昨年までは、わりとコンスタントにライブをやってきたのですが、川上さん自身による活動の変化もあってか、バンドでのライブの数は急激に減ってしまう事になります。…そして、今年の3月に、実に約10ヶ月振りというライブをやり〔彬子ライブ@東京キネマ倶楽部参照〕、今月にまた久しぶりにライブをやる事になっているのですが、今一度ライブに対しての思いや、今後の音楽活動についての思いを聞いてみたくなりました。実は川上さんとは、普段から飲み歩いている仲ではあるのですが(笑)、敢えてこういった話しになる事も少ないので、今回は色々と聞いてみたいと思います。場所は川上さんに大いに所縁のある、Big Mouth というお店(川上さんは昔、ここでスタッフ兼出演者として働いていたのです…今では出演者としてのみ、顔を見せています)のある下北沢の、とある居酒屋にて…。では、始めていきたいと思います。
●日時…2010年7月8日(木) ●場所…下北沢
●お店…ととしぐれ下北沢店
竹内(以下、緑で表示)「緊張してる?」
川上(以下、オレンジで表示)「緊張してます…(笑)。」
「はははは!…らしくねえなあ…。」
「…らしくねえなあ(笑)。何言ってんすか、私、緊張しいなんだから。ビビリーだから!」
「ライブ?」
「…んふ…(笑)。ノーコメントで!」
「あー、だからライブ中に酒を飲んじゃうんですか。」
「…そんな事ない。そうです…って言ったら、それ載っちゃうんでしょ。」
「そうですね。」
「ちょっとこれ(録音機器)、下置きません?」
「なんで?気になる?」
「うん、何かそれに向かって喋ってるみたい…。気になる…。気になる(笑)!」
「え~!…って言ったって、どうすれば…。」
「これ(お手吹き)に包めば良いんですよ。これでレベルでも上げて貰って…」
「レベル上げると、他の人の声も入っちゃうからさ…。じゃあ大きな声で喋って貰って…」
「まあ、慣れますよね!?」
「全然、気にしないで。」
「んー分かった。」
「…そう言えば、今日は大遅刻でしたからね。」
「んー(笑)!!…これ、載りますよね(笑)。」
※説明しておくと、この『奢らせて頂きます』の前の時間に、
2人で曲のアレンジをしようと リハーサル・スタジオに
入っていたのですが、川上さんは40分の遅刻をしでかしたのです。
「載りますね(笑)。」
「それはしょうがないよー。竹内さんが起こしてくれなかったんだから!」
「ええ~!?…無理でしょう。ああ、これでまた信頼関係がガタ落ち(笑)。」
「逆に、ね!?」
「…いや、そういう狙った会話とか…やめておいた方が良いよ(笑)?」
「あーはーはーはーは…(笑)。ちょっと~…。
でも私、間に合うと思ったんですよ今日…。ギリ、5分遅刻かなって…。」
「ふっ…(笑)。…にしては…随分…。」
「そうそう、だから私もびっくりした。」
「は(笑)?…自分の家の遠さっぷりにって事(笑)?」
「そうそう(笑)、町田ってやっぱ遠いなって。」
「アホか今更(笑)!…うーん、やっぱり今日、町田にすれば良かったのかな(笑)。」
「アハハハ!…それは確かにあるな(笑)。」
「まあ、前回が町田だったからなあ…。」
「……(笑)。」
「…喋って喋って!!」
「あ…(笑)。…これ、企画的に大丈夫ですかね(笑)。
これ、アンケートでしょ。私に対する!」
「え、質問しろって事?」
「そうですよ。私についてちょっと質問して下さい。」
「…ふふ、って言うか、明らかに言動と行動が緊張しいに
なってるんですけど。何でですか(笑)!?」
「分かるでしょ?…実は繊細なんだなこの人…っていうのが。」
「いや、たかがこんな…(笑)。ハハハ。」
