当日は、かなり余裕を持ってお店に入りました。その後、サウンドチェックをするのはいつもの事ですが、久し振りに使用する TRI4TH フラグ、そして照明や進行の打ち合わせ等、そもそもサウンドチェック前にやる事も多いのです。TRI4TH でワンマンライブというと、昨年の12月に行われた〔TRI4TH、クリスマスの 360° LIVE参照〕以来、約半年振りというタイミングにもなっていたので、入念に準備を行いたいのは当然の事でもありましたが、それよりも、以前より更に仕込みを完璧にすべく、だからこそ時間をかけて行っていた…という部分が大きかったのでした。また、お店の方や当日のスタッフの方も含め、自分達のライブに関わる方々も多くなってきています。時間がかかるのは当然の事で、また、多くの方とこれからライブを一緒に作っていくべく、チームとなって進めていくという認識がより強く感じられた時間でもありました。この日から販売される新しいグッズの確認も勿論しておきます!
本番は、ほぼ時間通りに始まりました。今回はDJに、いつもヘアメイク等でお世話になっている AnthologyHair のマイサワさんにお願いしており、これまでの TRI4TH を次々に流して頂いた後に、そのままSEへと突入させます。曲は勿論、今回のカバーアルバムでも収録させて頂いている、F.I.B JOURNAL の“Politician in Mourning”。ここで自分達とお客さんは、ステージ上で初めて対面しますが、フロアに予想以上に沢山の人…。そして大きな拍手…。最高の瞬間でもあり、最も気が引き締まる瞬間でもあります。ここから約1時間半、今の TRI4TH のステージを思う存分に披露する時間がスタートされたのでした。
今回は『Hybrid ROOTS』のリリース・パーティー。当然、そのCDに収録されている楽曲を中心にお送りしていきますが、カバーアルバムであるが故、TRI4TH のオリジナル曲が必然的に少なくなってしまうという事が予想されていたかもしれません。…しかし、その事を忘れてしまう程、今回のカバー・アレンジのサウンドは正に TRI4TH!…といった印象を持たれたのではないでしょうか?…自分達も、そこが一番気を遣ったところで、カバー演奏というと、どこか客観的に曲を捉えてしまう傾向がありがちになってしまうところがあるのですが、アレンジは勿論、演奏面でも入念にリハーサルを繰り返して、違和感無くステージのレパートリーに組み込めるところまで持っていけたのでした。それはやはり、皆が尊敬している先輩方の楽曲…という想いもあるからでしょう…。曲にも敬意をはらって、自分達のパフォーマンスに消化していく。これが TRI4TH 流のカバー・アレンジなのです。
そして、この日限りのゲストもお呼びしています。前述の F.I.B JOURNAL より、ボーカルの山崎円城さんです!…円城さんには『Hybrid ROOTS』のレコーディングにも参加して頂いていますが〔TRI4TH、2018年最初のレコーディング参照〕、今回のステージにも参加して頂ける事になっていたのでした。レコーディング収録曲である“Politician in Mourning”、そして、TRI4TH 楽曲である“Walk Together”にも参加して頂き、ポエトリーの世界観と合わせて、この日ならではのステージが出来上がらせました。即興演奏でこちらも追い付いていき、言葉(歌ではなく)と音との唯一無二の掛け合いを楽しみました!
盛り沢山な内容を詰め込ませて頂きましたが、まだツアーも途中ではあるので、詳細はこの辺りに留めておきましょう。カバーアルバムのツアーではあれど、TRI4TH にとっては新たな挑戦を存分に詰め込んだツアーです…。このブログを書いている時点で、残すところは大阪と福岡の合計2ヶ所。是非ともお越し頂き、自分達の音楽に触れてみて下さい。そして自分達のライブを通して、カバーさせて頂いたバンド達の魅力さ、偉大さに改めて気付かされると思います。
リリース・パーティーを終えた後の打ち上げ会場にて…。初日を無事に終えられたからこそ、皆で囲んで飲むお酒は美味しいものです。今回も多くの方にお世話になりました。どうもありがとうございました!
☆TRI4TH、Hybrid ROOTS リリースツアー(後編)
・6月16日(土)梅田(大阪)シャングリラ
Open…17:30〜、Start…18:00〜
Charge…前売り3800円(共にドリンク別)
・6月17日(日)天神(福岡)The Voodoo Lounge
Open…18:30〜、Start…19:00〜
Charge…前売り3800円、当日4300円(共にドリンク別)
※以上、メンバー≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Sax)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
そして、ツアー後編のスケジュールを今一度載せておきます。各地で皆さんに会える事を楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com/
☆F.I.B JOURNAL のHP…http://fib-journal.net/
☆代官山 UNIT のHP…http://www.unit-tokyo.com/
5人が元気に演奏で爆発してる姿を目にするだけでもう感動です。
リリースツアー、最後まで勢いよく突っ走ることでしょう、東京編大成功おめでとうございました。
しかも、UNIT でのワンマンの中では、最もフロア内が
パンパンになっていたのではないでしょうか。自分達の
成長も感じられるハコ…。ここで幕を開けられて光栄
でした。秋のツアーも楽しみにしていて下さい!