前述のように、1st ステージは Nautilus メンバーだけでお送りしました。所謂ライブハウスでのライブというのは〔Nautilus、3rd CD『THE RETURN OF NAUTILUS』リリース・ライブ Vol.2〕以来となった自分達でしたが、そのぶん演奏も弾けられたと言いますか、冷静且つ大胆なアプローチをもって曲に臨めたと思います。勿論、最初から最後までのノンストップ・ステージであるのは言うまでもないでしょう。久し振りに取り上げた曲もありましたが、それも自分達への良い刺激にしつつ、それぞれのソロでも爆発しつつ、熱量高めで 1st ステージを終了させる事が出来ました!
そして 2nd ステージです。Nautilus を象徴させる曲、ボブ・ジェームスの“Nautilus”から演奏し始め、その上で MC Trantula さんのラップが始まりました。Trantula さんは以前、御自身のアルバムに Nautilus がゲスト参加をさせて頂き、MVにも出演(その時のコーラスが JiLL さんでした)〔Tarantula、“Smile”MVに Nautilus 出演参照〕、その縁で今回の企画も持ち上がったというのは何とも嬉しい限りです。
“Root Down”、そして Nautilus オリジナル曲“Nautiloid Quest”にラップをのせて、今回用に少々アレンジを施しつつお送りしていきます。普段自分達でやり慣れている曲ですが、ラップがのる事で曲構成上のバランスにも変化が生まれ、それを改めて Nautilus らしく再び組み立て直した…という感じでしょうか。演奏している時分達としても新鮮でありつつも、違和感も殆どありません。むしろこの為に曲が作られたのでは…と思う程でしたが(笑)、それくらい相性が良かったのでしょう。お客さんも盛り上がって聴いてくれていました。
そして、今度は JiLL さんも交えて、今度は JiLL さんの楽曲を2曲お送りしていきます。前述の“Smile”ではコーラスでしたが、ここではメインボーカル担当で、また異なる世界観を作り出してくれました。その後はついに“Smile”を全員で演奏。本当に今回は盛り沢山な内容です!
最後には Tarantula さんの楽曲“In My Life”で締めさせて頂きました。熱量高めの曲が続いてきた後の、しっとりとした終わり方でしたが、それがまた Nautilus らしい締め方でもあったのでした。新たな可能性を感じさせるライブだった事を予感をさせる、少し余韻を残させたステージでもあったと思います。どうもありがとうございました!
今回のライブは、準備期間もしっかりと押さえただけに、新たな世界観、そして今後もまだ続いていくというポテンシャルを秘めたライブになった事を感じさせてくれました。まだまだ挑戦出来る事は多く、そして、楽曲の成長の可能性も多大に感じられる内容となった事でしょう…。これも Nautilus の世界観の1つだと証明させてくれたライブになった事は確かでした。多くの方にお越し頂けて嬉しかったです。今後もどうぞ楽しみにしていて下さい!
☆Nautilus のHP…http://www.nautilusmusic.net/
☆HEAVEN 青山のHP…http://www.heaven-aoyama.jp/