「アハハハ。なんかー、今までの話しを聞いてるから。凄い企画!…みたいな(笑)。」
「アハハハー、そんなに…(笑)。」
「あの、『奢らせ頂きます』が、ついに私のところにー(笑)!」
「はは、何着てこうかしら…みたいな。…成程、本番に弱いタイプか。」
「違う!それは認めなーい。私、本番に強いタイプって
言われてきてるから。…だって、これリハでしょ?」
「え、なになに(笑)?…いやいやいやいや。」
「まあ、あれですよね。世間話…みたいなので…いいんですよね…?」
「…なんだ…この人。全然生きて無い(笑)、普段の感じが!」
「分かるでしょ?」
「分かる!…アハハハ(笑)。」
「そう、こうやってこの人、損してきたんだなって感じが…
分かるでしょ?…いや、私、損してきたつもり無いから!」
「あれでしょ。作り過ぎてきたんでしょ。構え過ぎてきたんでしょ。」
「私、なんにも作ってない!…むしろ。でも、こうなるかなって予想はしてた。」
「もっと気軽な企画の筈だったんだけどな…。」
----話しを本筋に移して…----
竹内「もう10分経ったからね。」
川上「ちょっと、今回限り、2時間じゃなくて3時間とかにして貰って良いですか?」
「え、…2時間じゃー、私のー」
「…出ない(笑)。もう最初の1時間捨てたから。」
「あっはっはっは!…そんなに…駄目?
もう、2時間をルールにしちゃったからなあ…。」
「2次会ぐらいがいいんじゃないすか?やっぱ。」
「いやいやいやいや、やっぱ、ゼロから上がってくる方がー…。」
「成程ね。酔ってる感が…分かってくる。」
「ある意味、緊張感も素の内じゃないですか?」
「そうなんだよー。意外に真面目だから…私…。」
「……(苦笑)。」
「…(笑)。お替りしようかな、白ワイン。今日は遠慮しないって決めたから!」
「ハハハ。言葉だけ抜き取ると格好良いけどなー(笑)。」
「それでそれでー?」
「まあ、じゃあ本題にいくとして、俺からの質問は…あれですよね。」
「あ、そこいきます?」
「そりゃー、何が話題として相応しいかって…。その為にこの時期を
選んだんだから。まあ、あれですよね。今度のライブに対する抱負ですよね。」
「ほおぉぉふうぅぅぅ!??」
「無い?」
「無い!」
「無いか…。じゃあ、、、終わり(笑)。」
「ちょっと(笑)!…抱負ってそもそも何?…って感じじゃないですか?」
「そう?…ライブに向けて、自分のやりたい事…とか、
こういうライブを作りたいんだ…とかさ。そういう事。」
「えー、なんか。前から思うんですけど…。
なんでー、伝わってないの?…みたいな(笑)。」
「あぁ!?…何!?…意味が分からん、意味が(笑)!!」
「えー!?…なんかー、当たり前に思っている事を、
あーそうだったんですかー、…って言うじゃないですか。」
「え??…誰が?」
「…人は(笑)。」
「あ、人は(笑)。全員?」
「そう、竹内さん然り…。だから、、、よく分からないです。」
「何を言って…(笑)!!…意味分からないんだけど!…何が何が?」
「えっ!?…だからー。言うまでも無くないっすか?みたいな。」
「だから何が(笑)!…主語が無いんだ主語が!」
「あー、だから。そうだよね…。」
「はい?…あっ!…なんで、抱負を言わなければいけないかって事?」
「そうですよ。」
「ははは…(笑)。…話題作りじゃ!!」
「はっ、そうかぁー(笑)♪」
「敢えて言葉にしようとしてるんだよ!」
「そうか。ごめん(笑)!…それは…ごめん(笑)!」
「写真だけより、言葉で伝えた方が、ブログでは分かりやすいでしょ?」
「…で、何の話しでしたっけ。」
「ホーフです。」
「抱負ね…。えー、ホーフー??」
