今回も対バン形式で、合計7バンドも出演するという、かなり大所帯なライブになっていたのですが、お店的には深夜に別のイベントが入っているようで、自分達は7バンド目のトリという出番設定にも関わらず、20:50スタートという、そもそもライブ自体が早い時間帯で考えられている流れになっていたようです。
さて、今回のライブですが、前述したように7バンド出演の日でもあったので、1バンドあたりの演奏時間は短く、セッティング別で30分…という枠がありました。これは思ったより短い設定で、曲数で言うと、6曲でギリギリ…という感じでしょうか。ただ、今回は最後に、かなり久し振りに取り上げる“優しい人”という曲をやるので、全部で5曲とさせて頂きました。…と言うのは、“優しい人”はバラードの曲で結構時間も長く、それだけで2曲分ぐらいのボリュームを持っているからです(笑)。ただ、内容の濃さ、ダイナミックさもそれ以上であるので、むしろ丁度良いくらいだったかもしれませんね。全体的に見てもバランスの良い流れでした。
今回、まず1曲目に取り上げたのは、今年の3月頭に、それこそ約1年振りに行われたライブ〔彬子ライブ@東京キネマ倶楽部参照〕で初披露となった“Game”でした。この曲は、その時のライブの会場となった鴬谷の東京キネマ倶楽部を意識したアレンジを自分がやらせて頂いたのですが、いつの間にか彬子さんのライブではお馴染みの曲となってしまいました。よく考えたら、この曲が彬子さんの曲で、自分が一番初めに本格的にアレンジを手掛けた曲でもあったわけで、唯一、今年のバンドのライブでは常にやり遂げた曲として、自分ながら嬉しく感じてしまう瞬間でもあったと思います(笑)。
…2曲目は、早速新曲の“Same”です(“Game”の後に“Same”って…笑)。もう、自分が新曲をアレンジするのは通例になってきましたが(笑)、この曲はちょっと大人っぽく、緩急を大事にしたアレンジをさせて頂きました。自分はいつも、彬子さん自らの弾き語りで演奏している音源を貰ってアレンジをしているのですが、これは元と聴き比べると、かなり大幅に印象を変えるアレンジになったと思います。大胆にも、歌の1番は、Aメロがギターとボーカルのみ、そしてBメロは全員が入るものの、ピアノが細かいアルペジオを弾いていて、後の楽器は白玉(長く伸ばす音)しか弾きません。そして、歌のサビは再度ギターとボーカルのみになるのです。正に今までに無かったアレンジで、これがそのままこの曲の特徴にも繋がったのではないでしょうか。その後のソリストはベースですし、最後にはドラム・ソロでエンディングを迎えるというのも、新しい試みだったと思います。更に見ていくと歌の1番と2番ではコード進行を変えたり、最後のサビの2回目は、なるべく自然に転調させたり、、。…と、色々な試みがありつつも、根底にあるのは大人っぽい雰囲気という事で、演奏するのはかなりの技量を必要とする気がしました。しかし、もう何度も彬子さんのライブをサポートしている今のメンバーなら、その心配は無用というものです…。自分も思う存分アレンジさせて頂きましたし(笑)、無駄の無い構成が自分でも気に入っています。これから何度も演奏していきたい曲の1つになりそうです。
2曲目の説明が長くなりましたが(笑)、3曲目は前回の新曲、“スパンコール”です。これはもう説明不要の盛り上がる曲で、何も考えずに楽しく!…という感じでしたね。前回初挑戦の、曲の途中にある「コール&レスポンス」も慣れてきていたようですし、今回のライブでの、良い1つのアクセントになっていたのではないかと思います。
そして4曲目は、彬子さんもお気に入りという“Keep On”でした。ゴスペル且つポップという感じ(笑)でアレンジさせて頂いたこの曲ですが、こちらもライブではお馴染みになってきたような気がします。お客さんと手拍子を合わせ、よりステージとの一体感が強まった時間でした。いつもは最後に持ってくるパターンが多いこの曲ですが、今回は最後から2曲目という順番…。それは勿論、この後に演奏する“優しい人”があるからに他なりません。
さて、その今回のライブ…改めて言うならば、今年最後のライブの曲ともなった“優しい人”ですが、本当に久し振りの選曲でした。しかし彬子さんは、この曲を今回のライブの最後に入れるというのは、随分前から決めていたようです…。それ程思い入れのある曲というか、自分が考察するに、節目節目で歌っておきたい曲なのではないかと思っています。…そう考えると、今回のライブは出演時間こそ短かかったものの、彬子さんにとっては、相当気持ちの入っていたライブだったという事で、確かにそれは本番時の雰囲気からも伝わってくるようでした。
この日は1曲目から良い雰囲気だったのです。ただ、雰囲気が良いから、ライブが良かった…という事ではありません。演奏にしても、適度な緊張感と集中をもって臨む事が出来ていたと思うのです。そしてMC時も、彬子さんは自由奔放に楽しんでやっているという感じがしました。これが自分の考えるベストな状態で、だからこそメンバーも自分のやる事がよく見えていたのだと思います。2010年の最後に相応しい、“良い”ライブだったと思います。どうも皆様ありがとうございました!
…そう言えば、今回のライブの曲目を見ると、“優しい人”も含めて(こちらは少しですが)、全て自分がアレンジした曲で占められていましたね。確かに、毎回毎回その数は増えていってますので、いつかはその日が来るとは思いましたが(今回の曲数にも助けられた?…笑)、何だか感慨深かったです。
ところで、そう考えると今年は何回も一緒にライブをやっている感じがしてしまうのですが、実際のところ、彬子さんのバンドでのライブは、今年は今回も入れて4回だけしかやっていないのです。もっと活動しているような気がしてならないのですが、それだけ1回1回が濃く、新曲も増えていったからなのでしょうね…。確かに、今年最初のライブと今回のライブでは、かなりカラー(髪の色ではないですよ…笑)も異なっていっている気がします。これからが楽しみではないですか。
そして来年の1月にも、早速同じ場所でのライブが決まっております。前にも言ったように、月に1回のライブを目指していますからね。そして、その都度新曲を用意するという事ですし、アレンジする自分も大変ですが、まだまだ頑張っていきましょう!…日にちは1月24日(月)です。…という事で、とりあえずは今年1年お疲れ様でした!
☆彬子さんのブログ…ameblo.jp/akiranochikara/
☆六本木 Morph-Tokyo のHP…www.morph-tokyo.com/
完全にこのブログの影響です。
初トライだったので普通に季節ものを美味しくいただきましたが、
よくメニューを見るとトッピングなどいろいろ選べるようになっており、たくさんのオリジナルメニューが作れそうでした。
バンドの皆さんはここの「おうどん」、毎回違う組み合わせにトライしてるんでしょうか?
トッピング…昔はよくやっていたような気がしましたが、
今ではメニューそのままを頼んでいると思います。
ただ、大概2玉か3玉いくメンバーが多いですね…(笑)。
あとは…ビール…!?
加えてここのお店の丼が!写真では気づかなかったのですが、
実物は巨大・・・うどんの替玉がいくらでも入りそうな・・・。
木のスプーンも大きくてちょっとした「巨人の国」気分も
味わえたりして、おかげ様で面白かったです!
ここの器は予想以上に大きく、それは普通のうどん屋の
常識を覆すものです。大きな器に1玉だけというのも
少し上品に見えるかのようです。是非一度お試し下さい!