祝賀会は2部構成となっていました。2部はもちろん現役生も含めた懇談会だったのですが、1部はやはりジャズ研究会ですので、全員参加OKのセッションが開催されていました。自分が高校生時代には無かった校舎内にある“セントポールズ・スタジオ”という部屋でそれは行われ、現役生、そして30年にも亘る歴史を共に歩んできたジャズ研OBの方々と交えて演奏していきました。自分は現在のコーチという事で、そのセッションを仕切らせて頂きましたが、もちろん気が向いたら自分も演奏しましたし、下の世代から上の世代まで、本当に時代超えのセッションがここに展開されていたと思います。
曲目はスタンダード曲を中心に行われてきましたが、時に“The Chicken”等のファンク寄りな曲も取り上げられ、ある意味、それぞれの世代のジャズ研時代に流行ってた(それしか演奏出来なかった?)曲のオンパレードにもなっていましたね(笑)。これまた懐かしく聴いてしまったものです。
どうやらそれぞれの世代には特徴があるらしく、今の現役生は本当にスタンダードな曲を多く取り上げている…という印象があったのですが、ジャズ研発足時と言うのは、結構フュージョンが流行っており、スウィング的な曲は殆どやらなかったという方達も多くいらっしゃっていたそうです。確かに自分が現役の時は、フージョンと言うか、ちょうど“T-SQUARE”が流行っていた時でもあり…、それでもスタンダード・ジャズもやろうという風潮も結構あり…(人によって、フュージョン・タイプ、ジャズ・タイプと分けて見られていた感もあったかも…笑)、今思えば過渡期だったのかもしれません。そして、時代の流れも上手く反映していたのではないかと思いました。ある意味ジャズの歴史に似ている所が、面白いと言えば面白いかもしれませんね!
セッションの最後には、現役生ほぼ全員とOB生を含めて、大勢“Now's The Time”(ブルースの曲で、ジャズでは定番中過ぎる程の定番)で締めさせて頂きました。恐らく、この時には壇上に30人以上はいたのではないでしょうか。面白い絵であったと主に、現役生には刺激の強い、良い経験になったのではないかと思います。
そして、この後は会場を移しまして懇談会へ…。30年もの世代を超えるメンバーが集まっての“乾杯”というのは、それこそ感慨深いものがありましたが、本当に、色々な人達に愛されていたクラブなんだなと、改めて思いましたね。そして、“立教”という学校と、“ジャズ”というものの相性が良かったのだろうという言葉には強く印象を受けました。
立教という学校は、自分が言うのも何ですが(笑)、本当に自由な校風がありまして、活動的には色々と生徒に任せている部分が大きいです。そして、これは経験的に見た感想ですが、緩さ(あまり熱くならない…笑)もまた、立教の特徴でもあるように思っています。その中で生まれる音楽…というと、吹奏楽部ですと、譜面通りに弾かなければなりませんし、音楽部(立教高校では、ロック系のクラブです)ですと、もうこの歳でロックって…、とかを素で思ってしまいますし(笑)、成程、ジャズが適任だったのかと確かに思ってしまいました(まあ、音楽部も長く続いているクラブではあるのですが…笑)。そして、それは30年という歴史で見事に証明をしてくれているのです。
自分は現在、ジャズ研のコーチをしているという立場から、かなり身近な所で現役生と関われています。そして、それはこれからも続いていく関係なのかもしれません…。今回の祝賀会は、コーチの責任の大きさを改めて受け止めさせ、皆さんに愛され続けるジャズ研究会の、今後の発展に関われる事の喜びを思うのに十分な会でした。どうも今回はお疲れ様でした。そして、これからもどうぞよろしくお願いします。ジャズ研万歳(笑)!!
http://www.jazzsoda.com/
素朴な質問ですが
ジャズ研OBで 大輔以外にプロになられた方っていらっしゃるの?
大輔だけがマイノリティ人生?
それはそれでカッチョよすぎるなぁ
昨日はどうもお疲れ様でした。司会までお褒め頂き(笑)、
ありがとうございます!…そうですね、35年、40周年と
続いていくと面白いですよね。その時は、是非94年度卒の
皆さんも一緒に(ギリギリ、自分が知っている代ですので…)
楽しめると良いですよね。今後ともよろしくお願いします!
>くれさん
いますよ~。俺が知っているだけでも4~5人は…。
何だかんだで、色々な人が巣立っているわけです!