「抱負だよ。何がしたいの?何を伝えたいの?…って。」
「えー、そんな確信に迫るのー?…逆にー!?」
「逆にじゃないだろ(笑)。やっぱ、お客さんって、そこが気になると思うよ。
川上さんは、ただ自分がやりたい!ってだけでライブをやってないんだから、
何かしらライブをやりたいと思う理由がある筈なんだよ、きっと。」
「そうですね。」
「だから、それは何なのか…って。」
「じゃあ逆に聞く。竹内さんは(笑)?」
「あははは(笑)!…何じゃそりゃ!!…で、俺が言った事、
そのまま同じ事で返すでしょ。私もそう思ってった…って(笑)!」
「そうかも(笑)。…いや、何か今、急に聞きたくなった、…逆に(笑)。」
「ったく…。まあ簡単に言うと、俺は今の自分のピアノトリオをやる前までは、それこそ
色々なジャンルのバンドを手伝ったりしてたんだけど、じゃあ、本当に自分のやりたい
事は何ですか?って言われたわけね。…そして、その時答えられなかったのよ。…で、
自分のバンドってのをやれば、やはり自分のやりたい事が直接反映されるものだと
思ったから、だからやってるの。…かと言って、他のバンドも継続してやってる
じゃない?…それで、本当に自分のやりたい事を見つめ直す場所も欲しいから、
今のピアノトリオもやっているわけ。自分の本当に好きな音楽を…という意味で。」
「ふーーーん。」
「もちろん、ただライブをやるだけじゃ駄目だよ。お客さんも来てくれて、メンバーにも
ちゃんとギャラを渡せて、お店の売り上げにもなるようにする。こういう事が出来て、
初めてミュージシャンって言えるわけじゃん。それで、さっき自分はこういう音楽を
やりたい…って言ったけど、それは今言った事も含めての話しなわけで…。所謂
“回らせる”って事。きっと俺は、それも出来なきゃ満足いかないんだよね。…って
言うか、元々そういう事が出来て完成だと思ってる。演奏だけではないんだよね。」
「へーーー。…分かる(笑)!」
「私も…そう思う(笑)?」
「…いやいや、それは嘘ですけど(笑)。でも私はそこまで深いわけじゃなくてー…。
だって私は、自分のやりたい事しかやれないじゃないですか。」
「まあ、そうですかね。」
「ホラ、竹内さんは他に色々やってるから、俺のやりたい事は
これなんだー!…ってのが、あるじゃないですか。」
「まあ、俺はね。」
「でも私、自分の事しかやってないからー…。」
「でも、のんきちさん(加藤望さん)のコーラスとかもやってるじゃん。」
「でも面白いから。」
「成程、それはそれで…。でもホラ、厳密に言えば、
そういうのでやっていきたいわけじゃないでしょ?」
「えー、でも、そういうのだけの生活が今あるわけじゃないからー。」
「でもさ、川上さんのライブは、お客さんも沢山足を運んでくれるしさ、
更には常連さんまでいるわけじゃん。普通はそこまでいくのが大変なんだよ?」
「うーん、まあ。でも生きてて私、大変だと思った事は無いです。」
「あー、、まあ、それはO型だから…(笑)。」
「あ、そうなの(笑)?…だから、ライブに関しても、なんか当たり前過ぎて…。
その…やろうと思ってやっているって感覚じゃないんです。やるべくして
やってると言うか…。だから自分に対して、何の違和感も無いんです。」
「ふーん。でもさ、やっぱり機会があってライブをやるわけじゃん。
今度のイベント、出て頂けませんか~?…みたいな。」
「それもー。自分が欲してて勿論やるんですけどー。そういうタイミングとかも…。」
「えっ、じゃあさ、たまたま1年間何も無かったらどうするの?」
「それは自分が悪いと思う。…か、自分のタイミングが無かったか…。」
「はあはあ、それはそれで受け入れる感じなの?」
