神経の使う演奏でしたが(笑)、お客さんにも喜んで頂き、とりあえず一安心でした。
 西仲さんは、過去に何回かここで演奏した事があるようですが、いつもは観光客ばかりで溢れているヨナミネハウスも、この時期はオフ・シーズンという事もあって、地元の方が目立つ状態となっており、これは西仲さん自身も、初めての状況…という事でした。確かに、昨日の学校の校長先生や教頭先生を始め、他の先生方やそのお知り合い、そしてお店の地元の常連の方々等、かなりローカル感溢れる現場だったように思います。そして、その方達と酒を交わしながらお喋りするのがまた楽しい事♪…ライブの合間も、ライブ後もそうで、話しはドンドン盛り上がり、そのまま一夜が明けるのではないかと思いました(笑)。これぞ、沖縄の夜ではありませんか。やっと自分は、沖縄の空気に触れる事が出来たような気もします。マスターとも長くお話しさせて頂きましたし、恐らく夜のの2:30頃にはなっていたのではないでしょうか。阿嘉島最後の夜でしたが、楽しい時間を本当にありがとうございました!

  北斗七星が確認出来ますでしょうか  写真では、ここまでが限界です!

 そして、ヨナミネハウスから帰る時の夜空の綺麗さというのが、もう言葉では表せないくらいでした!…星とは、こんなにも見れるものだったのかと…。これは写真では限界がありますが、左上写真では北斗七星が確認出来るかと思います。本当にこの日は大自然から人の温もりまで、沢山の阿嘉島らしさを感じた1日になりましたね。

  1月14日(4日目)
 ツアー4日目、この日はいよいよ阿嘉島を後にする日です。終わってみればあっという間でしたが、非常に濃い時間を過ごせたと思いました。川井ダイビングでとる朝食が、何だか当たり前の時間ように思えて仕方無かったのですが(笑)、阿嘉港10:20発の1便は、既に時間が迫っているところでした。

  阿嘉港にて…天気は薄曇り  ヨナミネ・マスターにも見送られ…

 天気は写真のような状態で、どうやら晴れていたのは3日目の時だけのようでした。そう考えると、前日の探索が非常に貴重な体験に思えてきて、この高速船に揺られながらも、感慨深い思いになってしまいます。ひとまず、この日は平日なので、阿嘉島の学校も普通に授業が進められている事でしょう…。
 阿嘉島を後に見ながら、高速船はスピードを上げて那覇港へと向かいます。那覇までの所要時間は、今度は直行なので50分ですが、自分はまた船酔いする事のないように、今回は甲板に出たまま時間を過ごす事にしました。恐らく、船内にいるよりはマシでしょう。しかし、やはり揺れは相当なもので、しっかり手摺り等に掴まっていないと、船酔いどころか甲板中を転げ回させられそうな感じです(笑)。雨が降っていないのが幸いでしたが、スピードが出ているので風の勢いは相当なものです…。これは立ち位置の工夫も必要でした。
 那覇と阿嘉島の間を直線で結ぶと、ちょうど間に渡嘉敷島という島があって、船はここを大回りするように進んでいくのですが、往路は確か渡嘉敷島の南側を通っていたものの、今回の復路のルートは北側を回っているようでした。そんなに渡嘉敷島と距離をおいて走行しているわけでもないので、島の様子も何となく見えたりするのが楽しかったです。
 その時、船長室から「前方に鯨の群れを発見!」とアナウンスがありました。…そう言えば今の時期はホエール・ウォッチングの時期でした。甲板に出ていたのは自分だけだったので、早速前の方を覗いてみるものの、風が強くて数秒も居られません(笑)。そして横目に、ホエール・ウォッチングのツアー中だと思われるヨットが浮かんでいるのが見え、その瞬間、黒いでかい物体がヨット近辺にヌッと現れ、そして次の瞬間にはもう海に消えていきました。
 鯨…だったのだと思います。その間、2~3秒しかありませんでしたが、こちらの高速船も結構なスピードで動いているので、ジッと見ていられるわけでもなかったのです。一瞬でしたが、見る事が出来て良かったと思いました(後で聞くと、西仲さんも船室から見れたようで…もしかしたら、自分が気付いていない瞬間もあったかもしれません…)。

  この数秒前に、鯨を見る事が出来たのですが…  那覇港に到着!

