これは、京都に旅行中に寄ったものでしたが、当初は行く予定にはしていませんでした。やはり出来立てという事もあり、その混雑度が気になっていたからです。しかし、いざ京都駅に降り立ってみると、鉄道博物館の広告が物凄く(笑)、如何にも魅力あるように宣伝をしてくるではありませんか(笑)。しかも、京都に2日間滞在してた時の2日目の天気は雨…。これは何かの縁なのかもと思い、思い切って行ってみたのでした。
むむむ…、何という充実度…。自分の好きな新幹線100系(右上写真参照)まで綺麗に展示されているではありませんか。左上写真の車両達はヘッドライトを点灯させて展示されていて、これは無条件で格好良いと思ってしまいます。
展示されている車両の選出も良いですね。入口付近の新幹線0系は4両分が連なって展示されていて、そのうちの1両は中に入れたりと、広大な敷地をうまく使って、余裕をもった見学をする事が出来ているのが流石です。また、ブルートレインの車両を使って、博物館内で売られている駅弁を買ってその中で食べられるというレストラン?もあり、鉄道好き、旅好きにも嬉しい配慮がなされていました。鉄道を見て、触れて、体験する…といった事が自然に体感出来るのが、この楽しさの要因だったのかもしれません。
ジオラマも充実…。また、鉄道車両だけではなく、駅や運行システム等、鉄道に関する様々な事も含めて楽しめるので、鉄道博物館の決定版と言っても良いのかもしれません。場所柄、鉄道車両はJR西日本(旧国鉄含む)に所属していたものばかりですが、それでも日本を代表する車両達が一同に集まっている光景は本当に頼もしいと感じました。そう、関西方面は、鉄道が特に発達した地域でもあるのでした。
梅小路蒸気機関車館は、梅小路蒸気機関車庫に名前を改め、現在も扇形の機関車庫を臨む事が出来ます。ここに動態・静態保存されている蒸気機関車はどれも貴重なものばかりで、この光景は本当に圧巻です。
また、この京都鉄道博物館で特に良いなと思った事が、これらの施設、すぐ周りをJR東海道本線や新幹線、山陰本線等、実際の営業路線で囲まれ、そこには高頻度で行き交っている鉄道車両の姿を臨む事が出来るのです(京都の風景をバックに…というのもまた乙でした…笑)。鉄道について学んだ見学者が、ふと外を見回してみると、それらのルールに則って走る鉄道車両が、いつもと変わらない姿で運行している…。この事が何だか、日本の鉄道の凄さを感じさせられるというか、誇らしさまで感じてしまったものでした。…なので、とにかく言える事は、、、
行って良かったです(笑)。
今回は2、3時間ぐらいしか居られませんでしたが、その気になれば1日中居られるのは確かという事も分かりましたので(笑)、今回はオープン直後の下見と捉え、また足を運んでみたいと思います。京都の新しい観光スポットとして、是非ともどうぞ!
☆京都鉄道博物館のHP…http://www.kyotorailwaymuseum.jp