10月31日(1日目)
前回のツアーでは、ライブの1日前に現地入りして、現地の食を堪能するというスケジュールが組まれていましたが、今回は自分がスケジュールの都合でそちらには前乗り出来ず、ライブ当日に現地に集合…という事になりました。同じく、津軽三味線の白藤ひかりさんも、前日に名古屋で御自身のライブだったそうで、こちらも福岡で現地集合という、黒船メンバーの個々の忙しさを物語るような展開でツアーは始まったのでした。
ひとまず自分は、羽田空港から1人で福岡へと向かいます。前回と同じスカイマークを利用させて頂きましたが、あの時に乗った豪華仕様のエアバスA330−300型機は既に存在しておらず、いつものボーイング737−800型機への搭乗となりました。勿論、エコノミー仕様の普通のシートでしたが、採算ベースで合わせると当たり前の話しなのかもしれません。羽田から福岡に向かう便は富士山の北側を通るルートなので、座席は左側の窓側を選択。東京から富士山の手前までは曇り空でしたが、後々に晴れてくる様子を楽しみながらのフライトとなりました。
名古屋圏を北側から眺め(左上写真参照)、広島市も北側から眺め(右上写真参照)、なかなか楽しい景色です。飛行機で見るとあっという間の景色ですが、これらの場所は車移動としても何度も訪れているので、それらの移動時間とを換算させながら、今これだけ自分は速く移動している…という感覚を身体に叩き込ませておきます。そうする事で、飛行機で移動出来る有り難みをより深く感じる事が出来るのです。
そうして遠くに大きな橋が見えてきました。下関と門司を結ぶ関門橋です(左上写真参照)。高速道路で本州から九州に向かう時、この橋を渡る時の感動は今でもひとしおで、これは飛行機移動だけしか経験してないと分からない感情かもしれません。九州に到達した!…と共に、無事に来れた…という思いも浮かび上がり、それだけ車移動は大変でもあるという事でしょう。飛行機から見えた関門橋は、そんな事も思い出させてくれました。
その後、窓の左奥に博多駅越しに、これから着陸する福岡空港が見えてくると、いよいよ着陸態勢に入ります(右上写真参照)。このパターンは福岡空港が北風時の時に運用させる経路で、福岡の市街地をぐるっと旋回しながら着陸していきます。街に近いのが福岡空港の強みで、それが如実に分かるルートとでも言いましょうか…。こうして福岡空港に無事到着し、福岡ライブのモードへと入っていくわけです。
…と、その前に、腹ごしらえも大事です(笑)。空港でひかりさんと落ち合い、中心地である天神方面に向かいました。そこで前乗りしていた黒船メンバーと合流し、向かった先は、明太子料理専門店、元祖博多めんたい重でした。豪華に頂くめんたい重…。当日入りとは言え、福岡に来たと思わせてくれる食事は最高でもありました。さて、そろそろ本当に福岡ライブモードに入らなければなりませんね(笑)。
まだまだ続きます!