黒船メンバーとしても、超絶ロックギタリストである Kelly さんのステージに負けないよう、本番前にはいつものようにお酒の気合いを入れてきたのですが(笑)、それでも尚、Kelly さんの持つステージング、パフォーマンス、トークは圧巻でした…。今回はなるべくアコースティック編成で…という話しにはなっていた筈なのですが、蓋を開けてみればガンガンのエレクトリックなステージ(笑)。ギターは歪むは揺らすはで、これぞ Kelly さんの世界観!というような空間を作り出していました。このようなステージは予想はしていたのですが、それでも自分達の想像の斜め上を行くインパクトがそこにはありました…。流石のステージでした。
そして黒船の出番となりましたが、自分達はいつものように演奏するべく、それでも気持ち的にはロックな精神を持ってステージに上がっていったような気がします。気合いは十分に入っており、それぞれのソロも激しさガンガンで盛り上げていきました。特に真新しい曲は無かったものの、黒船の持ち曲を更にブラッシュアップさせ、ライブならではの即興感も積極的に取り入れていったステージだったのではないでしょうか。
そしてやはり注目すべきは、アンコールで Kelly さんを交えてコラボ演奏した、チックコリアの“La Fiesta”。ここでベース、ギター、津軽三味線の3人でソロバトルを行うスペースがあったのですが、これぞ異種格闘技戦?のような時間で、それぞれ三者三様の奏法でソロを繋いでいく様は、この『和魂洋祭』というタイトルに相応しい時間だったように思いました。最初はお互いの出方を伺うような弾き方でしたが、途中からその演奏もアッパーになっていき、いつしか3人の激しい主張が表れるようになりました。和と洋とのぶつかり合い…とでも言うのでしょうか。他では滅多に見られない、貴重な光景が展開されていました。
実は Kelly さんと関谷君は同郷で、関谷君は Kelly さんを見て、音楽の世界、そしてアメリカへ旅立つ切っ掛けを貰ったとの事です。そのせいか、今回の関谷君は終始キラキラと輝いているような気がしてて、それは憧れの先輩ミュージシャンとの共演の喜びが素直に表れているからだとも思いました。楽しい時間になって良かったです!
そして、次回の黒船ライブは『和魂洋祭〜第八幕〜』!…日にちは10月29日(日)、やはり渋谷の gee-ge. にてですが、今度はお昼公演となりますのでご注意下さいませ。対バン相手には女性尺八奏者の辻本好美さんのユニット AJIGUL を迎えてお送りします。どうぞよろしくお願いします!
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆Kelly SIMONZ さんのHP…https://www.kellysimonz.com/
☆渋谷 gee-ge. のHP…http://www.gee-ge.net
Kelly さんの超絶ギタープレイと味わい深いMC、りりしく鋭いリズム隊兄弟のExthunders、ずっと聴いていたくなりました。
もちろん、黒船も負けじとしかしMCを対抗するのはあきらめつつの(笑)、すてき演奏、ありがとうございました。
「黒だんど節」やはりいいですね~。
いろんな音楽の出逢いのあるこのイベント、貴重です。
ないかと思った1日でしたが(笑)、演奏でガンガンに
検討出来たので良かったです。Kelly さんの世界観は
流石でしたよね。“La Fiesta”のコラボは貴重な経験でした。
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