1年の総決算という感じで、黒船レパートリーの曲達を数多く演奏していきます…。ステージの空気感はとても良く、適度にジャズのテイストが交じりつつ、民謡カバー曲を演奏していく様というのは、やはり黒船らしい時間であったと言えるのではないでしょうか。その中で今回は、黒船にとって新たに取り上げる民謡カバー曲、“安里屋ユンタ”をやらせて頂きました。実はこの曲は以前、自分と、ボーカルの里アンナさんと、トランペットの織田君の3人で共に出演させて頂いた『中野にぎわいフェスタ』でのステージの際に初披露をしていて〔竹内大輔 × 織田祐亮 × 里アンナで『中野にぎわいフェスタ 2017』に出演!参照〕、この日の為に自分がアレンジをしてきたものを再度、黒船流にアレンジし直したものでもありました。黒船には珍しい?明るめで爽やかな曲調に仕上がりましたが、それが却って印象に残る感じになったのではないかと思っています。お客さんからも好評でした!
民謡カバーがあれば、ジャズカバーもあります。今回、久し振りにインスト編成(通称“白船”)によって“Affirmation”や“My Favorite Things”等を演奏しましたが、こちらも白熱した時間が展開されていました!…インストになると、個々の楽器の音に注目して聴く事が出来ますが、お客さんもその耳で聴いて頂けているのでしょう。その雰囲気を受けて、自分達も生き生きとした演奏に繋がったのではないかと思いました。
そして、カバー曲もあれば、勿論オリジナル曲も見過ごすわけにはいきません。今回は久し振りに“La Japonaise”を、アンナさんにも加わって演奏していきました。曲中のベースソロの部分では、アンナさんのボイスと絡んでいくシーンもあり(右上写真参照)、黒船に新たな見せ場が生まれたのではないかと思います(笑)。
アンコールには、最近の黒船レパートリーの定番と言える“ワイド節”をお送りしました。これは今年の3月頃にアレンジがされたもので、今年の黒船を象徴する曲だったようにも思います。お客さんから手拍子も頂き、お店の中が1つになって盛り上がっていけた時間でした。どうもありがとうございました!
…そしてダブルアンコールが来るも、もう曲が無い!…という事で(笑)、最後には皆で再度ステージに上がり、珍しくカーテンコールを行わせて頂きました(左上写真参照)。1年の締めの光景として、印象的なものになったのではないかと思います。
これで、黒船の2017年最後のライブは終了しました。ライブ中に発表されましたが、黒船リーダーの関谷君曰く、来年は黒船で新しいアルバムを作りたいとの事。レパートリーも徐々に集まってきているので、もう少し曲を増やせば実現も近そうですね。皆さん、どうぞ楽しみにしていて下さいませ。2018年の黒船もどうぞよろしくお願いします!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info
“白船”部分の皆さんの暴れっぷりも、たくさん味わうことができました。またの熱いライブに向けてどんな航海が?楽しみです。
こういった光景はワンマンライブならではの
空気感が成せる部分もあるような気がします。
良いモチベーションを持って演奏に臨む事が
出来ました。どうもありがとうございました!