2016年の締めのライブ…となったのは最近の事でした、今回のライブ自体、ツアーの行程が決まった時点ではまだ組み込まれていなかったからです。しかしツアーを進めていくにつれ、2016年も終わりが近付いている事ですし、TRI4TH 結成10周年によるお客様への感謝の気持ちを込めて…という意味を含め、急遽フリーライブが決定したのでした。メンバー皆、忙しい中で、また、お店も12月とい状況でよくスケジュールが合ったなとも思いましたが、この時期でのフリーライブはやはりインパクトがあったようで、当日は満員御礼以上の人だかり…。後ろの方からはステージが全く見えなかったとも思われますが、多くの方にお越し頂けて本当に嬉しかったです。
渋谷 The Room は最近リニューアルし、バー・カウンターが広くなった反面、その分フロアの面積は狭くなってしまったかもしれません。それでも、この独特な雰囲気は健在で、TRI4TH としてもこのお店で熱い演奏を響かせてやりたいという願望も強くあったと思います。なんと、開場の1時間以上も前から既にお客さんの行列が出来ており、これにはお店の方も驚かれていました。何とも有り難いものです。
お店のオープンは19:00、そのままDJタイムが始まりました。今回のDJは TRI4TH チームとしてもお馴染み、MAISAWA さん、IWATA さん、そしてゲストDJとして坂田かよさんも加わり、とても頼もしい布陣にお集まり頂きました。途中には関谷君がリーダーのバンド、黒船の音源もかけてくれる等、一時たりとも見逃せない選曲が続きます。自分達のモチベーションも上がりつつ本番に臨む事が出来ました。
既にフロアはパンパンで、前の方は身動きすら取れないような状態にも見えました。しかし自分達のライブが始まると、その予想を覆すかの如く、激しく動きながら自分達の音楽を楽しんでくれている様子が目に飛び込んできました。それにしてもお客さんと自分達の距離の近さは凄いです(笑)。ホーンズの2人は、既に楽器が客席に被っているような印象と言っても良く、その息遣いも聞こえる程の近さだったというのは間違いありませんでした。そんな状況で披露した全2ステージ。どちらも一気に駆け抜けました。
ちなみに関谷君は、前回のライブで破壊したベース〔TRI4TH、『踊るインストクリスマス』に出演!参照〕はまだ直らず、別のウッドベースを持ってきたものの、なんとライブ中には突然エレキベースも披露(右上写真参照)されました。ウッドベースが調子が悪かったのでは無く、恐らく“狙っていた”と思われます(笑)。
そして、なんと新曲も惜しみなく披露されました。フリーライブだから既存の曲だけでという考えは通用しないのです(笑)。タイトルは“Boozer”。酒飲み…という意味のこの曲は、途中でテンポアップして皆で大団円のように締め括る、今までの TRI4TH であったようで無かった曲でもありましょう。また、最近のオープニングの流れから取り掛かっている別の新曲も、そろそろタイトルが定まりそうです。こちらは後に決まり次第の明言とさせて頂きましょう(笑)。
アンコールでは、トランペットの織田君が扮する?オリサンタも登場し、投げ銭制の意味を布教させるかの如く、踊って、投げて、挟ませました(笑)。本当に楽しい時間を皆さんと過ごせました。これもCD『Defying』リリース・ツアーの得た結果だとも思います。どうもありがとうございました!
そして『Defying』ツアーも、残すところファイナルの1日のみですね。この度、ゲスト出演として、自分達のレーベルメイトである MASSAN × BASHIRY から、MASSAN の参加も決まりました!…一体どのような景色が見られるのでしょうか…。絶対に損はさせないライブです。自分達の集大成を是非体感しにきて下さい!…今年も1年間 TRI4TH を応援して頂き、どうもありがとうございました。来年2017年も早速のツアーファイナル・ライブも含めて、どうぞよろしくお願いします!
☆2017年1月9日(月・祝)代官山 UNIT
Open…17:00〜、Start…18:30〜
Charge…前売り3500円、当日4000円(共にドリンク別、学生は500円割引)
Member…≪TRI4TH≫(Tp)織田祐亮、(Ts,Ss)藤田淳之介、(Ds)伊藤隆郎、
(B)関谷友貴、(Key)竹内大輔
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆渋谷 The Room のHP…http://www.theroom.jp
なんと言っても“Boozer”、華やかに舞い上がってしかも刺さる感じ…のぜひぜひまた聴いてみたい曲です!
DJさまが黒船の曲に合わせて「踊ろうぜ!」「じゅんのすけ!」と。
これはかなり新鮮でした。
最高に炸裂したライブ、ありがとうございました。
来年も励みます。
フリーライブこそ、これまで何度もやって
きましたが、1年を振り返って吸収したものを
そこで披露する!みたいな流れも垣間見え、今回
でしか表現出来ない時間が多々あったのでは
ないかと思います。来年もよろしくです!