「でもたぶん、1年間もやらなかったって事は、自分の中にも色々あったって事ですよ。」
「はー、成程ね。」
「…で、私が思うのは、必要だと思った時に、その事は訪れると思うし、、、」
「ほぉ~。そういう風に言えるようになりたいわ…(笑)。」
「あ、そうですか(笑)?…自由に生きたら良いんじゃないですか(笑)。
…って、もう自由でしょうが!…分からないけど(笑)。
…ちょっと、焼酎頼んでいいすか?」
「ははは、どうぞどうぞ。」
「だからねー、私そう思う。…そのー、聞かれてる事に対して、
いや、私こうなんです!…って思う事も、、、まーあるんですけどー、」
「…何なんだよ(笑)。」
「いや、あるんですけどー。」
「言葉が着地しないよね~(笑)。」
「いや、無いとは言い切れないからー、あるけどー…。でも~…。」
「それは守りですよ。」
「そうなのかな。…いや、そこがね、私、竹内さんと違う所だと以前から言いたい。」
「えー!?」
「その感覚!…そこが何かネガティブだよね。」
「えー、だって、川上さんは逃げ道が欲しいんじゃないですか?」
「逃げ道はあって良いと思う。えー、竹内さんの方が私、逃げてると思う。」
「そうかなー。俺、わりかし、“これはこうです”…って決めちゃうからな。」
「否定されるのがー、…嫌なんです。」
「なんで?…ヘコむ(笑)?」
「ヘコむとかじゃない…。ムカつく!」
「はははは。まあ、誰でもそうでしょうよ!…俺、まだワインにしよーっと(笑)。」
----雑談中----
竹内「じゃあ話題を変えまして…。次のライブがそろそろあるわけだけど、
その次はどうするのかなって…。って、考えて無さそうだけど…。」
川上「考えて…無いです(笑)。」
「ん、じゃあ終わり(笑)。なるようになる…って感じかね。いつものように…。」
「フフ…(笑)。なんかー、そこが難しいところで。
それを人に言われると…。いや別に?…みたいな。」
「何だそれ。ただの天の邪鬼じゃないか(笑)。まあ、俺もそういう部分はあるけど…。」
「何なんでしょうね。見透かされてるのが…。」
「見透かされるのが嫌だって事なのかねぇ。」
「でもー、否定って、逆に諦めではないじゃないですか。
…だから、ある意味良いのかもしれないね。」
「まあ、“好き”の反対は“無関心”だって言うしね。」
「え゛ーー!!…そうなんだ…。難しいね。」
「…そう言えば、音楽始めた切っ掛けなんて言うのは…。」
「…聞きますか(笑)?」
「だって、まだ尺が足りてないもん(笑)」
「まあ、音楽はー、ピアノが一番最初なんですけど。」
「…まあ、そうでしょうね。」
「お姉ちゃんがやっているのを見て…。お父さんもファゴットとかやってたから…。」
「へー、また渋い楽器を…」
「そう…、やってて、長女はフルートを習わされて…みたいな。で、私は、
『アッコちゃんはピアノやるー!』みたいな感じで始めたんです。」
「ふーん(笑)。でもまあ、よくある感じだよね。」
「うん、…でも私ー、歌に全っ然興味無かったんです。…これっぽっちも。」
「ほー、ピアノだけ。」
「まあ、それも後から聞いた話しで…。自分から言ってやり始めたのは覚えて
いるんですけど、物心付いた時には、強制的にやらされている的な…。」
「あー、まあ、ピアノって、大体そうなるんだよなー。」
「…で、高校に入って吹奏楽部に入って、私はオーボエを始めるんです。
それで卒業して、1年間全く音楽をやらなくなったんです。ピアノも。」
「ふーん。」
「そん時に、、、はっ!…音楽やろう!!…みたいな…。
私。音楽好きだったんだ!…みたいな。」
「でも、カラオケとか行ってたわけじゃなくて?」
