スケジュール的には、最初の7日、8日が東京のヤマハホール、11日が大阪の Yes Theater というものになっており、当初は大阪だけ昼夜2公演でしたが、早々と全ての公演でチケットがソールドアウト状態になり、急遽8日の公演に昼の部が足され、計全5公演の行程となったのは驚きでした。
つまり、誰もが待ち望んだコンサートだった…という事が出来ましょう。大空さんは、宝塚を引退してからは俳優業に転身したので、今回のようなライブをメインとしたコンサートは初めてだったようで、大空さんにとっても“挑戦”の部分が多かった3日間だったとも思います。
自分はバンマスでもあるので、大空さんの意見を聞いて、それをバンドサウンドに消化させ、お互いに納得の出来る音作りを目指していきましたが、その集大成となったのが今回の為に書き下ろされたオリジナル2曲でしょう。北條さんが作曲し、それを自分が楽曲アレンジさせて音楽制作部門へ提出…。コンサート当日にはCDとして販売出来るところまで持っていく事が出来たのでした。曲は、“花鳥燈華”と“いつかの歌のように”。どちらも大空さん自身に気に入って頂けたようで良かったです。
リハーサルの日を設けて、本番に挑んで…実はそれは突貫工事的なスケジュールでもあったのですが、最終公演を終えたときの充実感、達成感は、とても大きいものがありました。月並みな表現ですが、本当に1つ1つの公演毎にサウンドのクオリティーが上がっていったのです。そして良かったのが、それらを皆で次回の公演にフィードバックさせるという環境が出来上がっていた事でした。多くの方々が今回のコンサートに関わっている以上、皆、それぞれの持ち回りの仕事があるのですが、その役割を超えて意見を出し合ったりと、本当にチームとなってコンサートを作っていくという感覚がそこにはあったのです。
大空さんや舞台監督を交えた、この打ち上げの写真で、このコンサートの成功が窺えるというものでしょう(笑)。本当に、こんなバンマスに付いてきて頂いて有り難い限りで、最後の公演を終えてしまって辺りには寂しさも若干あった程でした。皆さんに感謝です。
バンドメンバーも頼もしい限りで、皆、格好良いですし、しっかりとしたサウンドを出してきますし、責任感もあります…が、皆、お茶目過ぎですかね(笑)。とても楽しい現場だったと思います。北條さんを交えての集合写真を撮ろうものなら、すぐにこんな感じ(左下写真参照)になってしまうのですが、この構図を見て、右下の漫画の表紙を思い出しました。完全に一致…というやつですね。お疲れ様でした(笑)。
…東京、大阪のこの3日間は、せっかくなのでまた改めて、ツアー日記として綴れたらと思いますので、また気長にお待ち頂けたらと思います。願わくば、追加公演が出てきてしまう事を祈りつつ(笑)、どうも皆さんありがとうございました!
☆大空祐飛さんのHP…http://yuhi-ozora.jp/
☆ゴールデンバード・レコーズのHP…http://www.goldenbird.jp/