ツアー・ファイナルの1月22日は、朝から、とにかく楽しい時間を過ごそう…という考えでやってきました。勿論、緊張する部分もありましたが、いざ多くのお客さんに迎えられてライブのステージの上に立つと、自然とパフォーマンスに集中して力を注ぐ事が出来るのです…。CD『AWAKENING』の世界観はとにかくハードで(笑)、途中は体力との勝負になるかもしれないと思ったものでしたが、最後まで駆け抜ける事が出来ました。
選曲は勿論、CD『AWAKENING』に収められている曲が中心となりましたが、今年はバンド結成10周年であると共に、攻めの活動の年にしたいと決心している時でもあります。そんな想いも込めて、久し振りに 1st.CD『TRI4TH』の中から、“Little Italy”と“BMW の女”をお送りしました。特に前者は、現在の TRI4TH の音楽感に寄りそうようなアレンジを施し、また異なったイメージでお届けする事が出来たのではないかと思います。
選曲の部分でも攻めていましたが、曲に向かう姿勢という部分では、1ステージ目の最後にお送りした“TKO”でもお客さんを立たせて、ダンスタイムにさせたというのも、ある意味で目新しかったかもしれません。これまで着席スタイルのライブでも、後半でお客さんを立たせて盛り上がるという流れはよくありましたが、1ステージ目でも行ったのはこれが初めてだったように思います。TRI4TH の魅力の1つである、着席スタイルでも立席スタイルでもどちらもで楽しめるという側面を、そのまま1つのステージ内に凝縮して披露させた形になりました。勿論、結果は良好でした。
2ステージ目では、ラスト3曲の時点でダンスタイムへと突入させました。このステージの中間部分で演奏したのが、前述の“BMW の女”でしたが、この曲が終わって“Moanin'”に傾れ込んだから、ラストスパートへと発進していくのでした。客席の様子は、ステージ上から見ても圧巻の一言で、こちらもテンションが上がっていきます。演奏にもその様子は表れており、その音にお客さんも素直に反応してくれて、更なるテンショングラフの増加に繋がるのです。
“Moanin'”の次は“Tick Tuck”…。この曲も、今まで以上に激しめでお送りしていったように思いますが、そのままのテンションでピアノの16連打イントロ、“Freeway”へ突入していったのですからビックリです(笑)。この時点で、明らかに自分もスタミナを使ってしまっている筈ですが、最後の曲とばかりに全力でイントロを弾かせて頂きました!…そしてここでもまた盛り上がって頂けて、そのままの熱量でラストに向かえたのです。本当にやり切った感覚がそこにはありました。
…そして、大きなアンコールも頂けました。1、2ステージと振り返って、殆ど力は使い果たしてしまっている筈ですが(笑)、不思議とまだまだいけるような思いにもなりました。今回のアンコールは“TRY AHEAD”、そしてお馴染みナンバー“Dance 'em All”。言うまでも無く、どちらも激しいナンバーですが、2曲続けてお送りさせて頂きました。皆が燃え尽きた…と言ってましたが、正にその通り(笑)。お客さんも盛り上がり、自分達も盛り上がり…、最高の時間ではないですか。本当に楽しい時間を過ごせました。このようなライブを実現する事が出来て、改めて皆さんに感謝です!
ライブが終わると、心地良い疲労が漂ってきましたが、前述の通り TRI4TH は今年結成10周年を迎えます。早速、新録された“Dance 'em All”の7インチアナログが限定リリース(tio というバンドの曲とのスプリットアルバム)されるとのアナウンスもあり、今後を楽しみにして頂きたいと思います。それに伴うライブも色々と決まってきており、まずはその7インチアナログが発売となる2月21日(日)渋谷 www、そして Primitive Art Orchestra との2マンライブとなる4月1日(金)代官山 unit、それぞれどうぞチェックしておいて下さいませ。
我々 TRI4TH としても、これからの活動に向けて、しっかりと準備を整わせて臨んでいきたいと思います。これからの発表にも御注目下さいませ。まずはツアー・ファイナルが無事終了という事で、皆さんありがとうございました!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆Motion Blue Yokohama のHP…http://www.motionblue.co.jp
盛り上がった素晴らしい空間に、たくさんのお客さん、そしてお食事中の織田氏の名作写真も…また5人に会いに行きます。足腰鍛えて(笑)その日を待っていますね。
ライブにお越し頂き本当に感謝です。自分達の成長も、その
途中途中で垣間見れるようなツアーになったのではないで
しょうか。今後も自分達の活動は攻めの姿勢でやっていきます。
そして、また新たな写真に御期待下さいませ(笑)♪