Crazy Love は経堂にあるジャズ・バーですが、自分が大学を卒業して音楽活動を始めてから、わりとすぐに出演させて貰っていたお店でもありました。そのまま暫く3、4年程は、本数こそ少ないものの、長い期間出入りをさせて頂いたお店もあります。しかし、最近では殆ど出演する機会も無くなり、何だかんだで足も遠のいてしまっていました…。
そんな時に、池田君からの「今度は Crazy Love でやります」という誘いには、正直かなり驚いたものでしたが(笑)、こうして、“超”が付くほど久し振りに、自分はこのお店に出演する事になるのです。いつ以来足を運んでいなかったのか調べてみたのですが、なんと2006年2月〔竹内大輔の写真日記(~2009)、だから仕事中だっていうのに…参照〕以来という、衝撃の事実が待っていました。4年8ヶ月振りですか…。もう、そんなに経ってしまうのですね。
しかし、お店の雰囲気、そしてマスターやお客さん方も、以前と変わらない感じで自分を迎えて下さったのは本当に有難い事でした。池田君も久し振りという事でしたが、それでも1、2年振りくらいらしいので、自分は懐かしささえ感じたものです。ライブの時間帯は、前より早めの設定になっていて、夜通し営業しているという事も無くなったそうですが(以前は、ライブが終わるのが終電後だったので、仕方なく次の日の始発電車で帰ったものでした…笑)、自分がお店のカウンターに座ると、瓶でビールが出てきて、永遠と飲んでいる状態になるというのは不変でした(笑)。そう言えば昔はここでよく飲んで、朝方になると潰れていたものでしたが(今より弱かったんですね…)、きっと今日は、昔より美味しく飲めている事でしょう。
ライブは、お客さんの様子を窺いつつ、2ステージ行いました。ここでは池田君のトリオとは違い、ジャズ・スタンダード曲をやるのが基本です。まあ、今回はスタンダード…というより、チック・コリアの曲やハービー・ハンコックの曲など、わりとモダンな感じの選曲が多くなりましたが、マスターからの“Spain”のリクエストも有り、楽しくやらせて頂きました。
残念ながらこの日はお客さんは少なかったのですが、それでも盛り上がった夜になりました。お店の感覚も思い出しつつ、まだまだやっていけそうな気すらしました(笑)。そしてマスターに言われて思い出した、「なんせ鮮血のピアニストだから」…という件…(笑)。
これは、その昔 Crazy Love に自分が出演していた時、なんと演奏中に鼻血を出してしまい、どうやってもその場では止める事が出来なかったので、急遽他の人にソロをとって貰って、その間に自分はトイレに駆け込んで必死に止めていた…という、今となっては笑える?話しがあるのです。演奏中に鼻血を出したのは、後にも先にもこの1回きりですが、やはりインパクトは相当なものだったのか、その後、事ある毎に Crazy Love では“鮮血のピアニスト”と呼ばれるようになってしまうのです…(笑)。まあ、鮮やかだから良いか♪…と当時は思っていましたが、まさか今日まで覚えていて貰っているとは思いませんでした…。
何だか懐かしさと共に、嬉しさも感じた1日になりました。そしてマスターから、「12月もやろう!」と有難い言葉を頂きまして、次回は12月16日(木)に、またデュオでやらせて頂きます。どうぞ良かったらお越し下さいませ♪…という事で、また経堂が身近な存在になってきそうですね(笑)。
☆経堂 Crazy Love のHP…www.jazzbar-crazylove.com/
☆池田暢夫のHP…sites.google.com/site/nobuoikedawebsite/
はい、わりと出やすかった体質のようで…。
>ぽぽさん
鼻血が出せるようになったら…じゃないですかね(笑)。
高く…は無いのではないですか(笑)。
>おちゃさん
そうです。確かに池田君とは最初、このお店で出会いました。
出会ったのは偶然に近く、普通にバンド・メンバーとして
呼ばれていて、いきなりライブをやったのが最初です。
思えば、あれから随分と月日は経ってしまいました(笑)。
そうですね、まだまだこれから…だと思います。
まあ、お互いのスタンスは変わっていないようですし(笑)。
>
そ…それだけは、何としても死守しなければ…(笑)。