そして、今回は演奏メンバーに、竹内大輔ピアノトリオのメンバーを集結させて頂きました。この映画は1950年代のニューヨークを舞台にしているようで、劇中に流れるオリジナルの曲以外に、古き良き時代のジャズ・スタンダード曲等が流れ、そのどちらもをスムーズに演奏出来るメンバーとして招集しまして(笑)、手探りながらも『CAROL』の世界観を再現させて頂きました。そもそも楽器編成自体が、劇中で流れるものとは異なるので(オーケストラの感じでしたので…)、ピアノトリオ編成で出来る限り…という状況ではありましたが、ピアノの音色が中心となっている音楽でもあったので、お客さんからも好評だったようです。
この日の開場は17:00〜、開演は19:00〜と、その間には2時間もの時間が作られましたが、この時間に映画『CAROL』を実際に会場で上映させ、その後にライブステージが始まるという段取りになっていました。これは演奏者側からすると、なかなかハードルが上がっているような状況だとは思いましたが(笑)、お客さんの温かい眼差しを受けつつ、自分達ならではの表現方法も加味して、丁寧に演奏させて頂きました。
勿論、北條さんが歌うシーンもあり、そしてゲストボーカルに、久し振りの真灯かなたさんも迎えまして、なかなか珍しい5人が揃ったと思います。映画のサウンドトラックを演奏するという機会は個人的にはなかなか無く、しかも当の映画のファンクラブイベントですから、お客さんの見る目も真剣だったように思いますが、多くの方に喜んで頂けたようで良かったです。映画の1シーンを切り取るような演奏を目指していく世界観また、新たな勉強になった気がしました。そして勿論、今回もトリオメンバーに助けられた1日になりました(笑)。どうもありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
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