「殆ど言った事無いですね。高校の時も、部活が忙し過ぎて…。」
「へー、何やってたの?…寝てた(笑)?」
「寝てたかもね…(笑)。まあ、バイトしたり、遊んでたり…。飲ん…(笑)。
でも私、あの時は衝撃を受けましたね。歌…あったんだ!…みたいな。」
「何か切っ掛けがあったわけですか。」
「友達のバンドを見て、それで…ですね。」
「ふーん…。それで Big Mouth に出るわけですか。」
「いや、まだやり方が分からなかったから。歌がいいなとは思ったんですけど…。」
----雑談中----
川上「あの、今回の飲み会、やめませんか?」
竹内「ははは、何で?自分的に話しの流れが納得かいかない(笑)?」
「またの機会が欲しいんですけど。」
「駄目です。」
「えー、またやろうよー!」
「駄目でしょうよ。1回目だからこそ良いんでしょうが。」
「私が御代、半分出すから(笑)。」
「ははは!…企画完全無視(笑)!…却下します。」
「何その顔…。ムカつく…。
…竹内さん!?、、、眠たいでしょ?」
「…はい。…分かる?」
「ちょっとー、何なんですか、そのリラックス具合!?…委ね過ぎでしょ相手に!」
「だって、今日は朝が早かったんだもん…。振り返ってみたら、
『奢らせて頂きます』の前回も、前々回も寝ちゃっていたな…(笑)。」
「まあ、今日はしょうがないか。リハもあったし…。」
「ちょっと待って…。じゃあ、他に何か質問…。何があるかなー。」
「もう、今日は3行くらいで終わっていいですよ。」
「…あ、そうだ。川上彬子バンドのメンバーそれぞれに対して一言!…お願いします。」
「ありがとう。」
「いや、それぞれに対してだよ?」
「えー…!」
「かー君(山口和也君)、ありがとう?」
「そーき君(木村創生君)、ありがとう、卓(相澤卓也)さん、ありがとう…」
「1人1人に対して、違うメッセージを言って貰って良いですか?」
「意見を?」
「普段言えない事を、ここで!…ははは(笑)。」
「超恥ずかしい。」
「言えるかね。例えば、卓さん、その帽子は…みたいな(笑)。」
「いやいや…。卓さんはー、ああ見えて、ホントに気ぃ遣いぃですから。」
「ああ見えて…って。めちゃめちゃ気遣いだから。一番、気を遣ってる人でしょ。」
「ねー。」
「やっぱ、あの人がいるから、このバンドって回れるんだろうな…って。」
「そうなの?…そこまで?」
「いや、ホラ、俺ってどちらかって言うと掻き乱すポジションにいるじゃん?」
「それも予想外でしたけど、本当にそうでしたね。」
「掻き乱した方が楽しいかな…って思っちゃったからさ(笑)。」
「はは、やんちゃか!」
「おお。」
「まあ、卓さんは、最初から“飲み会の人”って感じだったら…。
前から知り合いだったしー。だから、何の不安も無かった…って感じです。」
「でもそれは、卓さんがそういう振る舞いをしてるからでしょ。」
「そうですけど。…でも、そういう感じとか、人間的に好きですよ。」
「うん。まず、自分を落として人を笑わせる…という事の美しさ…(笑)。」
「ふふ…」
「自分を踏んで大きくなれ!…みたいなスタンス。日本の美ですかね(笑)。」
「褒めるね~。よし、次行こう!…次…。かー君?」
「かー君ですね。」
「かー君はー、最初はもっと怖かった、初印象は…。」
「初印象?…第一印象でしょ(笑)?」
「そう、初対面は…。なんか、ライオンみたいな人だな~って。
髭も生えてたし…。今より太ってたと思うし…。」
「川上さんが、いつの間にか大きくなってしまったのかね。横に…。」
「コラぁっ!…で、だけど、意外に可愛かった…っていう。
アキちゃーーん!…みたいな。よしよしよし♪…みたいな。」
「何のこっちゃ。」
