しかし、その間の日の9月18日には、バイオリンの Tsumuzi 君、そして TRI4TH で、毎年沼袋の氷川神社で行われている NUNO JAZZ FESTA に出演する事が決定していたのです。特に TRI4TH としては何度も何度も誘われ、今回ついに出演が決まったという状況でもあったので、これはやはり東京に一度戻らねばなりません。かくして、18日の朝に一度東京に戻り、その日の午後に NUNO JAZZ での Tsumuzi 君のステージ、夜には TRI4TH のステージを行いまして、そしてそのまま夜通しで車で高松に逆戻り…という事になりました(笑)。そして19日の朝に現地のスーパー銭湯等で休憩をとって、その日にライブに控える…というスケジュールです…。やはりスケジュールミスなのではないかと思われそうですが(笑)、だいぶエキサイティングな4日間になりました。全ての日程を追って振り返ってみたいと思います。
9月17日(1日目)
まずは Tsukasa さんの演奏の仕事から始まりました。今回はどうやら高松で行われる、とある企業のパーティー演奏というもので、パーカッションの山下由紀子さん、そしてベースには初めましての斎藤順さんと共に行ってきました。
会場は高松駅前にあるJRホテルクレメント高松内のパーティー場にてで、そもそも広い空間である部屋を2つ更に繋げていて、それは膨大な空間が用意されていました。テーブルや椅子の数を見ても、相当な人数がお越しになる事は容易に想像出来ており、さぞ大きなパーティーなのだと思います。ここに呼ばれる Tsukasa さんも流石ですが、自分としても大いにサポートしていきたいところです。入念にリハーサルを行い、本番に備えました。
楽屋もホテルの控え室が用意されていたりと、至れり尽くせりです。流石に控え室から見えた虹は用意されていたものではないと思いますが(笑)、高松という土地に歓迎されたような感覚もあり、これから起こりえる多忙なスケジュールの前のひと休憩…という感じでしょうか。気持ち的にはリラックスして本番に迎えたと思います。
本番はパーティーの半ばぐらいに行われ、時間は30分程との事でした。本当に多くの方がいらしていて、ステージも豪華に演出…。演奏する曲も、カバー曲ばかりではなく、Tsukasa さんのオリジナル曲も盛り込まれていたりして、所謂 Tsukasa さんのステージ…という感じでやらせて頂けました。自分もグランドピアノを使って気持ち良く演奏でき、多くの方の協力があって実現できたステージに感謝でした。
アテンドの方からは打ち上げにも招待して頂き、場所を変え、高松の食に舌鼓を打たせて頂きました。色々な食事が出されて、これでだいぶお腹は満足になったのですが、自分には他にも行きたいところがありました。打ち上げが終わってから別行動をとり、高松琴平電鉄を横目で見ながら(笑)、高松の中心地から海側へと歩いていきます。
ここです。TRI4TH でも出演した事のある黒船屋です。この2日後に行わる『瀬戸内音楽界』の主催者はここのマスターでもあり、この日の内に御挨拶に伺っておきたかったのでした。そもそも前述の打ち上げが23:00頃まで続いていたのですが、黒船屋もその時間ぐらいまで、何かのパーティーが入っていたそうで、23:30ぐらいから来て貰えたら嬉しいとの事だったので、お互いの状況が一致したという事でしょう。DJの RICA'X さんとも再開でき、レコードをかけながら音楽談義が続いていったのでした。勿論、お店には『瀬戸内音楽界』のポスターも発見。これからやって来るイベントに、話しもお酒も弾みます。実はこの時は台風が近付いていて、もしかしたら19日に直撃?…ぐらいの感じではありました。しかし、マスターも交えてのこの会話は既にお酒もだいぶ入っていたので、たぶん来るのは遅れるだろう、大丈夫!…なんて気楽に話しながら、更にお酒も進ませます。…そんな時に時計を見ると、いつの間にか深夜の3:30になっているではありませんか(笑)!!…自分は明日の朝イチの飛行機で東京で戻らなければならず、また2日後(厳密には36時間後ぐらい)に足を運ぶ事になる黒船屋を後にしたのでした。次の日が起きれるのか…心配です(笑)。
9月18日(2日目)
次の日、自分はドライバーの方の電話で目が覚めました。…はい、予想通りというか、正に集合時刻に起きてしまいました(笑)。ホテルロビーに6:00集合だったので、これは仕方無かったと自分に言い聞かせつつ、直ぐさま支度してロビーへ。ちなみに、この便に乗るのは自分だけのようで、あとのメンバーは普通にお昼頃に帰るというのが幸いでした。
6:00集合というのは、かなり余裕をもった集合時刻でもあり、寝坊しても空港には余裕で着けたのは良かったです。高松名物、ぶっかけうどんを食べる時間もありました。帰りの飛行機を見ると、最新鋭のボーイング787♪…機内でしっかりと休みをとり、この日の午後以降の予定に備えたいものでした。
まだまだ続きます!