本番前に美味しくお酒を頂いていた黒船メンバーがお店に戻ると、既にレスザンのステージは始まっており、会場も温まっている雰囲気が伝わってきました。これは当然の事ではあると思いましたが、お客さんの中には、今までの『和魂洋祭』のような和をイメージしていた方もいるとは思う中で、もうお客さんを虜にしているステージは流石だと思います。
そして実は、今回レスザンのドラムに、黒船のドラマーでもある佐々木俊之さんがサポートしているのも特徴的でした。つまりダブルヘッダーだったという事ですが、黒船との音楽性の違いも見事に使い分け、まるでバンドの一員(ガールズバンドなので、それは叶いませんが…笑)のようにドラムを叩いていたのが印象的でした。ステージから戻ってきても余裕の表情…、これは黒船のステージでも暴れて貰わねば…ですね(笑)。
そして、自分達黒船の出番となりました。図らずとも、メンバー皆、黒っぽい衣装を貴重とした出で立ちでステージに上がり、今年の黒船活動の総仕上げのような気持ちで演奏に臨んでいきます。まずは関谷君オリジナルの“New Frontier”から始まり、奄美民謡の“ヨイスラ”へと繋げていきます。それぞれ黒船の 1st.、2nd. CDの代表曲であり、今回はお互いの作品からバランス良く抽出して、ステージを進めていった感じでした。
その中でも3曲目にお送りした“斎太郎節(大漁唱い込み)”は盛り上がりました。この曲は、今年初めて黒船で仙台公演を行った時にアレンジして持っていった意欲作でもあり、今年の活動が大きく反映されている曲でもありました。津軽三味線、ピアノと共にソロがあり、軽快感のあるテンポの中で盛り上がっていきます。こうしたアドリブソロに重点を置くやり方も、黒船の楽曲制作の特徴の1つであり、黒船らしいレパートリーが増えた事も今年のトピックの1つになりそうですね。
アンコールを頂き、まずは黒船メンバーで、お馴染みの“豊年節”をお届けし、次にレスザンからシンガー2人をお呼びして、3ボーカルで“Silent Night”をお届けしました。この時期ならではの豪華なひと時。皆さん良い時間を過ごせたのではないでしょうか。今年の2月に第一幕を行い〔黒船企画『和魂洋祭〜第一幕〜』開幕!参照〕、沢山の方々にお越し頂けた『和魂洋祭』…。第四幕も無事に閉幕となりました。どうもありがとうございました!…次回の黒船ライブは、来年の2月17日(金)に決定しております。皆さん、予定を是非空けておいて下さいませ。よろしくお願いします!
…そして、この12月9日という日は、エンジニア速水さんの誕生日でもありました!…黒船メンバーから純米大吟醸をプレゼント。おめでとうございました。健康でいて下さいね(笑)。
☆黒船のHP…http://www.peaceofcake.net/kurofune/
☆LESS THAN 1 THOUSAND のHP…http://999ladys.tumblr.com/
☆渋谷 Last Waltz のHP…http://lastwaltz.info