「でも、かー君で、ようやくギターが落ち着いたからね。」
「まあ確かに。良かったね、ホントに…。」
「で、そーき君?…そーき君は、ライブハウスで出会ったんです。」
「へー。ライブハウス?」
「青山の、とあるライブハウスで一緒にセッション、しかも自分の歌を
やった事があって、それで、ああ、タメですね?…って事になって…。」
「面白いねぇ。」
「そう、それで仲良くなって…。それで、竹内さんは、、、」
「ちょっとちょっと…、そーき君が、ただの出会いだけになってるけど…(笑)。」
「あ、でもその出会いから1年くらい、そーき君とは音信不通だったんです。」
「音信不通…って、連絡取らなかっただけでしょう?」
「まあ、そうですけど。…でもそれで、またライブハウスでバッタリ
出会ったんです。その時、私プロデューサーの人がいて、
アニメソングのCDも出していたんですけど…。」
「あ、“鎖”だ。」
「そう、“鎖”。でも、徐々にその人とは会わなくなってきちゃって…。
で、そーき君と再会して、…私、同い年同士で音楽をやりたい!
…って言って、それで一緒にやるようになったのが今のメンバーです。」
「ふーん。俺。同い年じゃないけどね…(笑)?」
「え、タメでしょ(笑)?…私はタメだと思ってる(笑)。」
「ふふん…(苦笑)。」
「そう。それで、そーき君に竹内さんを紹介して貰うんだけど…。『いやー、竹内さん
クラシックの人だから、やってくれるか分からないよ?』って話しを聞いて~。」
「クラシックの人!?…何それ(笑)。」
「いや、ポップスとかやらない人だから、引き受けてくれるか分からないよ!…って。」
「まー、見る目ない事(笑)。」
「それで、音源聴かせてからじゃないと分からないよって言われて、、、」
「そうそう!…まず音源聴かせられた気がする。それで決めて下さい…って。」
「それで、これで駄目だったらしょうがないねー、みたいな事を
言ってたんですけど、やってくれるよって言われて、マジでー!みたいな。」
「それ、ライブに来てくれた後の話しでしょ?」
「見に来た…って、私、Big Mouth 時代に竹内さんの演奏、何回も見てますし。」
「いやいや、あの大塚 Welcome Back での、ボーカルの Dynamite Miki さんとのライブ
〔竹内大輔の写真日記(~2009)、Sexy Dynamite Boys(笑)ライブ参照〕。」
「そうそう。そうですよ。…竹内さん、マジで印象が違う…。」
「何?…あー、Big Mouth の最初の印象と?…ははは(笑)。」
「一番最初の時、お店がちょっと混んでたんですよ。それで、うちにとっては
男の人のキーボードって珍しいし、お店も混んでたし…。どう扱うの?みたいな(笑)。」
「は?…俺を?」
「なんか…。賄い…、この人、食べんの?みたいな(笑)。」
「ははは(笑)。食べてたでしょ?」
「食べてた(笑)。なんか、難しい感じの人なのかなー…って。…で、それで
何回か見てて、自分がバンドやろうって、そーき君に話しをしていた時に、
竹内さん、一緒にやってくれたら面白いね…って、言ってたんですよ。
そしたら、そーき君と竹内さんと Miki さんが同じバンドでライブをやってた
…って事に衝撃を受けて、、、わー!面白かった!…っていうね。」
「成程…。縁ですね~。」
「縁ですね~。」
「まあ、今のメンバーで結構落ち着いた…ってところはありますよね。」
「うん、もう変えない…。変えないと思う私は。」
「まあ、こうなってくると、変えるのもまた面倒になってくるしな…。」
「でもー、私は前はー、ちょっと怯えている雰囲気があったんですけど…。」
「知ってますよ。」