 さて、那覇港へと着きました。心配された船酔いも大した事は無く、このまま次の行動へと移せそうです。…しかし、今夜予定されているお店の入り時間まではまだ早いので、この日泊まる那覇市内のホテルにアーリー・チェック・インを行い、午後15:00くらいに出発しようと決め、それまでは自由時間となりました。
 この時点でまだ12:00前だったので、せっかくなので那覇市内でも散歩しようかと思っていたのですが、今までの疲れと、やはり先程の揺れが効いたのか、いつの間にか部屋で寝てしまい、気付いたら15:00前くらいになってました(笑)。ある意味で勿体無かったですが、ある意味で体力の回復も出来たと思います。

 今日の演奏場所ですが、那覇市内ではなく、西仲さんの生まれ故郷である“うるま市”という所で行う事になっています。移動手段は車しかなく、自分達の場合はタクシーになったのですが、ホテルの外に出ると、いつの間にか西仲さんは1台車をチャーターしているではないですか…。どうやら、以前にも西仲さんはこのチャーター車の方にお世話になった事があるらしく、今回も事前に連絡して頼んだとの事で、顔見知りのように運転手の方と話していたのが印象的でした。そして、那覇市内から高速道路を使い、約30分…、車は目的地へと到着しました。

  手前の車で、Cafe N's Garden へと到着!  特にお勧めのクロワッサンを頂きました!

 ここは Cafe N's Garden というお店で、店名にもある通り、フラワー・ガーデンが併設されており、洗練されたレストランのような感じのお店でした。実際に料理も提供しており、出来たてのクロワッサンが特にお勧めなのだとか…(早速頂きました…笑)。そのような雰囲気の中で、お店の中央に置かれたグランド・ピアノの存在感が光りますが、カフェ・ライブ的には良い場所だとも思い、また本番が楽しみになってきたものでした。

  フラワー・ガーデンの様子…春にまた来たいですね  新聞社から取材を受ける西仲さん(ビール有り…笑)

 リハーサルも早々と切り上げ、フラワー・ガーデンを見学したり、付近を散歩(自分のみ…)したりして時間を過ごしますが、この日も新聞社から取材が来ているようで、西仲さんは早速それに応じたりしているので、なかなか大変です。まあ、右上の写真通り、その取材時のテーブルにはビールも置かれているのですが(笑)、どのような記事になっているか楽しみですね。

 今回は2ステージで、19:00~と早め?の時間からでしたが、西仲さんの姉妹や古い友人さん等がいらっしゃたりしてて、やはり凱旋ライブのような雰囲気が漂います。中には、凄く久し振りに会った方もいたようで、それは微笑ましい光景に包まれていました。
 そうしてデュオ・ライブは始まりましたが、今回は自分のソロで1曲だけ、自分のオリジナル曲である“Monte Fiesole”なんかも演奏したりして、少しステージに変化が付けられたかなとも思いました。勿論、このツアー中で3度目(レコーディングで演奏したのを含めて…)の披露ともなる“Aka Is. Funky”や、“Pray”といった西仲さんのオリジナル曲も欠かせません。ツアー的には最終日になるわけですから、それこそ集大成的な演奏を心掛けたものでした。特に、実際に阿嘉島から戻ってきて初めての“Aka Is. Funky”だったのですから…。

  やはりグランド・ピアノは良いです♪  自分は、CDの宣伝もさせて頂きました♪

 最初のステージこそ、少し静か目な雰囲気が漂っていましたが、最後の方では徐々に盛り上がりつつ(お酒も入ってきたからでしょうか…笑)、無事に演奏を終える事が出来ました。お疲れ様であると共に、もう終わってしまったのかという思いも無くはありませんでしたが、何となく清々しい気分でもあります。本島とは言え、那覇とはまた違った雰囲気を味わえた時間だったと思いました。

 さて、この日は、このお店までの往路がチャーター・タクシーで、では復路は?…と思っていたのですが、西仲さんに聞くと、まだ手配していないと言うではないですか!…大丈夫なのかと思いましたが、次の瞬間、この日車で来て頂いていた知り合いの方に、那覇までの同乗をお願いしているではありませんか(笑)。しかも、その同情は承諾され、そのまま一緒に飲みに行こうという事にもなり(どうやら、西仲さんの先輩の方のようでしたね)、まずは那覇市内までその方の車で移動しつつ、そのままプチ打ち上げが始まったのでした♪

  打ち上げにて…お疲れ様でした!  泊まったホテルから見た、那覇市内の眺め

 この日が過ぎると、自分はあとは帰るだけになるので、今回のツアーを振り返った話しでもしようかと思ったのですが、あまりそういった雰囲気にはなりませんでした。…と言うのは、西仲さんは次の日から、今度は西表島の学校(全8校と幼稚園)に訪問し、また演奏活動をしていくらしいのです。成程、西仲さんにとっては、まだこの日は“終わり”ではないのかもしれません。更に大きく見ると、今回のレコーディングが完成(東京で、今度は“Aka Is. Funky”のカルテット演奏バージョンを録るみたいなので…)するまで、このツアーは続くものと言っても良いのだろうと思います。自分の沖縄での演奏は一先ず終えましたが、これからが本当のスタートでもあるのでしょう。そう思いつつ、普通の日の夜のようにこの日は過ごし、明日の帰りに向け、あまり無理をせず早く眠る事にしました。

