この前日の22日に関東内を襲った大雪。都内を中心とした交通網が激しく麻痺してしまっていたのは記憶に新しいでしょう。この為に、沖縄でライブを終えたドラムのタカオさんが、本来は22日に帰る筈だった飛行機が欠航になってしまって、振替便は翌日、つまりレコーディング当日の23日の朝に沖縄を出発する事が決定…。しかも、その飛行機は当日になって遅延が更に5〜6時間発生する事が見込まれてしまい、結局は違う航空会社便の便を予約し直し、最終的にタカオさんがスタジオメックに入れたのは23日の15:00頃になってしまいました。いつもですと自分達は朝10:00ぐらいに集合していますので、かなり遅れてレコーディングをスタートせざるを得ない状況でもありました。
しかし、自分達は冷静でした。慌てずに自分達の力を信じて臨めば、きっと前に進められると皆が思っていたからです。予定していたレコーディング日程の2日間のうち、流石に1日目に録れる曲数は限られましたが、その分、2日目の方でペースを上げて録る事で、予定されていた曲を全て録り終える事が出来ました!…準備は万端…とは言いましたが、やはりレコーディング中にも新しいアイデアが浮かんできて、その場であれこれ試していく時間も必要でして、今回はその部分でも発想の躍進力があったと言いますか、とてもスムーズに進められたレコーディングになったと思いました。勿論、TRI4TH 流の「踊れるジャズ」の精神をたっぷり注ぎ込んだ内容となっているのは間違いありません。そして、更に自分達らしさを出せたかなとも思っています。
上写真までが1日目
下写真からが2日目
今回も、特筆したい録音風景が多々あるのですが、詳細はまた違う機会に発表させて頂く事になりそうです。その中でも、F.I.B JOURNAL の山崎円城さんに参加して頂いた事はかなり大きな経験になりました。現在、録ったデータをラフミックスで聴いていますが、今すぐにでも皆さんに聴いて頂きたいくらい格好良い仕上がりになっています!…続報をお待ち下さいませ。それにしても…楽しみです!
予定より5時間遅れの開始という、言わば逆境の中で始まったレコーディングでしたが、最終的には録音の内容も充実した、とても満足のいく音源が出来上がったと思いました!…最後まで自分達の可能性を信じたからでもあり、これはまた自分達への自信にも繋がった事と思います。そして、更に次の展開へ進みます。どうぞ楽しみにお待ち下さいませ。ひとまず2日間、お疲れ様でした!
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