「えー!何で知ってるのー!?」
「だって、結局この子は何がやりたいんだ…って思ってたもん。
意見言わねーし、こちらが言った事に対しても、『はい』…としか
言わないし…。『はい、そう思います!』って(笑)。イエスマンか!」
「私、イエスマンです。」
「はっはっは(笑)。ま、今では少しは良くなったかもだけど…。」
「でも…、私は。いいと思う!」
「何が…?…濁すねぇ~(笑)。」
「何で伝わらないか…って言う…(笑)。」
「はは、じゃあ、今の『私、いいと思う』で今回の締めにいこうか?」
「えー、それは良くない!…なんか調子乗ってるみたいじゃない?」
「別にそう思わないよ…。そういう事にしておけば良いじゃん。」
「じゃあいい、、、。…ええー!?」
「要は自信が無いのか?…自信が無いから、言葉の節々に守りを作ろうとして…」
「自信は…無いよ。…私の人生のテーマは、平等だから!」
「ふふ、O型は皆そう思ってる(笑)。」
「嘘~!?…竹内さんは、そう思ってない!」
「思ってるよ。平等だから言っちゃうんだもん。なるべく気を遣わないように…。
だって、気を遣うって平等じゃなくない?…それを目指しているところはある。」
「じゃあ、平等に気を遣えばいいじゃん。」
「疲れるじゃん(笑)。」
「んー、まあね。性格的にはね?…そこが私と竹内さんと違う所だ。」
「腹立つー!」
----締めに向かって…----
竹内「そろそろ締めの言葉を…」
川上「ちょっとー、今までの会話を聞く事は出来ないんですか?」
「イヤホン持ってきてないしね…。じゃあ、さっきの『私、いいと思う』が
締めの言葉って事にしておきますかね(笑)。」
「それで終わるの?…ちょっと…どうするの?」
「えー、じゃあ、川上さんが若干テンパっているようなので…、」
「え、やだ、そんな終わり方。」
「ははは。」
「テンパった事ないし。」
「いや、昨年の Morph のライブ〔竹内大輔の写真日記(~2009)、
川上彬子ラストライブ『akiversary』参照〕でのあなた、相当テンパってた(笑)!」
「何それ?…1年前のやつ?…一番駄目じゃん!」
「アンコールは…ありません!…とか言ってて(笑)。え、でも~…みたいな(笑)。」
「でも、皆の愛情を感じたから、私。」
「あっはははは(笑)!」
「私、皆の愛で生きてるから。」
「はははは。じゃあ、そういう事で良いですか?」
「フフフ(笑)。…私~、皆の愛で生きてるから~~!!」
☆本日の注文品
・エビス生中(550円×2点)…1100円
・刺身2人盛り、特上…2880円
・山芋と大根サラダ…880円
・チーズの味噌漬け…480円
・アサリバター…880円
・生カキ180(180円×2点)…360円
・白ワイン・グラス(530円×4点)…2120円
・富乃宝山・ロック(530円×2点)…1060円
・甚七・ロック…530円
・スプモーニ…550円
計10740円!…奢らせて頂きました!!
☆彬子さんのブログ…ameblo.jp/akiranochikara/
☆Sublime(ととしぐれの経営母体)のHP…www.32lime.com/
B型万歳\(^o^)/
分かる(笑)。まあ、これがO型同士の実態ですわ。
年上万歳(笑)!!
>にーにさん
長文の分析、ありがとうございます(笑)。自分でも、
改めて気付かされる部分が多かったようにも思えた今回の
『奢らせて頂きます』でしたが、何だかんだで、自分の
音楽に対する思いまで喋ってしまう事に…。やられました(笑)。
さて、こちらのバンドの行方はどうなっていくのでしょうか。
また長い目で見守って頂ければと思います。書き込みどうもでした!