これは、元はベースの池田暢夫君から誘って貰った演奏だったのですが、フロムナウは最近、ライブを“アコースティック・スタイル”と“バンド・スタイル”に分けてやっているらしく、今回はやはり?“アコースティック・スタイル”の方で、自分も生ピアノで参戦…というものでした。しかし、よくよく聞いてみると、フロムナウに鍵盤を入れる事自体が基本的には初めてらしく、それはある意味で新しいサウンドの開拓というライブでもあったように思えたのです。また更に聞くと、誘った当の池田君は、当日他のライブがある為に、こちらのライブで演奏する事は無く(初めの30分くらい、チラリと見に来てくれましたが…笑)、何だか単体での参戦になってしまったような感はありましたが、、、楽しく出来たライブではありました。
そもそもピアノを入れた事が無いという事は、全く今までとは異なったサウンドのアプローチになっているという事で、かなり自由に出来る反面、どこまでフロムナウらしいサウンドの演奏出来るのか…というのがキー・ポイントになっている気がしました。…もちろん、フロムナウの曲を自分が演奏するのは今回のライブが初めてですし、しかもワンマン・ライブなので、やる曲もそれなりに多い感じです(アンコールも入れれば、自分が演奏したのは12曲です)。気合いを入れて弾かなければいけないのは当然でした。
フロムナウの作り出す音楽というのは、基本的にギターが基本になっています。なので、どちらかと言うと、ピアノはそれに付け足す…という部分が多いようにも思いましたが、たまにソロとかも回ってきますので、うかうか?してはいられません(笑)。また、この日はベースがいないという事で、ベースの音域(時にベースライン)もピアノが弾かなければなりませんでした。特にテンポが速い曲等は本当に大変な事でしたが、パーカッションの多大なるサポートにより、この辺りは救われていたように思います。
しかし、何だかんだで演奏する上で気にしていたのは、やはりメロディでしょう。ボーカルのいるユニットだから当たり前だと思われてしまいますが、これは歌の伴奏という立場においては、非常に大切な部分だったりするのです。難しい話しになってしまいますが、ただコードに即して普通に弾くだけでは駄目で、メロディの載っているテンション・ノートを参考に、ピアノのボイシングを決めていく…という感じです。はい、難しいですね(笑)。
要は、メロディをよく聴けって事なのですが(笑)、メロディを生かせた楽曲を聴かせるなら当然の事だとは思います。そして、どうやら今回のピアノ入りでのライブは好評だったらしく、それはスタッフの方にもお客さんの何人かにも言って頂いたので、本当に喜ばしい限りでした。今まで、アレンジ的にはピアノが入っていなかった曲に、急にピアノを入れて演奏する…というのは大変な作業ではありましたが、一気に報われた感じはありました(笑)。この勢いで、またよろしくお願いしたいです。どうもありがとうございました!
☆フロムナウのHP…www.fromnou.com/
☆渋谷公園通りクラシックスのHP…www.radio-zipangu.com/koendori/
昨日は、お声を掛けられずにすみません!どうもありがとうございました。
そうです、タイトルに触れられないまま来てしまいましたが(笑)、昨夜は
何となくシークレット・ライブ的な…何だか不思議な魅力を放つライブでも
あったと思います。楽しんで頂けましたでしょうか。またお越し下さいませ!
>Kimikero さん
はい、まあ音楽的な事はこの際置いておきまして(笑)、楽しい夜だったと
思いますし、タイトル通りの雰囲気が出せた夜でもありました!…この
短夜というタイトル、実は“短”が凄く当日の印象を強いものにしているなあと
思っていたりもします。書き込みどうもありがとうございました!
ピアノの魅力、伝わっていたら嬉しいですよね。更にウッドベースとか
加わって、是非今後の恒例になったら面白いかなって思っています。
実は、サポートに池田君が入っているとわかった時点(名古屋w)で、いつかもしかしたら、竹内君が参加するなんてこともあるのではなかろうか~と密かに思っていました。リハの記事を読んだとき、思わずニヤリとしてしまいましたよ。
きっとまたいつか聴ける機会もあると期待しつつ、今からフロムナウのHP覗いてきます^^。深夜ラジオで聴いていた頃がすでに懐かしいです。
って、今頃NYですね!どうぞお気をつけて、楽しい旅を~☆
そして、それは意外にも早く訪れたような気もしています。今後もまた
ライブはやる事になると思うので、機会があれば是非起こし下さい!