  1月15日(5日目)
 最終日となるこの日は朝7:30には起床し、9:00には那覇空港に着けた感じでした。西仲さんとは昨夜で既にお別れをしているので、そのまま搭乗手続きをし、一路東京へ向け出発していきました。西仲さんが西表島に向かったのは、それから約1時間後の事だったようです。この後自分は東京に着いてから、いったん自宅に戻りつつ、知り合いの結婚式パーティーに向かったというのは、周知の通りでございます〔沖縄から帰ってきた後は…参照〕(笑)。

  沖縄唯一の鉄道、“ゆいレール”も写真に収めます  やはり、天気は曇っていました…那覇空港にて

 さて、東京に戻って…、いよいよカルテットでのレコーディングを!…としていたのですが、未だそれは実現していません。まあ、急いでも仕方の無い事ではありますが、やはり島の人達、特に今回のレコーディングを手伝ってくれた子供達にも、出来れば早く聴かせてあげたいものですね。自分達は音楽として、後世に残せるものを作ったよ…と。

 ☆西仲美咲さんのHP…misakinishinaka.com/

 ☆阿嘉島 Bar ヨナミネハウスのHP…www.urinain.com/users/akajima/

 ☆阿嘉島 Kawai Diving のHP…oki-zamami.jp/~kawai/

 ☆阿嘉幼小中学校のHP…www.oki-zamami.jp/~akawine/

 ☆うるま市(沖縄)Cafe N's Garden のHP…cafensgarden.ti-da.net/


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【手に持っているお菓子】
西仲さんのHPによると「ムーチー」というものらしいですが
どんなお味だったのでしょう?
笹だんごみたいな感じでしょうか?
お刺身大盛りだわ~。
【そうです、ムーチーです】
要するに、“餅”なんです。この時期に
食べられるものらしいですね。葉は月桃です。
白糖や黒糖等で味付けをしているので、
まあ、味もそんな感じでしょうか…。

もう、刺身はインパクトが強過ぎて強過ぎて(笑)。
【ハラハラ・・・】
フェリーの中の様子に、つい先日完成した中国ツアー日記の中の
あの「泰山ビールをしこたま飲まされた夜」のことが頭をよぎり
(見てきたように言ってますね・・・・)ハラハラしたものの、なんとかこらえられたようで、少し安心しました。
給食に目が行ってしまいますが、食パンに塗られているのは「ごま
ペースト」?黄色いのはかぼちゃのスープでしょうか?
【流石!】
はい、正にフェリーの中はそんな感じでした(笑)。
もう身体は限界まで来てるのに、速度を落とす事無く
走り続けるフェリー…。これまたゾッとします…。

給食のメニューは…、正解です!
見た目以上に美味しかったですよ♪
【きれいすぎる海と空!】
特に「北浜」というところ、なんとまあ、美しい!
和丸君の故郷は、ほんとうにすてきなところなのですね。
(「でも、経堂も嫌いにならないでね」と心の中で
つぶやいてみました)
続きも楽しみにしています。
【そうなんです】
本当に素敵なところなのです。自然と目を輝かせて
ドラムに打ち込む姿が想像出来るくらいです。
そうですね、東京側の街も、魅力が無いわけでは
無いですし…(笑)。バランスが大事なのかもしれません。
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HN:
竹内大輔(Pf,Key)
性別:
男性
自己紹介:
1980年1月29日生まれ
の生粋のO型(…が、初対面
ではよくA型と見られる)。
3歳(自分では記憶に無い)
からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学
ではバンドも経験する。現在の
活動は日本全国から海外に及び、
各地のライブハウスやラウンジ、
レストラン、そしてバー等での
演奏は勿論、各アーティストへの
レコーディングや、作曲・編曲
等にも積極的に取り組んでいる。
日本、世界中を飛び回りたい、
鉄道、旅客機、旅行、写真好き。

5月16日(木)
銀座 No Bird
Open…18:00~、
1st…19:30〜、
2nd…21:00〜、
Charge…3500円(ドリンク別)
コースを御予約の方は2500円
Member…(Pf)竹内大輔、
(B)池田暢夫、
(Ds)佐々木俊之

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『ReInterpret the passage』
発売中!(2013.4.10 Release)
●詳しい曲解説はこちらへ!

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 From Spartacus”公開中!


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