久し振りにお会いした DJ f-p 君のパフォーマンスを聴きながら、自分達のステージへと移っていきました。ジャズスタンダード曲の“Caravan”で始まり、ミキヤがそれまで作曲をしてきたオリジナル曲も演奏していきます。これまで、結果的にデュオという編成になった事はあったものの、最初からデュオライブと銘打ってミキヤとライブを行うのは今回が初めてだったのではないでしょうか。新鮮な気持ちもありつつ、慣れている部分もありつつ、何だか不思議な感覚でもありました。
そして彼の父親である、さばいばるいとうさんのステージも盛り込みます。ここでは自分達がゲストのような形で加わりましたが、この子にしてこの親…(笑)、やはり伊藤家は個性の強い人が集まっていると感じさせられました。いわゆるステージ上での演奏パフォーマンスなわけですが、その事がしっかりとミキヤの激励に繋がっている気もしたのでした。
ステージの後半戦では、オリジナル新曲にも挑戦してみたりしました。その他はカバー曲ばかりでしたが、それもまたミキヤの持ち味の選曲です。ラテン色の強い曲もあれば、曲調そのものより歌の内容を重要視するような選曲の仕方…。これまで共にライブをやってきた集大成として、この日に掛けたのではないかと思います。MCは相変わらず早口でしたが…(笑)。
アンコールも頂きまして、これまで自分達が何度も取り上げ、そしてその都度自分達を成長させている“Spain”を演奏しました。お互いに激しめの姿勢であり、即興感溢れる、なかなか遣り甲斐のある時間だったのではないかと思います。言葉は交わしませんが、曲で会話をしていけるような、そんなミュージシャンにこのまま育って貰いたいものですね!
気付けば時間は23:00近くになっていました。始まったのが20:00でしたので、いつの間に…という感じではありましたが、終わってみればあっという間でした。そしてこの瞬間は、自分がミキヤと出会ってから現在までの時間も、あっという間だったという感覚にも繋がりました…。これからニューヨークに行って大いに活躍して貰い、長年滞在してから日本に帰ってくる際に、向こうのミュージシャンからも「ミキヤと出会ってからあっという間だったよ」と思わせるような人間になって貰えたらと思います。くれぐれも気を付けて!…そして、向こうでは今度こそ会いましょう(笑)。お疲れ様でした!
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