Tsumuzi 君とは、最近自分がよく手伝っている、ボーカルの夢輝のあ(黒光由佳)さんの関西でのライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、黒光由佳アコースティックライブ in Kanasai 参照〕で、2年前に一緒に仕事をしたのが切っ掛けで知り合いましたが、実は今回のライブは、それ以来の共演ともなっていました。…と言うか、あの時の1度だけの共演で、今回のライブに誘って頂けたというのは何とも有難い事で、これは張り切ってやっていきたいところでした。
今回のメンバーには、ベースにかなり久し振りの太田太君がいて、彼とは恐らく、Moca というバンドのレコ発ライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Moca レコ発ライブ!参照〕を手伝って以来だと思うので、それこそ4年弱振りとも言って良いくらい再会でしたが、こんなに間が空いてしまっても、すぐに音楽で一緒に会話が出来るのが嬉しいところですね。そして他のメンバーは、自分は初めましての方達で、ドラムに吉岡史博君、そしてギターに弓削貴昭さんという面々でした。そんな感じで、今回はこの5人での演奏となっていたのです。
Tsumuzi 君の作る曲は、今まで自分が出会ってきた中でも、かなり特徴的なものがあります。勿論、バイオリンが生きる曲だというのは当然ですが、やはりクラシック的なアプローチが随所に見られ、それは作曲法にも通じる所があるくらいだと思います。そして、やはりヨーロッパという世界観から、かなりの影響を受けているような感じがしました。…例えば、曲のタイトルにしても、“魔女狩りのフィエスタ”や、“独身貴族の言い訳”、“鮮血のマキューシオ”等、この言葉面からでも、特徴的な世界観が容易に想像出来そうな感じです。
個人的には、“ゲルニカの掟”という曲があったのには驚きました。…と言うのは、自分の曲にも“Guernica”という曲があるからです。曲調は違えど、同じインスピレーションを受けていたのは確かで、その部分では曲調の違いが、逆に興味をそそらせる事にも繋がっていったのではないかと思います。Tsumuzi 君の方は、5拍子や6拍子が入り混じる、非常に混沌性?の強い曲でしたが(笑)、弾き甲斐は相当ありましたね…。そういった「挑戦的」という意味では、自分の方の“Guernica”とも近い面があるのかもしれません(笑)。
これらのようなリズム感の強い曲では、ギターの弓削さんがパルマ(フラメンコの手拍子)も披露してくれて、更に異世界観の濃い空間が出来上がっているように思いました。こういった曲も含めて、今回のライブの曲調は全体的に自分も好きな感じでしたが、そんなに専門的な知識が無い為、今まで何となく…でしか触れてこれなかったジャンルでもありました。
…なので、今回のライブは楽しかったと共に、凄く得るものが多かったライブでもあったと思うのです。楽器の編成こそ違いますが、自分のピアノトリオにも取り入れたいと思った部分は幾つもありましたし、今後の作曲にも影響していくかもしれません。そして ERNESTO-CIELO の音楽を続けていく事で、その感覚はより開花させられるものだとも思いました。
早速、来年の1月27日(木)に、今度は中目黒の楽屋(らくや)でのライブが決まっているという事で、正にこれからが楽しみな感じです。曲もまだまだ沢山あるそうで、自分の挑戦は今後も続きそうですね(笑)。頑張っていきたいと思います。今日はどうもお疲れ様でした!
☆ERNESTO-CIELO のHP…ernesto.s155.xrea.com/
☆渋谷 7ef のHP…www.7ef.org/top.html
個人的に、Tsumuzi君の曲のファンでもあったので(笑)
そこで、竹内君が共演と聞いて
絶対、竹内君のピアノはTsumuzi君の曲に合うだろう。
でも、どんな感じに絡んでいくのかなぁ~と
興味津々だったわけで(笑)、、
ですが、また、想像をはるかに超えるステキなものを♪
見ごたえあって、すごく、楽しい興奮を頂けました!!
見慣れるとか、聞き慣れてるとか
そういうものではない
やっぱり、私の中でのベストな感覚があるのかなぁ~
と、あらためて、竹内君のピアノが好きであるの再確認ができた気がします(笑)
今後、また、竹内君の作曲の中でも影響されるなんて、、、
またまた、楽しみです^^♪♪
、
これはなかなか手強いな…と正直思いました。
しかし、自分の好きな…というか、いつか挑戦して
みたいジャンルの音楽でもあったんですよね。そして、
今回それが実現した事は、自分にとっても大きな
意味を持つライブになれたと思っています。
是非とも今後に期待して下さい(笑)!