それ故、この日は“スペシャルトーク&ライブ”となっていて、CANNONBALL に関する話しをする事は明白だったので、自分はトークには参加せず、ライブのみの出演だとばかり思っていました。しかし蓋を開けてみると、なんとステージ上の自分のキーボードの横にもマイクが置いてあるではないですか(笑)。また、本番直前まで自分は、トークのステージとライブのステージが別にあるとばかり思っていたのですが、これも1つのライブの中に、トークを挟みつつの構成になっているようで、要は自分もステージに出ずっぱり…。ここでずっと黙っているのも勿体無かったので(笑)、ちょくちょくトークも絡ませて貰ったのでした。
選曲は TRI4TH の楽曲やジャズ・スタンダードの曲等が中心となり、アンコールも含めて6曲という曲数でしたが、自分達の楽器の特徴や、その楽器との出会い…等のトークも含めてじっくりとお送りしていったので、ボリューム的には結構充実した内容になっていたと思います。編成的にも常に3人ではなく、トランペットとのデュオ曲、サックスとのデュオ曲もそれぞれやらせて頂きましたが、基本的な概念は、普段の TRI4TH 編成からベースとドラムを除いた、とても特徴ある編成でもあり、自分のピアノ演奏的にはかなりの変化が求められたものでした。…それでも“Hop”や、お馴染みの“Dance 'em All”も3人でやり切り、特に“Dance 'em All”ではお客さんもスタンディングで楽しんで頂けました。何とも嬉しい景色でした♪
お客さんが総立ちで見て頂けるというのは、こうした楽器イベントでのステージではあまり見る事が出来ない光景でもありましょう。お客さんは勿論、楽器屋のスタッフの方々にも楽しんで頂けてようで良かったです。少ない楽器編成で演奏した分、TRI4TH Horns らしい音色が、より明確に聴き取れたのではないでしょうか。そしてまた TRI4TH 本編成ライブの時にも、これら楽器の特徴を思い出して頂けたら幸いです。どうもありがとうございました!
☆御茶ノ水ソラシティのHP…http://plaza.solacity.jp/
☆クロサワ楽器のHP…http://www.kurosawagakki.com/
☆TRi4TH のHP…http://www.tri4th.com/
その直後に演奏されたことで、これまでさんざん泣かされてきたすてきな色合いのソプラノサックスによるよもやの“Circle”は、より心に沁みました。
思えば自分がこのように管楽器メロディにはまりまくるきっかけもCANNONBALL さんあってのことかも?(アゲまくります・笑)
客席でよくお見かけしていたO田様の愛あふれる司会も良かったです♪
再現してくれるかがとても大事です。まずは
自分に合った傾向の楽器を選ばなくてはならない
という意味では、ピアノとはまた違った難しさが
ある楽器なのかもしれませんね。それがまた音色に
出ている事によって、音楽の深さが滲んでくるかと。