今回の選曲でしたが、やはり TRI4TH ナンバーを中心に、カバー曲やジャズスタンダード曲等を混ぜつつ演奏していった感じでした。前回もやった“Everybody Knows That”や、藤田君作曲の“Hop!”、“Circle”、そしてだいぶ久し振りの“Night Hawks”等、懐かしさも感じつつやらせて頂きました。
前回で何となく気付いていたのですが、普段 TRI4TH でやる時と、今回のようにデュオ編成でやる時は、同じ曲でも演奏の仕方が結構異なるのです。ピアノが勿論ベースラインも担当するのはお分かりかと思いますが、藤田君は2フロントでのサックスという楽器担当であるが故、普段は主旋律だけではなくハモりのパートを吹いたりしているところを、今回は基本的には全て主旋律を吹かなければなりません。その変化は意外に難しく、個人の技術力が問われる状況でもありました。
実は、藤田君とデュオ演奏…というの形態は初めてではなく、むしろ今までに何度かやらせて頂いた事はありました。その時は流石に TRI4TH としての曲はあまり演奏していなかったと思いますが、逆に今回はその時にやった曲も選曲しつつ、お送りしていきました。ビートルズからのカバー曲として“Here,There And Everywhere”や、藤田君の飼っている亀をモチーフ?にしたオリジナル曲“Sakura”等、何だかんだでバラエティに富んだ選曲が出来たように思いました。
ライブ本編の最後には、恐らく、自分と藤田君が最初に共演した時に演奏した曲と思われる、藤田君作曲の“Hawaian's Cafe”をやらせて頂きました。自分の記憶ですと、藤田君と最初に共演したのは2007年8月に、Generation Gap の西日本ツアーでの鳥取にて、その時はゲストとして藤田君が参加した時〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、西日本編(2007.7.28~8.5)参照〕で、その後2、3回くらいは演奏した事がありましたが、今回、本当に久し振りにやらせて頂きました。振り返ってみると、今回は『ふたりフォース』という事の他に、自分と藤田君の共演の軌跡…みたいな側面も含まれていたような気がしますね。色々な要素を楽しめた1日でした。
そしてアンコールを頂きました。実は、最後までやるかどうか悩んでいた曲があり、せっかくなので思い切りました。それが“Dance 'em All”でした(笑)。やるかどうか悩んでいた…というのは、要は2人だけで出来るのか?と思っていたからです。しかし、何とかやれば出来るものなのですね…疲れましたが(笑)。…それでも、やはりこの曲は盛り上がります。やはり TRI4TH という存在に感謝です。改めて、5人いるって素晴らしいという事に気付かされたライブでもありました。それが『ふたりフォース』だったというのも面白い話しですが(笑)、お客さんも、普段の TRI4TH のライブとは違った楽しみを感じて頂けたなら幸いです。この先どうなるかはまだ未定ですが、本家 TRI4TH と共に、今後ともどうぞよろしくお願いします!
☆赤坂 Kuro のHP…http://www.livebar96.com
☆藤田淳之介君のHP…http://www.junnosukefujita.com
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
“Hawaian's Cafe”を聴いたので、ふたりが初めて出会った時のブログも、思わずまた熟読してしまいました。おんぶ合戦、ボウリング大会や砂丘走りなど、今じゃやらなさそう?なことも満タンで、以前読んだ時の記憶が甦るとともに、ふたりのつながりの歴史にも思いを馳せることができて感慨深いです。
機会がありましたら、また「ふたりフォース」聴けると良いです、また私の(一方的に思ってますが)心の友の方々が客席に集ってくることでしょう、楽しみにしてますね。
ニアンスは合っているかもしれませんね。懐かしの曲も
沢山お送りし、ふたりの歴史を振り返れて良かったです。
次の開催に向けて、また一踏ん張りしていければと思います!